MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.113

『WeShare Beauty』イベントレポート <5月21日開催>

みなさん、こんにちは。今回は、パソナとプロフェリエの共催で、『PASONA LOUNGE AOYAMA』で開催した『WeShare Beauty』のオフラインイベントのレポートをお届けします。
ご登壇いただいたのは、ダイエットセミナーや企業向けレシピ開発を行い、日本テレビ「ヒルナンデス!」へのご出演や多数の著作実績をお持ちのプロの管理栄養士・節約美容料理研究家の金子あきこさん(プロフェリエ登録プロ)!金子プロの著書「おなかぺったんこ腸筋レシピ」より、腸の土台となる腸筋(※)に効く、将来の健康維持にも役立つレシピについてお話しいただきました。

  • 腸筋・・・腸はほとんどが筋肉でできていることから、金子プロの著書では、その腸を動かすことを「腸筋を鍛える」と表現しています

おなかをへこませる食事法を学ぶ!

イベントの冒頭では、金子プロが「腸筋レシピ」を生み出したきっかけについて、ご紹介がありました。スタイルが良く、エレガントな金子プロですが、10代の頃はダイエットとリバウンドを繰り返したそう。さらに、ご長男の出産後、17kgも体重が増加してしまったことをきっかけに、食事や食事法の改善に着手。そして半年かけて17kg以上のダイエットに成功!食べ物と身体の関係を学び、独自のメソッドで考案したのが、「腸筋レシピ」です。
その後、健康な体づくりに必要なことを広く伝えるため、ダイエットセミナーやマンツーマン・プロフェッショナル・マッチングサービス「プロフェリエ」の登録プロとして、個人向けのアドバイスなども行っています。

“燃える体”の作り方

続いて、独自メソッドである、おなかを凹ませるための食事法について、ご紹介!金子プロが定義する燃える体とは、「①燃焼力②胃腸力・排泄力③代謝力」が整った状態を指します。まずは、「①燃焼力」について説明していただきました。

「人間の体は約60兆個の細胞からできていて、これらはすべて食べた物だけで作られています。よって自分の体の質は、食べ物で大きく差が出るのです。例えば、生まれた時から加工品ばかりを食べている体と、調理したものをきちんと食べて作られた体では、後者の方が、燃える体づくりに効果的だと言えます。
ここで、燃える体について、もう少し詳しくお話します。先に挙げた燃焼力とは、車で例えるならガソリンです。車と同様に、体を正常に動かし、熱を生み出す食事には、カロリーのバランスが必要なのです。厚生労働省が発表する日本人の食事摂取基準となる栄養素のバランスは、炭水化物60%、脂質25%、たんぱく質15%と言われています。このカロリーバランスが崩れた食事を摂取していると、燃えにくい体になってしまい、脂肪を燃焼しづらくなってしまいます。
今、巷では低カロリーの加工品が多く出回っていますよね。しかし、カロリーとは、その食事がどれくらいの熱を生むのかを数字で表したものです。なので、カロリーが低い食品は、熱を生み出さないため、体温が上がりにくい状態を作ってしまいがちです。そのため、それらの食品は、主食としてではなく、おやつなどで取り入れることをオススメします。
また炭水化物は、パンより脂質の少ないご飯がオススメです。日本人は脂質の分解が不得意で、体に残ると悪玉菌のエサになりやすいので、要注意です。意識してみましょうね」

咀嚼(そしゃく)が健康維持の秘訣に!

続いては、「②胃腸力・排泄力」についてです。

「私が個別でダイエットセミナーをする際、食べるタイミングや量ではなく、食べるものに意識を向ける方が多いと感じています。しかし、実際のところは、胃腸が元気に働き、食べたものが胃で消化され、腸で正しく栄養が吸収されないと意味がないのです。
そこで、次に大切なステップは、胃腸が動くスイッチとも言える咀嚼で、胃腸力を上げることです。しっかりと口の中で食べ物を噛んで、唾液と一緒に流し込むことで、栄養素が正しく吸収されるよう、促すことができるのです。主食を雑穀入りご飯にしたり、おかずも柔らかいお肉よりも一枚肉などに切り替えたりと、咀嚼を増やすことを心がけてみてください。あわせて、先ほどのカロリーバランスを意識しながら、1日3食とることで、1日3回胃腸の筋トレをすることにもなります。
次に必要なことは、排泄力です。排泄力には、善玉菌のエサとなる食物繊維をとることが必須です。食物繊維を多く含む食材は、大麦、玄米、芋類、豆類、きのこなどです。味噌汁は、豆類やきのこなどを摂取しやすいのでオススメです。こうして腸内環境を整えることで、便秘や下痢の改善、免疫力のアップや、血糖値上昇の抑制などが期待できます。また、ビタミンなどの栄養素の吸収率も上がり、健康な体へと導いてくれますよ」

さらに、咀嚼を促す食べ物としては、「冷凍こんにゃくが一番オススメ」だそうです。こんにゃくは、凍らせることで弾力が出て、咀嚼回数が増えますし、さまざまなメリットがある食物繊維を摂取することができる優れもの。冷凍したこんにゃくをレシピに取り入れるだけで、下腹が凹むだけではなく、こんにゃくの食物繊維が腸をキレイにし、整腸効果も期待できます。また、便秘の解消・免疫力アップ・美肌効果、そして、将来の健康維持にもつながり、良いことだらけ!金子プロの著書「おなかぺったんこ腸筋レシピ」には、スーパーフード「冷凍こんにゃく」を使った簡単でおいしいレシピがたくさん掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

すっきりおなかを目指す!

最後は、「③代謝力」についてです。

「身体の代謝を上げるためには、質の良い食材と、カロリーの消費をサポートする成分が必要になります。ここで言う良い材料とは、カロリーを持つ栄養素の炭水化物と脂質、たんぱく質。それをサポートする成分が、ビタミンとミネラルです。栄養素は、単体ではなく、バランス良く取り入れることで、チームプレーを発揮してくれるのです。ビタミンやミネラルは、野菜や穀類から摂取すると良いですね。旬の野菜は栄養価が高いのでオススメしています」

咀嚼をしっかりすることで、身体の代謝が上がり、おなかから痩せることや、体温や血流がアップし、質の良い細胞が作られるという点。そして、シーン別の食事法(遅い夕食でオススメの食材や間食の選び方)など、実践的なお話が盛りだくさんでした。参加者からは、「これまでの常識が良い意味で覆り、食べ方や食生活を見直す良いきっかけになりました」という声が多く寄せられました。
金子プロ、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

『WeShare Beauty』では、美容やファッションなどに関する、さまざまな情報を発信しています。ぜひこの機会に過去の記事もチェックしてみてくださいね。また、今後も色々なイベントを企画していきますので、『PASONA LOUNGE AOYAMA』の情報もお見逃しなく!

【会場のご紹介】東京・南青山フリーラウンジ『PASONA LOUNGE AOYAMA』

今回のイベントを開催したのは、東京・南青山にあるフリーラウンジ『PASONA LOUNGE AOYAMA』。外苑前駅や表参道駅からのアクセスも良く、真下に青山通りを見下ろすビルの2階(パソナグループのキャプラン株式会社 青山オフィス オープンスペース内)にあります。温かみのある木のテーブルと椅子、大きな窓に囲われたオシャレで落ち着いた空間のラウンジで、コーヒーの提供やフリーWi-Fiも完備し、読書や自習での利用にピッタリ!パソナで就業中の方なら、どなたでも無料で利用可能です(※HPから事前予約が必要)。