MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.133

甘酒効果でキレイ&健康に

皆さん、こんにちは。イメージコンサルタントの村田藍です。寒さが続くこの季節は、温かい飲み物が欲しくなりますよね。温かい飲み物といえば、最近、コンビニやスーパーでもよく見かけるようになった甘酒。実は、ポイントさえ押さえれば、自宅でも簡単に作ることができるのをご存知でしょうか?自家製甘酒は自然な甘みで美味しく、麹菌を上手に摂取できるのでオススメです。今回は甘酒の魅力をお伝えします。

甘酒は2種類

甘酒とは、古くから飲まれている日本伝統の発酵飲料です。一晩でできることから、かつては一夜酒(ひとよざけ)とも呼ばれていたそうです。

甘酒には、米麹で作る「米麹甘酒」と、酒粕で作る「酒粕甘酒」があります。米麹甘酒はお米の甘みが強いので、砂糖は使われていません。一方、酒粕甘酒は酒粕を水で溶かしており、甘さが少ないので、砂糖を加えて飲むことが多いようです。

米麹で作る甘酒は、お酒といってもアルコールは0%ですが、酒粕で作る甘酒には微量にアルコール分が含まれているそうなので、お子さまや妊婦の方はご注意ください。

どちらもそれぞれの良さがありますが、今回は私が毎日飲んでいる通称「飲む点滴」ともいわれる米麹甘酒についてご紹介します。

甘酒で内側から美しく

甘酒には、身体や美容に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。

美肌には欠かせないビタミンB群も豊富に含まれていて、ターンオーバー(肌の細胞が新しく生まれ変わるサイクルのこと)を正常化し、肌を健康に保ってくれる働きがあります。また、食物繊維やオリゴ糖には、腸の調子を整えてくれる効果も。私は甘酒を生活に取り入れ始めてから、実際にお腹の調子がよくなりました。腸がキレイになると、美肌にもつながってくるので、甘酒は肌に嬉しいことばかりですね。

甘酒の作り方

甘酒の作り方のポイントは、「温度」です。55〜60度を保つようにしましょう。これだけ守れば、甘酒作りは簡単です。今回は炊飯器を使った、甘酒の作り方をご紹介します。

<必要な材料>

  • 米麹 100g
  • 米 200g
  • 水 300g
  • 使用する米麹によって分量は変動します。

<作り方>

  1. 炊いたお米に水を入れ60度にする。
    (温度計を使って温度管理をしましょう。温度が下がりすぎた場合は、お湯で調整。)
  2. 米麹を入れる。
  3. 炊飯器で保温モードにし、8時間ほど放置する。
    蓋は閉めずに濡れ布巾をかける。
  • なお、炊飯器や釜は清潔な状態で、しっかり洗ってからご使用ください。

上記のように炊飯器でも作れますが、温度管理が面倒な私は、ヨーグルトメーカーで作っています。炊飯器と異なり、最初に温度を設定するだけなので、手軽に甘酒を作ることができますよ。

甘酒入りスムージーが朝にオススメ

甘酒だけでも十分美味しいのですが、お米の甘みが強いので、水や豆乳、スムージーに入れると、とても飲みやすく、美味しくなります。その日の気分でバナナやりんごなどのフルーツに、甘酒を大さじ2杯ほど入れてスムージーにします。たった2杯でも甘みが増しますよ。ただ、甘酒は糖質も高いので、飲み過ぎには注意してくださいね。

料理やスイーツなどにも使える

甘酒はとても万能で、料理やスイーツにも使えます。甘酒に含まれる酵素はお肉を柔らかくする効果があるので、鶏肉などを漬け込むと柔らかくなり、甘みもアップしますよ。ほかにも、パンケーキを焼くときに甘酒を入れると、自然な甘さになります。

自家製だと、市販で購入するより、安価で作ることができるのも嬉しいですね。また、長期保存のために加熱処理をしていないので、生きた麹菌を摂取できるのもオススメポイントです。なお、自家製の甘酒の場合、明確な賞味期限はありませんが、冷蔵庫で保存して2、3日以内に飲みきるようにするなど、早めにお召し上がりくださいね。

甘酒は健康や美容効果が期待できるだけでなく、使い勝手もよいものです。ぜひ皆さんも生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

プロフィール

イメージコンサルタント・村田藍さん

国内航空会社に入社し、客室乗務員として乗務していた村田さん。多くの方と接する中で見た目が与える力の重要性を身をもって実感すると同時に、魅せたい印象は自分で作れるということを確信。印象作りにおいて、理論を学ぶため、プロ養成アカデミーに入学し、パーソナルカラーや骨格診断、メイクなどの専門知識を得る。顔のパーツや全体のバランスを分析し、なりたいイメージに近づける顔のパーツや全体のバランスを分析し、なりたいイメージに近づける顔分析メイクや、美肌になれるノーファンデメイク法など、メイクに特化したイメージコンサルタントとして活動中。

  • 村田藍さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。