40代が派遣で働くメリット・デメリットとは?
押さえておくべきポイントも紹介

更新日:2026年04月30日

制作:パソナ編集部

40代からの転職や復職で、「ワークライフバランスを重視した働き方をしたい」と派遣で働くことを考える方も多いのではないでしょうか。

一方で、40代から派遣スタッフとして働くことに、不安や迷いを感じる人もいるでしょう。しかし、派遣で働く人の中でも40代の割合は高く、これまで培ってきた経験やスキルを活かしやすい年代でもあります。

そこで今回は、40代の方が派遣で働く際のメリット・デメリット、お仕事を探す際のポイントについて解説します。

40代派遣スタッフの就業傾向

40代で派遣スタッフとして働く人は一定の割合で見られ、実際に活躍されている方も多くいらっしゃいます。

ここでは、40代の派遣就業の傾向や、派遣を選ぶ主な理由について解説します。

40代の派遣の割合

厚生労働省の調査によると、40代の派遣スタッフの割合は全体の29.3%を占め、全年代の中で最も多い割合となっています。

性別 40~44歳 45~49歳 40代合計
男性 9.7% 10.8% 20.5%
女性 16.6% 19.9% 36.5%
合計 13.5% 15.8% 29.3%

実際にパソナでも40代の方が活躍中のお仕事が多数あります。

40代が派遣スタッフとして働く理由

一般社団法人日本人材派遣協会の調査によると、40代が派遣スタッフとして働く主な理由として、以下が挙げられています。

  • 勤務時間や働き方を選べるため
  • すぐに仕事に就きやすいため
  • 勤務地を選べるため
  • やりたい職種や業務内容を選べるため
  • 働く時期や期間を選べるため

働き方・条件などワークライフバランスを重視して、派遣という働き方を選んでいる人が多いことがわかります。

40代で派遣スタッフとして働くメリット

40代で派遣スタッフとして働くメリットとしては、柔軟な働き方を選びやすく、これまでの経験やスキルを活かせる環境が多いという点が挙げられます。
また、派遣会社のサポートを受けながらお仕事を探せる点もメリットです。

柔軟な働き方ができる

派遣は勤務時間・日数・勤務地などを比較的選びやすいという特徴があります。「時短」「週4日勤務」「残業なし」などの条件でお仕事を探すこともできるため、プライベートと仕事のバランスをとりながら柔軟に働くことが可能です。
特に、子育てや介護、家庭との両立を考える40代の方にとっては、ワークライフバランスを重視した無理のない働き方ができる点は魅力です。

経験やスキルを活かせるお仕事が多い

派遣では、経験やスキルを積み上げた分だけ、お仕事の選択肢が増える傾向があります。
また、キャリアを重ねる中で培ったコミュニケーション力や責任感は、就業中、職場で信頼を得るうえで大きな武器になるでしょう。

なお、お仕事を離れていた時期がある場合でも、復職前に関連分野の知識を学び直したり、資格取得を目指したりすることで、就業につながりやすくなります。

派遣会社のサポートを受けながら仕事を探せる

40代で派遣のお仕事を探す際は、これまでの経験やスキルを整理し、今後の働き方を明確にすることが重要です。派遣会社を活用すれば、キャリアの棚卸や方向性の整理をサポートしてもらいながらお仕事を探せます。
今後の働き方に悩んでいたり、自分の強みを整理したいと考えている40代にとって、派遣会社のサポートを受けながらお仕事探しを進められる点はメリットです。

40代で派遣スタッフとして働くデメリット

働き方を変える際は、メリットだけではなく、デメリット・注意点についても知ったうえで、自分に合う働き方を選択することが大切です。

40代で派遣スタッフとして働く際は、契約期間が決まっている働き方であることや、キャリアアップの方向性が限定される場合があることを理解しておきましょう。

同じ職場で働ける期間が限定される可能性(3年ルール)

一部例外はありますが、労働者派遣法上、派遣スタッフは基本的に、一つの事業所における同一の組織単位(いわゆる「課」を想定)で3年を超えて働くことはできないと定められています。通称、「3年ルール」と呼ばれるものです。

そのため、一般的に、派遣スタッフは同じ職場で働ける期間が限定されるといわれがちです。

尚、同じ派遣先の同じ課などに継続して3年派遣される見込みとなった場合、派遣スタッフがその後も就業継続を希望するときには下記のいずれかの措置(雇用安定措置)についてご相談ができます。

1.派遣先への直接雇用の依頼(派遣先が同意すれば、派遣先の社員に)
2.新たな派遣先の提供
3.派遣会社での無期雇用
4.その他雇用の安定を図るための措置(紹介予定派遣の対象となること等)

派遣では、一つの派遣先での就業継続を模索する働き方、複数の派遣先でさまざまな環境・業務を経験する働き方など、色々な働き方が可能です。

ご自身が歩みたいキャリアプランに合わせて、派遣会社と相談しながら、長期的視点で働き方を検討していきましょう。

キャリアアップの方向性が限定される場合がある

派遣は担当業務の範囲が明確に定められていることが多い反面、業務範囲の線引きが難しい「マネジメント業務」や「大きな裁量を伴う業務」を任される機会は少ない傾向があります。そのため、いわゆる管理職やゼネラリストとしてキャリアアップを目指すのは難しい可能性があります。

