フリーターと派遣の違いとは?
メリットや注意点、派遣登録方法も解説

更新日:2026年06月09日

制作:パソナ編集部

このままフリーターとして働き続けるか、派遣スタッフとして働くかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。

フリーターと派遣はそれぞれ雇用形態や契約、お給料の仕組みに違いがあり、自分に合った働き方を選ぶためには、あらかじめ理解しておくことが重要です。

本記事では、フリーターと派遣の主な違いや派遣を選ぶメリット、派遣登録の流れについてわかりやすく解説します。

フリーターと派遣の主な違い

フリーターと派遣は、雇用形態・契約やお給料・福利厚生、仕事内容やお仕事を探す方法が異なります。それぞれの特徴を把握したうえで、自分に合った働き方を検討していきましょう。

雇用形態・契約

フリーターと派遣の違いの一つは、雇用契約を結ぶ相手です。
フリーターは、勤務先の企業と直接雇用契約を結ぶ働き方で、業務指示やお給料の支払いも勤務先企業が行います。
一方、派遣スタッフの場合、派遣会社(派遣元)と雇用契約を結び、派遣先企業で働く間接雇用です。業務指示は派遣先企業から受けますが、お給料の支払いや社会保険の手続きなどは雇用元である派遣会社が行います。

お給料・福利厚生

派遣スタッフは、専門的な業務やスキルを活かせるお仕事が多く、フリーターと比べて時給が高くなる傾向があります。
また、長期・フルタイムのお仕事も豊富に取り扱っているため、社会保険の加入条件を満たしやすい点も特徴です。

福利厚生についても、フリーターは勤務先の規模や規定によって対象外となる場合もありますが、派遣スタッフは派遣会社(派遣元)の制度を利用できます。

たとえばパソナでは、独自の特別有給休暇制度、定期健康診断へのオプション追加、2,600以上の無料eラーニング講座、様々なイベント、リフレッシュ優待など豊富なメニューを取り揃えております。

仕事内容

フリーターはルーティンワークやマニュアルに沿った業務が中心となる場合も多く、接客や販売など、未経験から始めやすいお仕事が充実している点が特徴です。

一方、派遣スタッフは、営業事務や経理事務といったオフィスワークのお仕事が豊富で、実務を通じて専門的なスキルを磨きやすい環境で働けます。

また、派遣スタッフは契約によって業務範囲が明確に定められているため、担当業務に集中しながら、自身の専門性を高めていきやすい働き方といえるでしょう。

お仕事を探す方法

フリーターの場合、お仕事を探す際には、求人媒体から自身で情報を探し、応募から面接の日程調整までを1人で進めなければなりません。

一方、派遣スタッフは派遣会社に登録することで、業務経験やスキル、希望条件に合ったお仕事を担当者から提案してもらえます。担当者からお仕事探しのサポートを受けられるため、自分に合ったお仕事を効率的に見つけやすくなります。

フリーターから派遣にシフトするメリット

派遣スタッフはフリーターと比べて、お給料が高い傾向にあることや、お仕事で悩んだ際に担当者へ相談できることなど、さまざまなメリットがあります。

ここでは、具体的なメリットを紹介していきます。

お給料が高い傾向にある

派遣スタッフはフリーターと比較すると、時給水準が高くなりやすい傾向にあります。派遣のお仕事では、一定のスキルや実務経験が求められるケースも多く、それに応じて時給が高めに設定されることがあります。
また、専門知識を活かせるお仕事も多く、個人のスキルや経験に応じた時給が設定されやすい点も特徴です。

さらに、実務経験を積みながらスキルを高めることで、より専門性の高いお仕事へステップアップできる可能性もあります。なお、フリーターも派遣スタッフも時給制で働くケースが一般的ですが、パソナでは、時給制により勤務時間に応じて収入が変動しやすいという課題を解消するため、派遣業界で初めて月給制を導入しています。月給制で働ける可能性がある点も、派遣の魅力の一つです。

