MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.102

ジューンブライドにオススメ!ウェディングドレス&カラードレスの選び方

多くの花嫁の憧れ、"ジューンブライド"。「ジューンブライド(June:6月)に結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝えは有名ですよね。"ジューンブライド”の由来には諸説あり、結婚をつかさどる女神・ギリシャ神話のヘラ(ローマ名:ユノ、英語名:Juno)が6月を守護していることや、ヘラが結婚・出産・育児の象徴とされる女神で、女性や子供、家庭の守護神とも言われていること、また、ヨーロッパでは、6月が「一番天候が優れている月」と言われていることなど、さまざまな説があります。
日本でも数十年前から浸透してきている"ジューンブライド"。そこで今回は、そんな特別な日の特別な装いである「ウェディングドレス&カラードレスの選び方」について、パーソナルカラーや骨格タイプの視点を交えてご紹介します。ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

パーソナルカラーとドレス選び

いざ結婚式をするとなると、結婚式の会場や式のスタイルによって、ドレスを着るか、和装にするか、お色直しはどうするか…。嬉しくも迷うことがたくさんありますよね。
私自身は今年で結婚10周年を迎えましたが、結婚式のドレスを選ぶ時、パーソナルカラーや骨格タイプを既に学んでいたので、非常に役に立ったのを覚えています。ウェディングドレスやカラードレスは、普段の洋服と違い、色や素材をはじめ、デザインの面積が大きいこと、素肌や体型が出やすいことなどから、選ぶ基準がわからないという声もよく耳にします。
まずは、ご自身のパーソナルカラーをチェックして、どの傾向の色のドレスが似合うかをみていきましょう。パーソナルカラーの調べ方については、下記の記事を参考にしてくださいね。

パーソナルカラーが「スプリング&オータムタイプ」のドレス選び

結婚式というと、真っ先に純白のウェディングドレスを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
実は「白」といっても、純白・オフホワイト・アイボリーなど、種類はさまざま。お色直しで着るカラードレスに至っては、種類が多すぎて迷いに迷ってしまう方も多く、私もドレス選びのアドバイスのお仕事をいただくことが多々あります。ドレスを決めかねた時は、パーソナルカラーを参考にしてみていきましょう!
まずは、黄みよりの色が似合う「イエローベース(スプリング・オータムタイプ)」からお伝えします。

  • 【スプリングタイプ】
    アイボリーのウェディングドレスがオススメです。カラードレスを選ぶときも、明るいイエローやオレンジ、爽やかなグリーンやミントブルーなどが、肌を綺麗に見せてくれます。
  • 【オータムタイプ】
    シャンパンベージュ、オイスターベージュのウェディングドレスが似合います。カラードレスを選ぶときは、こっくりとした深みのある色で、落ち着いた赤やピーコックグリーンなどがオススメです。

パーソナルカラーが「サマー&ウィンタータイプ」のドレス選び

次は、青みよりの色が似合う「ブルーベース(サマー・ウィンタータイプ)」に似合うドレスをご紹介します。

  • 【サマータイプ】
    オフホワイトなどの優しい白のウェディングドレスが似合います。カラードレスを選ぶなら、白い肌に馴染むような薄いパステルカラーを選びましょう。薄いピンクやラベンダー、パステルブルーも似合いますよ。大人っぽく仕上げたいときは、ローズピンクもオススメです。
  • 【ウィンタータイプ】
    純白、ピュアホワイトのウェディングドレスが似合います。カラードレスを選ぶときには、レモンイエロー、ロイヤルブルーなどのビビッドな色がオススメです。ワインレッドも似合いますよ。

骨格タイプが「ストレートタイプ」に似合うドレスは?

では、ドレスの形やデザインを骨格タイプ別にみるとどうなのでしょうか?ご自身の骨格タイプがわからない方は、下記の記事でチェックしてくださいね。

「ストレートタイプ」の方にオススメの素材は、ハリや厚みのある、ボディラインが目立たない光沢のある素材。胸元はビスチェや、痩せている方にはオフショルダーもオススメです。縦ラインを強調するデザインなので、マーメイドラインも似合いますが、柔らかい素材でふんわりではなく、総レースなど、レースの形がしっかり出た方が良いでしょう。

骨格タイプが「ウェーブタイプ」に似合うドレスは?

「ウェーブタイプ」の方にオススメの素材は、繊細なレースやチュールやオーガンジーなど、透けていて柔らかい素材。キラキラとしたビジューや刺繍のデザインで華やかに彩りましょう。首の長さや肩の華奢さ、ウエストのくびれが魅力なので、胸元はハートシェイプのビスチェ、体のシルエットを強調するマーメイドドレスも似合います。
ふんわりしたプリンセスラインも得意中の得意と言えるので、ドレス選びにはあまり困らないのが「ウェーブタイプ」の方です。

骨格タイプが「ナチュラルタイプ」に似合うドレスは?

「ナチュラルタイプ」の方にオススメの素材は、とろみのある素材や厚みのあるシルクタフタなど。ふわふわではなく、シンプルなものが似合うので、デザインもシンプルでスタイリッシュなものがオススメです。どこかヴィンテージ感のあるエンパイアライン(胸下から切り替えがあり、ストンと落ちたシルエットのドレスのこと。 スカート部分が多いのが特徴で、ワンピースのような形に近いドレス)や、胸元がワンショルダーのマーメイドラインなども、「ナチュラルタイプ」の方にしか着こなせない、おしゃれなドレスと言えるでしょう。

大切な日のドレス選びは誰もが悩むもの。そんなときは、パーソナルカラーと骨格タイプを手がかりに選ぶことをオススメします。試着は必ずインナーやパニエも合わせて行ってくださいね。「なんとなく違和感を感じる」という場合は、妥協せずに他のドレスを試してみることも重要です。
これから結婚を控えている方以外にも、友人の結婚式や披露宴に参列する際の装いなど、ご質問があればお待ちしています!

プロフィール

イメージコンサルタント・工藤亮子さん

パーソナルカラー診断や骨格分析、ショッピングの同行などを行っている工藤さん。これまでに9000人を超える方々と接してきた経験をベースに、経営者、起業家、政治家、芸能人、文化人、男女エグゼクティブのイメージ戦略、自分らしく生きたい女性の魅せ方まで、幅広く支援。また、協会、NPO法人などのブランディング、省庁、行政のHPコーディネート、スタイリスト向けの教材開発なども手がけています。

  • 工藤亮子さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。