経理事務の派遣

伝票の起票や入出金管理など、企業の経営活動を支える幅広い業務。

取引収支や経費に関わる入金・出金の管理、伝票仕訳などの日常的な出納業務から、帳簿作成、試算表作成、月次決算、年次決算に至るまでの会計業務に携わります。給与計算や年末調整などにあたる場合もあります。企業の業種・規模を問わず年間を通して安定した就業機会のあるお仕事です。経理レベルの基準とされるのは簿記2級以上ですが、経験や意欲を優先する企業が多いようです。パソコンスキル、特にエクセルが使えると仕事の幅が広がります。

経理事務 (決算業務)のお仕事解説

伝票の起票や入出金管理など、企業の経営活動を支える幅広い業務

経理は年間を通してニーズの高いお仕事ですが、とくに決算期にあたる時期には決算書の作成まで経験のあるスタッフの方へのニーズが多くなります。そこで、決算業務とはどのようなお仕事なのか、どのようなスキルが求められるのかを、検証してみました。スキルアップを目指す人、必読です。

求人が増える時期と求められるスキルの傾向

中間決算のシーズンに即戦力が求められている

規模を問わず、企業があるところに経理は必ず存在します。つまり経理のお仕事へのニーズは通年を通してあるわけです。そんな中でも、中間決算を行う企業が多い、9月や年次決算期の2月、3月はニーズが特に高まります。決算業務とは、決算書作成、つまり株主や債権者など外部に報告するための書類を作成するお仕事です。貸借対照表、損益計算書などがそれにあたります。通年を通して求められるのは、勘定科目毎に取引を貸方・借方に区分する「仕訳」から、記帳ミスをチェックする「試算表作成」までのお仕事ですが、さらに正確な財産と儲けを明らかにする「決算書」は、会社の経営資料となる大切なものなので、ここまで行うためには、経理の知識と経験が必須となってきます。求められるスキルレベルがグッと高くなるのも、このお仕事なのです。

企業のニーズと求人の傾向

IT関連のベンチャー企業からのニーズが特に増えている

決算シーズンには、企業規模や業種を問わず、多くの企業で、派遣スタッフのみなさんが活躍しています。中でも、IT関連のベンチャー企業からのニーズが増えているのが目立ちます。これらの企業の場合、人材不足という問題を抱えているところが多く、仕訳から決算書まですべてを任せることができる人材への期待が大きいからです。また、ベンチャーに限らず、各企業においても正社員として採用し、決算書まで行える人材をいちから育てることが難しいというのが現状です。だからこそ、即戦力となる派遣スタッフへのニーズが高まっているのです。このお仕事には、第一に経験が問われます。大体3年以上が目安ですが、ポイントとなるのは、「どれくらいの規模(売上高)の企業で」「どれくらいの範囲の仕事を」してきたかということ。また、日商簿記検定のレベルで言えば、2級以上にあたります。しかし、検定資格はあくまでも目安。資格がなくても、経験があれば需要はあります。

求められるスキル

高度なレベルを目指すなら人とのコミュニケーションを大切に

数字に強く、テンキーの入力スピードが速く、正確であることは、経理のお仕事の基本。しかし、より高度なレベルを目指すなら、周囲の人とのコミュニケーションをはかれることも必要不可欠です。関係部署とのやりとりが業務上さらに必要となるからです。決算書を作成することは経理業務の流れの中では、ゴールにあたるわけですが(その先の税務申告は税理士などが担当することが多い)、将来的には、決算書を見て、次の予算まで考える力を持った人、つまり財務分析ができるくらいの人が求められるようになるでしょう。このように経理のお仕事は、経験を積んでいくことによって、着実にスキルアップしていくことができます。未経験の方は知識の裏付けとして、日商簿記検定の資格を取っておくことをおすすめします。そして多彩な企業で、さまざまな人たちと一緒に多彩な経験を積んでいければチャンスは広がるでしょう。

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