派遣会社の担当者にお仕事の悩みを相談できる

派遣スタッフは、就業中の悩みや困りごとを相談しやすい環境が整っています。派遣会社の担当者が間に立ち、派遣先への条件面の確認や就業環境の調整をサポートしています。

また、今後のキャリアに迷った際には、キャリアサポートを受けながら将来を見据えた働き方を考えることもできます。
現在の仕事内容や職場が合わないと感じた場合は、自身の希望や適性を踏まえて、別のお仕事を紹介してもらうことも可能です。

なお、パソナでは、ご就業中の方を対象に、キャリアコンサルティング関連の有資格者によるキャリア相談を実施しています。対面・オンライン・電話など、ご都合に合わせた方法で相談できます。

自分に合ったお仕事を探しやすい

派遣会社に登録し、経歴や希望条件を共有することで、自分に合ったお仕事を紹介してもらいやすくなります。また、定期的にプロフィールや保有スキルを更新しておくことで、派遣先で得た経験やスキルに応じた、より条件の良いお仕事の提案を受けやすくなります。

現在の就業期間が満了する際には、これまでの経験や希望条件を踏まえて、次のお仕事に向けたサポートが行われることもあります。

また、“柔軟な働き方” と聞くとフリーターをイメージする方もいるかもしれませんが、派遣でも、週4日勤務や時短勤務、リモートワーク可能なお仕事など、柔軟な働き方ができる求人があります。仕事とプライベートのバランスをどのように取りたいか、希望する働き方を事前に担当者へ相談しておくとよいでしょう。

未経験からでもオフィスワーク・事務職にチャレンジしやすい

派遣は、未経験からでもオフィスワークや事務職にチャレンジしやすい点も特徴です。オフィスワーク未経験の方でも、派遣会社が用意するPCスキルアップ講座やビジネスマナー研修などを通じて基礎知識を身につけ、実際のお仕事に活かしながら働くことができます。

たとえば、一般事務からスタートし、実務経験や経理知識を身につけることで、経理事務など、より専門性の高い職種へステップアップできる可能もあります。未経験の職種にチャレンジする際には、資格取得支援やスキルアップ支援が充実している派遣会社を選ぶことも大切です。

パソナでは、語学やビジネススキル全般、資格試験対策、おとなの教養講座まで、約2,000タイトル以上のeラーニング講座や、IT・DXスキルを学べる講座に加え、キャリア・マナー講座など幅広く学べる環境を用意しており、自分のペースでスキルアップを目指せます。

フリーターから派遣にシフトする際の注意点

派遣にはさまざまなメリットがある一方で、一定期間ごとの契約更新があることや、同じ派遣先で働ける期間に制限があること、契約期間の途中で退職がしにくい点には注意が必要です。

派遣へシフトチェンジする前に、あらかじめ理解しておきましょう。

一定期間ごとに契約更新のタイミングがある

派遣スタッフもフリーターと同様に、一定期間ごとに契約更新の有無を確認するタイミングがあります。一般的には1ヶ月や3ヶ月ごとに契約を確認するケースが多く、今後のキャリアや希望条件に合わせて働き方を調整することも可能です。

また、派遣先企業のプロジェクト変更や業務体制の見直しなどに伴い、契約が満了となる場合もあります。派遣会社の担当者と連携しながら更新の見込みを把握しておくことが大切です。

同じ職場の同じ部署で働ける期間に制限がある

派遣スタッフとして同一の組織単位(部署)で働ける期間は、労働者派遣法により原則として最長3年までと定められています。通称「3年ルール」と呼ばれる仕組みで、ひとつの職場で長期的に働き続けたいと考える方にとっては、期間が限定される点が懸念材料になりやすいでしょう。

ただし同じ職場で3年間の派遣期間が終了する見込みとなった際、就業継続を希望する場合は、以下のいずれかの措置を相談できます。

  • 派遣先への直接雇用の依頼(派遣先が同意すれば、派遣先の社員に)
  • 新たな派遣先の提供
  • 派遣会社での無期雇用
  • そのほか雇用の安定を図るための措置(紹介予定派遣の対象となることなど)

