MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.29

知って得する!自分に似合う、色・服のテイスト

今回、編集部の独自の目線で紹介するのは、パーソナルカラーと骨格についてのコラムです。また、パーソナルカラー診断と骨格分析の編集部員体験レポートもご紹介します。
みなさんは、こんな風に思うことはありませんか?「好きな服を着ても、なんだかこの色は似合わない…。」「トレンドカラーのネイルをしたけど手元がくすんで見える…。」「シャツとデニムのシンプルでおしゃれなコーデをしたけど、しっくりこない…。」もしかしたらそれは、ご自身のパーソナルカラーや骨格と、色や服のテイストがマッチしていないことが原因かもしれません。

1人1人違う、パーソナルカラー

パーソナルカラーとは、その人が生まれもった色素(肌、髪、瞳など)や、雰囲気などに調和する色のこと。
人それぞれに好みがあるように、似合うカラーも人それぞれ違います。似合う色をファッションやメイクに取り入れると、肌がキレイに見え、顔が明るく見えます。逆に苦手な色を身につけた場合、肌がくすんで見えるので、顔色が悪く見えます。色素を分析し、その人に似合う色と苦手な色を見つけることを「パーソナルカラー診断」といいます。

カラータイプは春、夏、秋、冬の4つ

パーソナルカラーは、黄みを含んだ色が似合う“イエローベース”と、青みを含んだ色が似合う“ブルーベース”の大きく2つに分けることができます。そしてさらに細かく分類すると、イエローベースの方なら、お花畑のような透明感のある色が得意な”スプリングタイプ”。秋の紅葉のような深みのある色が得意な”オータムタイプ”。ブルーベースの方なら、紫陽花のような上品な色が得意な”サマータイプ”。ゲレンデに映える鮮やかな色やモノトーンが得意な”ウインタータイプ”と4つに分類することができます。

それぞれのカラータイプが得意な色はこれ!

ここでは、4つのパーソナルカラータイプそれぞれが得意とする色をご紹介します。

スプリングタイプ(イエローベース)

コーラルピンクやライトオレンジ、黄緑などの黄色が入った明るい色がよく似合います。ジャケットやコートは、ライトベージュやライトキャメルなどが髪や瞳の色をキレイに引き立てます。

サマータイプ(ブルーベース)

似合う色は、ラベンダーやブルーグリーン、スカイブルーなどの青みを感じられるカラーです。ジャケットやコートはブルーグレーで、ソフトでおしゃれなスタイルが得意です。

オータムタイプ(イエローベース)

ゴールデンオレンジやモスグリーン、コーヒーブラウンなどの黄みが入った深みのある色を得意とします。ジャケットやコートは、チョコレートブラウンなどの落ち着いた雰囲気がマッチします。

ウインタータイプ(ブルーベース)

ショッキングピンクやエメラルドグリーンなど青みを感じられる色のほか、白や黒などモノトーンもマッチします。ジャケットやコートは、黒やチャコールグレーなどでスタイリッシュかつクールに着こなすといいでしょう。

似合う服のテイストは骨格で決まる

体型に服が似合っているかどうか判断する際の基準を、“ぽっちゃりしている or ほっそりやせている”や“バストにボリュームがある or すっきりしている”。そんな風に考えたことはありませんか?実は、服選びの基準で重要なのは、体型よりも骨格です。骨格とは、私たちが生まれながらに持つ、体のライン、筋肉や脂肪のつき方、骨や関節の大きさなどのことを指します。骨格によって、服のデザインだけではなく、柄や素材まで似合うものが変わります。自分の骨格を知ることで、似合う服のテイストが分かるのです。

骨格のタイプ別、似合う服のテイストや素材

それぞれの骨格の特徴と、ファッションキーワード、似合う素材のご紹介をしますね。

ストレートタイプ

胸板に厚みがあり立体的、鎖骨はあまり出ていない、膝は小さめであまり出ていない、肌や身体の質感はハリがある、手のひらに厚みがある方

ファッションキーワード シンプル、ベーシック、定番スタイル
似合う素材 ハリのある素材、高品質なもの、綿100%、シルク100%、カシミヤ100%、ウール100%、ハイゲージニット、きれいめデニム

ウエーブタイプ

胸板は平面的、鎖骨は華奢に出ている、膝は小さめで出ている、肌や身体の質感はしっとりとソフトな質感、手のひらが薄い方

ファッションキーワード ソフト、ボディコンシャス、エレガント
似合う素材 やわらかいもの、透けるもの、伸びるもの、ナイロン、シフォン、モヘア、ニット、ベロア、ツイード、ストレッチ素材、ファー

ナチュラルタイプ

鎖骨が大きめで出ている、膝が大きめ、肌や身体の質感はしっかりやや硬め、手のひらは薄めで関節が大きめ方

ファッションキーワード ラフ、カジュアル、無造作
似合う素材 天然素材、厚みのあるもの、麻、綿、デニム、コーデュロイ、ウール、ムートン、バックスキン

パーソナルカラー診断と骨格分析を編集部員が体験!

実際に、編集部員が本格的な3時間コースを体験してきました。
服装の好みや、自身のチャームポイントや悩みなどのカウンセリング後、メイクをオフして100色以上ある布を1枚1枚顔にあて、似合う色を見つけていきます。その結果、カラータイプはオータムタイプとわかり、約10色のパーソナルカラーが判明。さらにオータムタイプが似合う、ブラウンカラーのアイシャドーを使ったメイクを教えていただきました。
骨格分析は、鎖骨や肩甲骨、膝や肌質をチェックし、結果はストレートタイプ。似合う服のテイストやストレートタイプにオススメの服が購入できるアパレルブランドを教えていただきました。
あっという間の3時間で、とても楽しく自分を知ることができました。

ショッピングで正しい選択ができてお得

似合う色や素材、服のテイストを知ることは、長年の固定概念を壊して新しい自分に出会えたり、悩んでいたコンプレックスを解消できたりする可能性が高いですよね。着る服やメイクアイテムなど、明日からの選択が変わり、もしかしたら人生が変わるようなキッカケになるかもしれません。なにより、自分に似合う色や服を身につけると、お肌もキレイに見え、おしゃれ度もアップするのでおでかけが楽しくなります。
パーソナルカラー診断や骨格診断は、インターネットで簡易的な自己診断も可能ですが、本当に自分に合ったパーソナルカラーと骨格タイプを知るには、プロに診断してもらうことをオススメします。

いかがでしたか。パーソナルカラー診断も骨格分析も、年齢を重ねたり、体重が増減したりしても左右されないものです。『WeShare Beauty』でコラムを執筆中の、イメージコンサルタントの工藤亮子プロ、村田藍プロはマンツーマンのパーソナルカラー診断や、ショッピング同行、メイクレッスンなどを行っています。また、村田藍プロのコラム、『WeShare Beauty』vol.27「もう迷わない!似合うヘアカラーの見つけ方」では、それぞれのパーソナルカラーに合うヘアカラーのご紹介をしているのでこちらもチェックしてみてくださいね。