皆さんは、普段クレンジングをどのようにされていますか？正しくクレンジングをしないと、お肌に負担がかかってしまい、負担をかければかけるほど、シミやくすみなどを誘発してしまいます。特に目元は、皮膚の中でも薄い部分。日々の負担が“目元老け”につながってしまうので、正しいアイメイクの落とし方を知りましょう！

「目は口ほどにものを言う」と昔から言われるくらい、目は印象を左右するパーツです。通常の皮膚は、表皮と真皮を合わせて平均約2mmあります。ですが、目元の皮膚は、その約3分の1の薄さだと言われています。そして、皮脂腺などもほとんどないため、とても乾燥しやすくダメージを受けやすい部分です。
そんなデリケートな目元のメイクをゴシゴシとこすって落としたりしていませんでしょうか？高級な化粧品でアイケアをしても、メイクオフで目元に負担をかけていたら、効果は激減です。そのため、アイケアよりもまず意識を向けるのは、メイクの落とし方です。

目元に限ったことではないですが、摩擦はシワやたるみ、色素沈着など、さまざまな肌トラブルの原因となります。アイメイクを落とす際も、目元は特に負担をかけないように意識をすることが大事です。
しかし、アイメイクはマスカラやアイラインなど、通常のクレンジングでは落ちにくいものもあります。その場合は、目元専用のクレンジング（ポイントメイクリムーバー）で、負担をかけずに優しくオフすることをオススメします。

ポイントメイクリムーバーにもさまざまな種類があります。濃いアイメイクやウォータープルーフなど、落ちにくいものを使用してメイクをした場合は、洗浄力が高いものを。そこまで濃いアイメイクでない場合は、保湿力重視で選ぶなど、用途によって使い分けると、よりお肌への負担が軽減されます。
また、マスカラリムーバーもオススメ！マスカラと同じ要領でまつげに塗布して、マスカラを落とします。まつげに負担をかけずに落とせるので、まつげケアにも効果的です。

小さな心がけが、長期的にみると大きな違いになります。少し面倒かもしれませんが、優しく丁寧にメイクオフするように心がけましょう。

ポイントは、リムーバーをたっぷり使って、コットンがひたひたな状態でメイクオフすることです。また、常に汚れていない、新しい面でふき取ることも意識してください。綿棒も同様です。薄いメイクであれば、片目につき、1枚のコットンでも対応できますが、濃いメイクの場合は、2、3枚のコットンを使用します。

毎日ポイントメイクオフするのがどうしても面倒という方は、全てお湯で落ちるフィルムタイプのコスメでメイクすることをオススメします。お湯で落ちるマスカラとアイラインであれば、メイクオフの時間が短縮されます。ただ、ぬるま湯でなく熱めのお湯でメイクオフすると、皮脂や潤いまで奪ってしまうので、必ずぬるま湯で落としましょう。

最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、「美肌は1日にしてならず」です。特に、「目元が暗いな」と感じてきた方は要注意です。毎日の積み重ねで、目元が老けてきてしまっている可能性があります。お肌は生きているので、扱い方を少し意識するだけで、どんどん美しくなっていきます。ぜひ丁寧なアイメイクオフを心がけましょう！
アイメイクの落とし方以外でも、「こういった場合はどうすれば良い？」など、ご質問があれば、ぜひお気軽にコメントくださいね。