派遣で退職するときの挨拶やマナーについて ~感謝の気持ちを伝えるポイント~

ご契約終了時のよくあるご質問


豊田
2020年3月8日

派遣の契約満了が近づいてくると、退職時の挨拶やタイミング、マナーについて気がかりに思う方も多いと思います。社会人のマナーとして、お世話になった職場の皆さんへはきちんと感謝の気持ちをきちんとお伝えましょう。

今回は退職時の挨拶のタイミングや挨拶のマナーなどについてお悩みの方に向けて、退職時の挨拶のポイントをまとめました。

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参考元

本記事は弊社運営の『みんなの仕事Lab-シゴ・ラボ-』に掲載されている以下の記事を参考にしています。

もくじ

そもそも挨拶は必要?

たとえ短期の派遣期間でだったとしても、お世話になった職場の皆さんへ挨拶をすることは「社会人のマナー」として大切です。
気持ちよく送り出してもらうためにも、退職が決定した日や、もしくは退職当日などタイミングを見計らって、お世話になった感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

退職時の挨拶のタイミングについて

最終日の1~2週間前が一般的

派遣会社とのやり取りのなかで退職予定日が決まっていたとしても、それから後任の調整・変更を行う可能性もあるため、最終的に日付が確定する前に言うのは控えましょう。
通常、業務上で関わりの深い部署内の方々には約1~2週間前に退職を伝えるのが一般的です。親しい方であっても、自己判断で個々に退職の挨拶をするのは控え、上司に確認を取ったうえで、いつ退職をオープンにするか決めると良いでしょう。

挨拶はどのタイミングでしたらいい?

業務で忙しいタイミングを避け、昼休みや定時後、終業後などの落ち着いたタイミングで挨拶を切り出すのがオススメです。朝礼や送別会があれば、その場を活用すると良いでしょう。

直接挨拶ができないときは?

本来であれば、相手の顔を見て挨拶をするのがベストですが、それができない場合は、メールで挨拶するという方法もあります。隣の部署の方や、ロケーションが離れていてなかなかお話ができな方などは、メールをうまく活用しましょう。

挨拶+メールが理想

直接ご挨拶をしてから終業後に改めて退職の挨拶をメールでするのが理想です。挨拶をした当日にお休みだった方や、時間が合わなかった方などがいる場合もありますので、出来るだけ滞りなく全員に挨拶をするようにしましょう。
また最終日は身の回りの整理など慌ただしくなるため、じっくりと挨拶メールを作成する時間がないこともあります。挨拶メールの文面や宛先はあらかじめ作成して下書き保存しておき、最終日にまとめて一斉送信するとよいでしょう。

お礼の品は配ったほうが良い?

お礼の品についてルールはある?

直接雇用で退職する場合、お菓子など贈る人も多いですよね。派遣社員も同じようにしたほうがいい?と迷うこともあるのではないでしょうか。挨拶とは異なり、あなたがどうしたいか、で判断すれば大丈夫。職場の雰囲気や、個人の判断で決めてOKです。
またお礼の品を渡すベストなタイミングは、お昼休憩の時間や定時後です。個別に挨拶をする際に、感謝の言葉と共にお礼の品を渡すと良いでしょう。

オススメのお礼の品は?

  • お菓子
    常温保存可能で、日持ちするものがベスト。さらに配りやすい個包装を選ぶのがポイントです。
    例)煎餅、クッキー、フィナンシェ、カステラ、パウンドケーキなど。
  • 小物
    ペンやメモ、マグネットなどの文房具やハンカチ、入浴剤など、万人受けするシンプルな実用品がオススメです。

退職の挨拶は、今までのお礼と感謝を伝えるチャンス!

自分の気持ちを話すのが苦手な方も、最終日はこれまでのお礼や感謝の気持ちを伝えられるチャンスです。
また、退職後に思いがけないところでまた関係が繋がることも充分に考えられます。退職後に新しい仕事を通して、元派遣先企業とお付き合いすることになっても問題ないよう、円滑に退職の挨拶を済ませておきましょう。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、自分が気持ちよく次のスタートを切るためにも、相手に良い印象を持たれるような挨拶を心がけてくださいね。