MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.114

今から準備を始めよう!肌の秋老け対策!

皆さん、こんにちは。夏の疲れが肌に現れるのが秋。実は、肌の老化が一番進みやすい季節は「秋」だということをご存知でしょうか?今からしっかりケアをして、秋老け知らずの肌をGETしましょう!

なぜ1年で一番肌の老化が進みやすいのが「秋」なの?

私たちを取り巻く気候や環境によって、肌の状態は大きく左右されます。夏は、紫外線、暑さ、冷房などの影響でダメージを受けやすく、冬は、乾燥した空気、寒さ、暖房などの影響で、肌の乾燥が進むなど、季節によって肌が受けるダメージはさまざま。また、季節の変わり目も肌の状態が安定せず、揺らぎやすいため、肌トラブルが多発してしまうことも。その中で一番肌の老化が進みやすいのが、実は「秋」だと言われているんです!
夏が終わって、秋になると自然と肌の状態が回復すると思いきや、夏のダメージを抱えたまま、肌の老化(シワ、シミ、たるみ、乾燥など)が進行してしまうため、秋老けという言葉があるくらい。そのため、日頃から意識して、正しいスキンケアを行うことがとても大切になってきます。

では、秋老けの原因とは?

秋老けの原因のひとつは、肌の夏バテ。夏は多くの紫外線を浴びるだけでなく、冷房の効いた室内と外気の温度差が著しく、しかも記録的な猛暑が続いているため、夏の肌を取り巻く環境は年々厳しくなっています。
涼を求めてエアコンの効いた環境にいることも多いため、気をつけないといけないのが、「インナードライ肌(肌の内側が乾いている状態のこと)」になってしまうことです。日本の夏は湿度が高く、大量の汗をかきやすい状況です。そうすると、汗や皮脂で肌の表面はしっとりしているので、肌の内側が乾燥していることに気付かない方が多いのです。そのため、保湿を怠りやすく、サッパリしたスキンケアを続け、肌のSOSに気付かないまま夏を過ごすことで、秋に夏の疲れがドッと現れてしまう…ということが起こりがちです。肌の秋老けを防ぐためには、夏からしっかり保湿対策をすることが大事です。

秋老けを防ぐスキンケアの基本

まず、トラブルのない肌を作るのに大事なポイントは、水分と油分のバランス。化粧水でしっかり肌の水分補給をすることで肌に潤い与え、最後に乳液やクリームなどの油分で潤いを閉じ込めるためにフタをする。たったこれだけのシンプルケアで、角質層が整えられ、肌の調子も良くなっていきます。油分で潤いを閉じ込めないと、水分補給をした肌から潤いが逃げていってしまうので、気をつけましょう。
ポイントは、「これくらいで良いかな?と思っている量より多い量の化粧水を肌に与える」ということです。夏は、肌の乾燥よりも皮脂やテカリが気になるからと、化粧水も軽く済ませがちですが、夏こそしっかり肌に水分を取り入れ、「インナードライ肌」を防ぎましょう!

見違える!水分たっぷりのプルプル肌スキンケア

水分を肌にしっかり取り入れるスキンケアって手間が掛かるのでは?と思いがちですが、今回は、簡単に水分を肌に与えることができる方法をご紹介します。それは、「ひたひたコットンパック」です。とても簡単で誰でもすぐにできるので、ぜひ試してみてください。

  1. 化粧水をコットンがひたひたになるまで含ませます(大判のコットンがオススメ)。
  2. コットンを二枚に割きます。
  3. コットンを少し横に伸ばし広げて、両頬に貼ります。
  4. その他、おでこや鼻などにも同様にコットンを貼ります。

コットンパックの一番のポイントは、化粧水が垂れてくるくらいコットンをひたひたにさせること。垂れてきた化粧水は、首やデコルテなどに塗って同時にケアをしてしまいましょう。
パックは、目安として10分くらい貼ってください。肌の内側からハリが出て、表面がヒンヤリしてきたのを感じたら、肌に水分がしっかり入った証拠です。パックの途中でコットンが乾いてきたと感じた場合は、化粧水を継ぎ足しましょう。
また、化粧水は必ずしも高価な物が良いとは限りません。コットンパックでバシャバシャ使っても気にならない、お手頃な価格の化粧水で問題ないので、自分に合うものを探してみてください。
そして、パックが終わった後はせっかく補給した水分と一緒に潤いが逃げていかないように、乳液やクリームを忘れず塗って、フタをしてください。
コットンパックに10分は長いな・・・と思われるかもしれませんが、コットンパックは「ながら」でできます。夜なら、お風呂上がりにストレッチをしたり、髪の毛を乾かしながら、朝なら、洋服を選んだり、朝ごはんを食べながらといったように、スキンケアも時短でできます。肌がヒンヤリするので気持ち良い!と好評なので、まずは一度試してみてくださいね。

スキンケアでサッパリ感が欲しい時には「ヒンヤリ&シュワシュワスキンケア」

暑い時期は、肌の温度も上昇しています。肌温度が上がりすぎると毛穴が開き、水分や潤いが失われて乾燥し、肌のダメージに繋がってしまいます。そこで、暑い気候で温度が上昇した肌や、お風呂上がりなどの火照っている肌を鎮静させるために有効なのが、「冷えた炭酸水」!冷蔵庫に入れて冷やした炭酸水(無香料、無糖)をコットンにたっぷり浸して、顔全体を軽く拭き取ると、シュワシュワ感があり、とても気持ち良いです。
先ほどご紹介したコットンパックをする前に、プラスアルファのケアとしてコットンで軽く拭くと、血行促進や毛穴の汚れを取り除く効果もありますので、ぜひ普段のスキンケアにプラスオンしてみてくださいね。
皆さんも夏の過酷な環境に負けず、夏バテしない肌作りを心がけ、秋老けを防ぎましょう!肌は生きているので、丁寧にケアした分、必ず応えてくれますよ。

プロフィール

イメージコンサルタント・村田藍さん

国内航空会社に入社し、客室乗務員として乗務していた村田さん。多くの方と接する中で見た目が与える力の重要性を身をもって実感すると同時に、魅せたい印象は自分で作れるということを確信。印象作りにおいて、理論を学ぶため、プロ養成アカデミーに入学し、パーソナルカラーや骨格診断、メイクなどの専門知識を得る。顔のパーツや全体のバランスを分析し、なりたいイメージに近づける顔分析メイクや、美肌になれるノーファンデメイク法など、メイクに特化したイメージコンサルタントとして活動中。

  • 村田藍さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。