ひとつの職場で継続する道を探るほか、新たな派遣先で多様な経験を積むなど、希望に合わせた柔軟な働き方を選びやすい点も派遣ならではのメリットともいえるでしょう。将来のキャリアプランを見据えたうえで、長期的な視点でどのように働きたいかを、担当者と相談しながら決めていくことが重要です。

契約期間に沿って働く必要がある

派遣スタッフは、契約で定められた期間に沿って働くことが前提となるため、契約期間の途中で退職がしにくい点には注意が必要です。やむを得ない事情がある場合は、まず派遣会社の担当者に早めに相談することが大切です。自己判断で派遣先へ直接連絡するのではなく、派遣会社を通じて対応しましょう。

また、派遣のお仕事を始める際には、契約期間や業務内容を事前に確認し、無理なく働き続けられるかを考えたうえでエントリーすることが大切です。

フリーターから派遣スタッフになるための方法

フリーターから派遣スタッフを目指すには、まず派遣会社へ登録することから始まります。

ここでは、派遣登録からお仕事開始までの流れを順番に解説します。

1.派遣会社に登録する

派遣スタッフとして働くには、まず派遣会社のホームページから登録を行うことが最初のステップです。登録画面では、氏名や住所などの基本情報に加え、これまでのアルバイト経験や職歴、お仕事の希望条件などを入力します。

Web登録は、PC・スマートフォンから24時間いつでも手続きできます。派遣会社によっては、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要になる場合もあるため、事前に準備しておくと、スムーズに進められるでしょう。

2.担当者と面談を行い、希望条件や職歴を伝える

プロフィール入力後は、派遣会社の担当者と面談を行い、これまでの経歴や今後の希望条件を共有します。面談では、アルバイト経験や身につけたスキルを具体的に伝えることで、自身の強みを理解してもらいやすくなります。

また、お給料や勤務地、勤務時間など、譲れない条件を整理して伝えておくことで、希望に近いお仕事を紹介してもらいやすくなるでしょう。仕事内容への不安や、派遣という働き方に関する疑問も、このタイミングで担当者へ相談しておくと安心です。

3.お仕事にエントリーする

派遣登録が完了すると、これまでの経歴や希望条件に近いお仕事が、メールやマイページを通じて案内されます。
提案されたお仕事について、業務内容・お給料・勤務地などの詳細を比較しながら、自分に合ったものを選べます。
また、Webサイトから気になるお仕事へ自分でエントリーすることもできます。提示されたお仕事が希望条件と合わない場合は、無理に応募せず、別のお仕事を待つことも可能です。

4.希望に応じて職場見学を行い、派遣会社と雇用契約を結ぶ

お仕事が決まると、希望に応じて実際の職場を訪問し、業務内容や職場環境を確認できる「職場見学」が行われます。
職場見学には派遣会社の担当者が同行するため、自分ひとりでは聞きにくい就業条件や職場の雰囲気についても、担当者を通じて確認しやすくなります。

就業が決定した後は、雇用主である派遣会社と雇用契約を締結します。契約時には、お給料・休日・福利厚生などの条件を書面で確認し、納得したうえで就業を開始しましょう。

また、就業開始後も担当者による継続的なサポートを受けられるため、初めての環境でも安心して働きやすい体制が整っています。

フリーターから派遣スタッフを目指すときのポイント

フリーターから派遣スタッフを目指す際は、これまでのアルバイト経験を具体的に伝えることや、職歴を正確に記入すること、フリーター支援に力を入れている派遣会社を選ぶことが大切です。

アルバイトでの経験や実績を具体的に伝える

フリーター時代のアルバイト経験は、派遣スタッフとして働く際にも活かせる場合があります。業務内容を羅列するのではなく、「発注業務で在庫ロスを減らした」「新人教育を担当した」など、具体的な役割や成果を交えて伝えることで、自分の強みが伝わりやすくなります。

また、希望する職種が未経験の場合でも、コミュニケーション力や事務処理能力など、さまざまなお仕事で活かせるスキルをアピールすることが可能です。これまでの経験を整理し、次のお仕事でどのように活かしたいかを前向きに伝えることで、自分に合ったお仕事を紹介してもらいやすくなります。