一方で、「管理職としての役割にこだわらず、ご自身の得意分野や専門性に集中して働きたい」「仕事とプライベートのバランスを重視したい」という方には適した働き方ともいえます。

また、派遣会社が提供する研修制度や資格取得の支援制度を活用することでスキルアップを図ることもできるため、派遣スタッフとして働きながら、より専門性の高いお仕事へのキャリアアップを目指すこともできます。

40代で派遣のお仕事を探す際のポイント

40代で派遣のお仕事を探す際は、条件を絞りすぎず視野を広げながら、今後のキャリアプランを考えておくなど、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは、40代で派遣のお仕事を探す際に押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

1.希望条件を絞りすぎず柔軟に考える

派遣のお仕事を探す際には、希望条件を柔軟に考えてみることも大切です。希望条件を細かく設定しすぎると、該当するお仕事が少なくなってしまう可能性があります。まずは「譲れない条件」と「調整できる条件」を分けて整理し、優先順位を明確にしておくとよいでしょう。
また、職種や業種などをイメージだけで判断せず、具体的な業務内容や職場環境を確認することで、選択肢が広がるケースもあります。

このように、優先順位を明確にし、柔軟な姿勢でお仕事探しをすることで、自分に合った働き方に出会える可能性が高まります。

2.今後のキャリアプランを立てる

派遣の働き方を選ぶ際には、今後のキャリアの方向性や働き方の希望を整理しておくことが大切です。
たとえば、仕事とプライベートを両立したい、スキルを身につけたい、安定した働き方をしたいなど、どんな働き方を大切にしたいかによって、選ぶお仕事は変わります。自分なりのキャリアの方向性を考えておくことで、長期的な視点で希望条件を整理でき、自分に合ったお仕事を見つけやすくなるでしょう。

パソナでは、今後のキャリア形成や働き方について迷った際に、無料で相談できるサービスをご用意しております。お悩みの方は、ぜひご活用ください。

3.自分の強みを言語化してアピールする

40代は、これまでの社会人経験を通じて培った責任感や対人スキルなど、年齢に応じた強みを持っている場合が多くあります。特にマナーや報連相の徹底、落ち着いた対応力などは企業からも重宝されやすいスキルです。これらの強みを言語化してアピールすることで、自分に合ったお仕事が見つかりやすくなります。

強みを言語化する際は、Can(できること)・Will(やりたいこと)・Must(必要とされること)のフレームを活用すると、整理しやすくなります。言語化した強みや経験を活かせる仕事内容や役割を意識して職場を選ぶことで、自分の能力を活かしたお仕事を選べるようになるでしょう。

4. 40代の就業実績が豊富な派遣会社を選ぶ

派遣会社によって保有する求人や得意な業界も異なるため、40代以上の就業実績が豊富な派遣会社を選ぶことも大切です。
たとえばパソナでは、約3万件(2026年2月時点)のお仕事を扱っており、「40代・50代が活躍中」といったお仕事を検索することもできます。また、研修やキャリアサポート体制が充実しており、派遣スタッフの方が安心して働きやすい環境を整えています。

派遣会社を選ぶ際は、40代の就業実績が豊富で、就業後のキャリアサポート体制が充実している会社を選ぶことも大切です。

40代で派遣のお仕事を探すならパソナがおすすめ

40代で派遣のお仕事を探す際は、自分の経験が活かせる職種や、無理なく続けられる働き方を整理することが大切です。また、キャリアの方向性やサポート体制も含めて派遣会社を選ぶことで、より納得できるお仕事選びにつながります。

パソナでは、一人ひとりの経験や希望に寄り添ったお仕事の提案を行っています。さらに、キャリアコーチのサポートや、スキルアップにつながるキャリアサポートも行っており、自分に合うお仕事を見つけたい40代の方におすすめです。40代で派遣のお仕事を検討している方は、ぜひパソナへ登録してみてください。

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40代の派遣に関するよくある質問(FAQ)

40代でも派遣スタッフとして働けますか?

はい、40代で派遣スタッフとして働くことは十分可能です。40代の派遣スタッフの割合は全年代の中で最も多く、これまで培ってきた経験・スキルや柔軟な対応力を活かして活躍できるチャンスが広がっています。

40代が派遣スタッフとして働くメリットは何ですか?

派遣で働くメリットは、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が選べる点です。正社員に比べて働く時間や条件を選びやすい傾向にあり、家庭や介護との両立など無理なく働き続けられるのが魅力です。
また、大手企業や憧れの業界で働けるチャンスがあるほか、これまでの経験・スキルを活かして働くなど、自分の優先順位に合わせた選択ができることも魅力です。

40代で派遣のお仕事を探す際のポイントは?

40代で派遣のお仕事を探す際は、希望条件を絞りすぎず柔軟に考えること、今後のキャリアプランを考えること、これまでの経歴や自分の強みを伝えられるよう整理しておくことが重要です。
また、40代の就業実績が豊富で、就業後のサポート体制が充実している派遣会社を選ぶことも大切です。

この記事の監修者

パソナキャリアコーチ

派遣営業や登録担当などを経験した後、国家資格2級キャリアコンサルティング技能士を取得し、現在はキャリアコーチ統括室に所属。 これまで20年以上にわたり、スタッフの方々の就労に向けた多様な働き方の提案や、キャリア形成のサポートをしています。
また、パソナ「ワークライフファシリテーター資格」も取得し、一人ひとりの自律的なキャリア構築やライフプラン設計の支援もしています。

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