MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.25
ハーブの効能を知り、体質改善【WeShare Beauty 編集部】
みなさん、こんにちは。編集部が独自の目線で気になるモノやコト、スポットなどをお届けする記事の配信です。
今号はハーブ特集の第2弾をお届けします。
一口にハーブと言っても、実は種類も効能もとってもたくさんあるんです。その中から、女性特有の悩みの軽減や体質の改善を促してくれるハーブを、ハーバリスト兼ブランドプロデューサーのフローレンス めぐみさんにセレクトしてもらいました!
冷えやむくみに効くハーブ

多くの女性の悩みである冷えやむくみ。今回はみなさんにとって身近に感じる2種類をセレクトしました。
まず1つめは、血行を良くして体を温める作用があり、冷え性、むくみ、風邪のひき始めの症状に働きかける“ジンジャー”。消化器系を改善する作用もあるので、吐き気や乗り物酔を緩和する効果も期待できます。
2つめは、体を温めて循環をよくする“シナモン”です。冷えはもちろん、消化系のトラブルにも効果が期待でき、お腹のはりなどを取るといわれています。
- 2種類とも妊娠中の方は使用NGです。
便秘改善に効くハーブ

辛い便秘に効くハーブは3種類をセレクトしました。
まずは、解毒作用があり、体内の浄化を促す“ダンディライオン(タンポポ)”です。肝臓や腎臓、消化器系の働きをサポートし、利尿作用も高いので膀胱炎の改善にも役立ちます。
2つめは消化機能を高める“フェンネル”。女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれているので、生理痛や更年期などの症状にも作用します。3つめはレモングラスです。殺菌作用があり、下痢、風邪などの感染症に使われます。夏バテで食欲が落ちた時や胃もたれにオススメです。
ストレスケアに効くハーブ

ストレスケアでオススメのハーブは、皆さんも聞き馴染みのある2種のハーブをセレクトしました。
1つめは、鎮静作用が高く、ストレスによる疲れや緊張をほぐす“ジャーマンカモミール”。就寝前にハーブティーとして摂取するのがオススメです。
2つめは、“ペパーミント”。消化を助ける働きが強く、胃もたれや吐き気を緩和してくれます。夏はハーブバスとして使うと清涼感が得られますよ。
肌荒れに効くハーブ

ここで紹介したいのは、“ハイビスカス”と“ローズヒップ”、“カモミール”の3種類です。
さわやかな酸味が特徴のハイビスカスはビタミンCやクエン酸が豊富なので、疲労回復に役立ちます。
ローズヒップのビタミンC含有量はレモンの20~30倍で、さわやかな酸味のあるハーブです貧血予防にも効果があります。
カモミールは、炎症系に効果があり、化粧品などに使われているケースも多いハーブです。
肩こり改善に効くハーブ

仕事、育児で忙しい方の肩こりに効くハーブは、“ラベンダー”、“ジュニパーベリー”の2種類をセレクトしました。
ラベンダーは、リラックス作用があり、ストレスが原因のさまざまな症状、特に不眠、頭痛、胃腸トラブルなどに用いられます。
ジュニパーベリーは体内の毒素や老廃物を出す作用があります。泌尿器系の感染症などのトラブルにも使われるハーブです。ハーブティーでは実を使用します。
- ジュニパーベリーは妊娠中の方は使用NGです。
デトックスに効果のあるハーブ

デトックスに効くハーブは“ターメリック”と“ネトル”をセレクトしました。
ターメリックは、日本ではウコンの名前でよく知られています。肝臓の働きを高める作用があるといわれ、お酒を飲む方にオススメです。
ネトルは、ビタミンやミネラルが豊富で、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状にオススメです。造血作用もあるので、貧血気味の女性には嬉しい味方です。
いかがでしたか。次の機会には、ハーブを生活に取り入れるための具体的な方法を紹介できればと思います。お楽しみに!
- 効果には個人差があります。体に合わないと感じた場合は、中止してください。また、妊娠中や持病がある方は、かかりつけの医師に相談のうえ、お試しください。
プロフィール

フローレンスめぐみさん
美容健康ブランドWHITETREE HEALTH AND BEAUTY 代表取締役。『幸せの循環を作る』をビジョンに掲げ、世界中の生産者から消費者まで関わる人が笑顔になるブランド作りを実施。女性のライフスタイルに合わせた高品質有機ハーバルティーは世界5カ国でグローバル展開。個人執筆やコラム連載、監修等で活躍する傍ら、様々なブランドのコンサルティング、日本各地の農地活用を掲げ、ハーブ園及びツーリズムも計画中。著書『ココロとカラダを癒す ハーブを楽しむ暮らしのレシピ』(朝日新聞出版)を出版。