プロフィールページの職務経験欄を丁寧に記入する

派遣会社への登録時に入力する職務経験欄は、正確かつ具体的に記入することが大切です。担当業務や身につけたスキルを整理して記載しておくことで、これまでの経験が担当者にも伝わりやすくなります。

また、短期間のアルバイト経験であっても、希望する職種に活かせそうな内容は記載しておくことで、紹介されるお仕事の幅が広がる可能性があります。

フリーターからの就業支援が手厚い派遣会社を選ぶ

フリーターから派遣スタッフを目指す際は、未経験者向けの就業支援実績が豊富な派遣会社を選ぶことが大切です。
また、自分が希望する職種のお仕事を取り扱っているかどうかも、派遣会社選びのポイントになります。

たとえばパソナでは、若年層向けの紹介予定派遣サービス「ユースパレット」を展開しています。派遣スタッフとして最長6ヶ月のトライアル就業を通して、業務内容や社風との相性を確認したうえで、正社員などの直接雇用を目指せるため、安心してキャリアをスタートしやすいサービスです。

このように、サポート体制や取り扱い求人を確認しながら、自分に合った派遣会社を選ぶことが重要です。

フリーターから派遣スタッフを目指すならパソナの利用がおすすめ

フリーターから派遣スタッフを目指すことは十分可能です。派遣という働き方に興味を持ったら、まずは派遣会社への登録から始めてみましょう。

パソナでは、約3万件(2026年2月時点)のお仕事を取り扱っており、研修・スキルアップ制度・キャリアコンサルティングなどのサポートも充実しています。独自の特別有給休暇制度、定期健康診断へのオプション追加、2,600以上の無料eラーニング講座、様々なイベント、リフレッシュ優待といった豊富な福利厚生も整っているため、未経験からでも安心してキャリアをスタートしやすい環境です。

また、20代で直接雇用を目指したい方は、若年層向け紹介予定派遣サービス「ユースパレット」を活用する方法もあります。フリーターから派遣スタッフへの転職を検討している方は、ぜひ活用を検討してみてください。

派遣の求人一覧

フリーターから派遣を目指す際に、よくある質問(FAQ)

フリーター(アルバイト・パート)と派遣スタッフの一番の違いは何ですか?

フリーターと派遣スタッフの最も大きな違いは、雇用契約を結ぶ相手です。フリーターは勤務先の店舗や企業と直接雇用契約を結びますが、派遣スタッフは派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で働く間接雇用となります。

また、時給水準にも違いがあり、派遣スタッフはスキルや実務経験を活かせるお仕事が多いため、フリーターと比べて時給が高くなる傾向があります。

フリーターから派遣スタッフになると、社会保険や有給休暇はどうなりますか?

派遣スタッフも、一定の条件を満たしていれば、健康保険・厚生年金・雇用保険などの社会保険に加入できます。
また、有給休暇も法律に基づき付与されます。社会保険の加入や有給休暇の付与には、週の労働時間や勤務期間などの条件があります。詳細は登録する派遣会社へ確認しましょう。

職歴がフリーター(アルバイト経験のみ)しかありませんが、派遣登録はできますか?

はい、アルバイト経験のみの方でも派遣登録は可能です。派遣求人には「未経験歓迎」のオフィスワークや事務職も多く、フリーターからでもチャレンジしやすい環境が整っています。

また、派遣会社によっては、スキルアップ講座やビジネスマナー研修などを利用できる場合もあります。働きながらスキルや経験を積み、キャリアの幅を広げていくことも可能です。

この記事の監修者

パソナキャリアコーチ

派遣営業や登録担当などを経験した後、国家資格2級キャリアコンサルティング技能士を取得し、現在はキャリアコーチ統括室に所属。 これまで20年以上にわたり、スタッフの方々の就労に向けた多様な働き方の提案や、キャリア形成のサポートをしています。
また、パソナ「ワークライフファシリテーター資格」も取得し、一人ひとりの自律的なキャリア構築やライフプラン設計の支援もしています。

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