MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.92

似合うメガネの選び方

最近ではすっかりオシャレのアイテムとして定着したメガネ。メガネは、ファッションアイテムでもあり、第一印象を決定づける重要な要素のひとつでもあります。今回は、どのようなデザインのメガネが、どんな顔立ちに似合うのか、どのような印象をつくるのかという、「似合うメガネ選び」についてご紹介します。

メガネのカタチを知る「四角型フレーム」「丸型フレーム」

まずは、基本のメガネのカタチであるフレームラインとその特徴を知ることから始めましょう。
メガネには色々な種類がありますが、今回は、基本の「四角型フレーム」と「丸型フレーム」をいくつかご紹介します。

「四角型フレーム」

スクエア

レンズのカタチが四角で横長の長方形タイプ。直線的でシャープ、知的な印象を与えます。

ウェリントン

逆台形で、正方形に近いカタチ。ジョニー・デップがかけたことで有名になりました。知的で落ち着いた印象を与えます。

ティアドロップ

名前のように「涙の雫」に似ていて、鼻パッドの部分から垂れ下がっているのが特徴的。サングラスで定番のカタチで、個性的な印象になります。

「丸型フレーム」

オーバル

楕円形の定番タイプ。柔らかく自然な印象になります。

ボストン

逆おむすび形で昔からある定番のカタチ。レトロな印象もありつつ、近年流行していて、活動的な印象も与えます。アメリカのボストンで流行したことから、こう呼ばれています。

ラウンド

丸形で、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドがよくかけていたことから「ロイド型」とも呼ばれています。若々しく楽しげな印象になります。

フォックス

丸型とは少し違いますが、目尻が上に上がっていて、顔を引き締める効果があります。シャープな印象で、女性に人気がある形です。

リムの形状を知る

リムとは、レンズを固定している部分のことで、メガネをかけた時の印象にも関係します。

ナイロール(ハーフリム・ナイロール)

レンズの半分にふちがあるタイプのことをナイロールといい、上半分にフレームがあるものをハーフリム、レンズの下半分にフレームがあるデザインをアンダーリムといいます。

ふちなし

レンズの周りにふちがないデザインで、リムがないので、顔のイメージを変えないナチュラルな印象になります。

「メガネのカタチ」の画像を見て、印象の違いを見比べてみてくださいね。

顔とメガネの関係

それでは、今度は顔型から考えてみましょう。
基本的なメガネの選び方として、フレームの上下の幅は、眉からアゴまでの3分の1に収まる幅が良いと言われています。そして、顔とフレームの幅が同じくらいのものが、ちょうど良いバランスです。上のイラストを参考にしてくださいね。
フレームが小さすぎると、顔が大きく見えたり、メガネだけが浮いたように見えてしまいます。また、フレームが大きすぎても、目が小さく見えたり、顔の余白部分が広くなり、顔が大きく見えてしまうので、気をつけましょう。
さらに、フレームの上部のカタチと眉には深い関係性があり、眉のカタチに沿うようなフレームを選ぶと、バランスが取れますよ。

顔型別、似合うメガネのカタチ

顔とメガネの関係性が分かったら、自分の顔型に似合うメガネのカタチが気になりますよね。顔の縦の長さと横の幅で4つの顔型別にみていきましょう。
まず、四角顔にオススメなのは、「オーバル」や「ボストン」のような、丸みを帯びたデザインのフレームです。丸みを帯びたデザインをかけることで、バランスの取れた顔立ちになります。「ウェリントン」も上部にポイントがあることで、バランスが良くなります。
次に、丸顔にオススメなのは、「スクエア」のような角のあるフレーム。「ハーフリム」も、顔の下部分がスッキリ見えて、メリハリがつきます。
そして、面長顔にオススメなのは、縦幅のある「ウェリントン」や「ボストン」のようなフレーム。縦幅の長さが、顔のバランスをよく見せてくれます。
最後に、逆三角顔には「オーバル」などの小さめのフレームがオススメ。横長の楕円形のフレームが柔らかい印象に見せてくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?顔型とメガネを選ぶポイントを表にまとめましたので、こちらも参考にしてください。基本的なメガネと顔型との関係性を知って、メガネ選びに役立てていただけると嬉しいです。
メガネは、身につけるだけで印象をガラリと変えられる、とても便利なファッションアイテム。フレームの太さや細さ、鼻の高さ、目の位置、パーソナルカラーなども考慮しながら、実際に試着してかけ比べてみて、自分に似合うぴったりのメガネを見つけてくださいね。

プロフィール

イメージコンサルタント・工藤亮子さん

パーソナルカラー診断や骨格分析、ショッピングの同行などを行っている工藤さん。これまでに9000人を超える方々と接してきた経験をベースに、経営者、起業家、政治家、芸能人、文化人、男女エグゼクティブのイメージ戦略、自分らしく生きたい女性の魅せ方まで、幅広く支援。また、協会、NPO法人などのブランディング、省庁、行政のHPコーディネート、スタイリスト向けの教材開発なども手がけています。

  • 工藤亮子さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。