貿易事務とは?
~業界歴20年のプロが教える、求められるスキルやメリット~

パソナ・名駅
2022年4月20日

貿易事務は、会社の貿易取引に伴う書類手続きや進行管理などを担当するお仕事で、専門知識と語学力を活かせる事務系専門職種として、人気の職種です。愛知県内にも商社やメーカー、運輸業にて貿易事務の求人も多数!また貿易事務経験や英語知識がなくても、チャレンジできる求人もあります。
本記事ではそんな貿易事務の仕事内容や求められるスキル、向いている人の特徴などについてご紹介します。

<著者プロフィール>

株式会社パソナへ入社して以来、一人でも多くの方に『天職』を提供することを目標に、約20年にわたり人材派遣・BPO部門の営業職に従事。営業担当として、新規開拓、就業中の派遣スタッフの方の定期フォロー、登録面談等幅広く経験する。2012年よりチーム責任者に着任し、現在に至る。

もくじ

主な仕事内容は?

国際間で商品の売買を行う「貿易取引」の際に必要な書類手続きや進行管理など事務業務を担当するお仕事です。

主に海外の取引先とのやりとりや受発注対応、輸送・通関手続きの手配、貿易書類の作成・確認、納期の調整などの業務を行います。他の事務職より専門性が高く、貿易の輸出入関連の専門知識や語学力を活かし、円滑に貿易取引を進める重要なお仕事です。

活躍の場

商社、メーカー、通関業者(フォアダー)、船会社、航空会社など。

メーカーは主に自社製品の製造販売、船会社は実際に船を所有し運送、通関業者は仲介業として船会社や航空会社に代わってスペースの確保や輸出入の通関を請け負います。商社はメーカーに代わり代金決済までを含めた幅広い業務を行っています。

最近は三国間貿易も、、、

三国間貿易とは輸出国と輸入国の間にもう1カ国関与する国がある貿易です。それに伴い業務幅も広がりつつあります。

求められるスキル・キャリア

語学力

貿易事務のお仕事では日常的に英語を使う為、英語の読み書きのスキルを求められます。英語で記載された輸出入関連の書類の作成やチェック、英文でメールのやりとりができるレベルの英語力は、最低限必要となります。また担当業務によっては、英会話のスキルが必要になることもあります。

貿易に関する基礎知識

貿易においては「インボイス(invoice)」や「パッキングリスト(Packing List)」などといった専門用語が多数存在します。また輸出入特有の手続きや商品・お金の流れなど貿易の基礎的な知識も必要になります。実務経験がない場合は、貿易実務検定(R)の取得を目指すのがおススメです。

お仕事のメリット・デメリット

メリット

語学力を活かせる

貿易事務は英語で記載された多くの貿易書類やメールを取り扱うため、英語の読み書きのスキルを活かすことができます。また常に英語を多用しながら業務を進めるため、働きながら語学力を磨くことも可能です。

グローバルな視野を持つことができる

それぞれの国には商習慣や文化があり日本の常識は通用しませんので、仕事を通じて考えの違いや文化の多様性を実感することができます。また貿易実務を円滑に進めるうえで、相手国の政治や経済の情勢や為替の動向などにも関心が向きます。つまり貿易事務の仕事を通じてグローバルな視野を持つことができるのは大きなメリットだと言えます。

専門的な知識が身につく

貿易事務は日々、専門知識・経験が求められます。仕事を通じて輸出入にかかわる商品やお金の流れはもちろん、商取引に関する法律や条例の知識も習得することができます。また派遣では貿易知識・経験が問われない求人もあるため、働きながら知識を身につけることで、長く活躍できるお仕事でもあります。

デメリット

納期に追われやすい

貨物を船や航空機に載せるためには締め切りがあり、それまでに全て手続きを進めなくてはいけません。また台風などの自然災害や社会情勢にも影響を受けやすく時には突発的な残業が発生することも。そのため、しっかりとしたスケジュール管理と柔軟な対応が必要になります。

海外のコミュニケーションに苦労する

仕事に慣れるまでは違う言語・文化を持つ方とのコミュニケーションに苦労することも多いです。グローバルに活躍する楽しさがある一方、世界を相手にするからこその大変さもあります。

向いている人・向いていない人

貿易事務に向いている人の特徴

  • 定型の書類を正確に作る事が得意
  • グローバルな仕事に携わりたい
  • 長く活躍できる経験・スキルを身につけたい

貿易事務に向いていない人の特徴

  • 語学力に自信がない
  • コミュニケーション能力に自信がない

まとめ

貿易事務のお仕事は専門性の高いお仕事ではありますが、「派遣」という働き方なら、未経験からチャレンジできる貿易事務のアシスタント業務から調整・折衝業務対応まで含まれるハイレベルな貿易事務のお仕事まで幅広くさまざまなお仕事があります。未経験からはじめて実務を経験しながら、就業中に資格を取りキャリアアップしていく方もいらっしゃいます。これから貿易事務を目指す方は一度、パソナへご相談ください。