人事事務の派遣

採用、給与、社会保険など、「人」に関わる業務で企業の根幹を支える。

人材募集・応募受付・選考補助などの人事採用関係、給与支給額計算・明細書作成・年末調整などの給与計算関係、社会保険や雇用・労働保険に関する各種手続きといった、人事セクションならではの専門知識・経験を活かした業務にあたります。会社によってその業務範囲は異なりますが、コミュニケーション能力や順応性、そして派遣先企業においてチームワークを大切にし、円滑に仕事をこなせるヒューマンスキルが求められます。

人事事務 (保険・税金関係)のお仕事解説

働いている私たちすべてに普遍的に関わりのある保険と税金。それだけに社会保険関係のお仕事は業界や会社の規模を問わず、常に安定したニーズがあります。年令を問わず活躍できて、私たちの生活に欠かせない様々な知識が身に付くといったメリットも多いので、物事を学ぶ意欲のある方には挑戦しがいのあるお仕事です。近年注目を集めている社労士の資格を取得すれば、さらに活躍のステージは広がります。

業界の傾向について

業界や企業の規模を問わず、常にニーズのあるお仕事

会社で働いている人のすべてが対象となる社会保険や労働保険。したがって保険や税金に関連した事務のお仕事は、業界の種類や企業の大小を問わず、必ずニーズがあります。主な業務は派遣先企業に勤めている人の社会保険(健康保険、厚生年金保険、介護保険の3種類)と労働保険(雇用保険、労災保険の2種類)の書類作成補助や保険料の計算、年末調整業務など。でき上がった書類を社会保険事務所やハローワーク、労働基準監督所といった担当機関に届けることもお仕事のひとつです。年間を通して仕事の滞りがないため、派遣の期間は1~2年の長期という場合がほとんどですが、入社のピークとなる春と秋、または年末調整時期の2~3ヶ月間のみといった短期の依頼も増えています。また、勤務時間が短い仕事があったり年令を問わない業務なので、結婚した後も続けている方が多いことも特徴と言えます。

求められるスキルや能力

集中力から秘密保持まで求められるのは堅実さ

保険・税金のお仕事で必要なのは、まず集中力。書類のチェック、入力、照合業務を正確に行うことが主な業務となるからです。とくに役所に提出する書類の記入ミスは許されません。必要事項が正確に記入されているか、名前のふりがなに記入漏れがないか、印鑑の位置は正しいかなど、数百人分の書類をチェックするようなケースも珍しくありません。また、書類を通して個人のプライバシーに深く関わるのでしっかりとした管理能力や秘密保持能力も問われます。さらに、国の方針によって保険に関する法律も年々変わるため、常に勉強し、知識をアップデートしておくことも必要です。こうして見ていくと未経験者から正社員としてこのお仕事に転職するのは難しいようですが、派遣なら未経験の方にも門戸の広い業務です。このお仕事の魅力は、「保険って何だろう」という労働環境の中で最もベーシックな部分を学べること。さらにお仕事の現場で得た知識を自分の生活へフィードバックできることです。小規模な会社の場合には任される仕事の範囲も広くなるので、やりがいという点でも申し分ないでしょう。

これから挑戦したい方へ

これから挑戦したい方は、社労士の資格取得がおすすめです

未経験でこのお仕事に挑戦してみたい方には、社労士(社会保険労務士)の資格取得がおすすめ。この資格があれば、企業から戦力として認識されることが多く、よりスムーズに保険・税金関係のお仕事に就いていただけます。また、社会保険や労働保険の手続き代行やコンサルティングができるなど、人事労務のスペシャリストとして活躍のチャンスが大きく広がります。資格試験は年に1回。年々難関になりつつありますが受験者数は増加傾向にあります。このように、保険・税金のお仕事は常に「学ぶ」こととワンセットになっています。地道に勉強を積み重ねる努力ができる方なら、どなたでも道は開けます。パソナでも未経験の方を対象に講座を実施しておりますので、興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

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