営業事務とは?
~業界歴20年のプロが教える、一般事務との違いやメリット~

パソナ・名駅
2022年4月18日

会社から必要とされるやりがいあるお仕事

営業事務は、主に営業部門の事務業務をサポートするお仕事です。営業担当が営業活動に集中できるよう、またよりよい結果が出るよう、受発注や納期確認・調整、見積書等の作成、売上管理など、営業活動におけるさまざまな事務的サポートを行います。事務職の中でも多くの会社から必要とされていて、やりがいがあり人気が高いお仕事となっています。今回は営業事務についての具体的な内容ややりがい、将来性について解説します。

<著者プロフィール>

株式会社パソナへ入社して以来、一人でも多くの方に『天職』を提供することを目標に、約20年にわたり人材派遣・BPO部門の営業職に従事。営業担当として、新規開拓、就業中の派遣スタッフの方の定期フォロー、登録面談等幅広く経験する。2012年よりチーム責任者に着任し、現在に至る。

もくじ

一般事務との違い

よく一般事務との違いについてご質問をいただきますが、大きな違いは、営業事務は営業活動のサポートをする事務であるのに対して、一般事務は部門を限定せず幅広い領域での事務のことを言います。

一般的に営業事務は、会社の営業部門に所属して、受発注の対応や納期の確認・調整、売上数字の管理など営業活動における事務的サポートを行います。営業担当と連携しながら営業活動を事務面でサポートし、時には営業担当に代わって顧客からの問合せに対応するなど、対外的なやりとりも一般事務と比べると多くなります。
一方、一般事務が所属する部署は営業部門とは限らず、社内資料の作成やデータ集計、ファイリング、電話応対など、幅広い事務業務を担当することもあります。

営業事務で働くメリット・デメリット

メリット

やりがいを感じることができる

営業事務は、チームの一員としてメンバーと一緒になって仕事に取り組んだ成果が「売上」として現れるお仕事です。同じ目標に向かって職場内で一喜一憂しながらお仕事をすることは、一般事務などとは大きく異なります。またお客様とのコミュニケーションの中で自分の対応力が評価されて受注に繋がったり、業務効率化の提案や資料作成を通して売上アップに貢献したりすることでやりがいを感じることができます。

ビジネススキルを身に付けられる

会社の中核ともいえる営業部門に身を置くことで、ビジネスに対する知識や感覚を身に付けることができます。営業事務は他の事務職と異なり、多くのお客様と直接コミュニケーションを取ります。お客様の要望をくみ取って対応する方法が自然に身に付くとともに、短時間で臨機応変の対応するなどの事務処理能力もあわせて身につけることができます。

キャリアアップ・キャリアチェンジがしやすい

営業担当に代わってお客様とやりとりをすることからコミュニケーション能力が身につくだけでなく、会社の中核ともいえる営業部門に身を置くことで様々な部署との連携により、幅広い知識・経験を習得することができます。営業事務としてキャリアップを目指すことはもちろん、お客様や社内との調整業務の経験を活かすことで、総務や秘書などへのキャリアチェンジもしやすくなります。

未経験でも挑戦しやすい

営業事務の仕事を進めるうえで最も求められるものはコミュニケーションスキルです。商品・サービス知識はお仕事開始してから習得することになる為、そのほか特別な資格やスキルを必要ない仕事が多く、「未経験可」としている求人も多々あります。

デメリット

忙しい仕事が多い

営業部門でのお仕事なので基本的に忙しいお仕事が多いです。中には朝から電話が鳴りやまないところや、夕刻に帰ってきた営業担当者から資料作成業務を求められることも。残業有無や職場環境はしっかりと確認しましょう。

お客様に合わせる必要がある

営業事務は、お客様の都合に合わせて臨機応変な対応をする必要があります。時には無理なお願いをされることや、締切りから遅れて発注するお客様の対応をすることも。営業の方や上司と充分にコミュニケーションをとりながらお仕事をしていくことが重要です。

クレーム対応もある

営業事務はお客様と直接やり取りをすることも多いため、時にはクレーム対応を営業事務が行うこともあります。また自分のミスではなく、他の人がしてしまったミスの対応をしなければならないこともあるため、ある程度のストレス耐性がなければ難しいと言えます。

営業事務の将来性

一般的に事務職の仕事は、データの整理や資料作成などルーチンワークや単純な作業が多いためAIやRPA(※1)に代用可能な部分が多く、将来的に求人数は少なくなると言われています。
しかし、営業事務は営業担当や顧客とのやり取りも非常に多く、『人』でしかできないコミュニケーションスキルが必要とされている仕事のため、将来すぐ無くなる仕事ではないと言えます。また、最近では営業活動自体の手法が変わり、訪問営業からインサイドセールス(※2)に変化している会社も増えている為、より営業職に近い位置づけで『営業アシスタント』としてニーズが高まる可能性もあります。

  • RPAとは、「Robotic Process Automation」の略でロボットを活用して、ホワイトカラー業務を効率化・自動化する「ソフトウェアロボット」のこと。
  • インサイドセールスとは、見込み顧客に対して、メールや電話などを活用しながら非対面で行う営業活動のこと。

向いている人・向いていない人

営業事務に向いている人の特徴

  • コミュニケーション能力が高い人
  • サポートするのが好きな人
  • 臨機応変に対応できる人

営業事務に向いていない人の特徴

  • モクモクと一人で作業するのが好きな人
  • 優先順位をつけ臨機応変に対応するのが苦手な人
  • 打たれ弱い人

まとめ

営業担当をサポートする営業事務は、今や営業部門にとって欠かすことのできない重要な存在。営業成績にも貢献できる営業事務は、数ある事務職の中でもダントツでやりがいを感じられる職種といえます。人のサポートをすることが好きな方やチームで一丸となってお仕事をしたい方にオススメの職種「営業事務」。派遣なら未経験からチャレンジができる求人もたくさんあります。
ご興味を持たれましたら、ぜひチャレンジしてみましょう。