MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.85

平成振り返り ~オフィスファッションの変遷~

平成の時代には、社会の動きと同様、さまざまなファッションの流行がありました。あんなに流行っていたのに、あっという間に見なくなってしまったというものも数多くあります。本日は、平成を振り返りながら、時代の流れとともに変化する”オフィスファッション”についてご紹介します。

平成の幕開け

今秋に控えている消費税の増税。消費税が導入されたのは平成元年(1989年)だったことを覚えているでしょうか?当時流行っていた、ワンレン、ボディコン・・・といった言葉は聞いたことがありますよね。ワンレンとは、“ワンレングス”の略称。髪が自然に落ちる位置で同じ長さにカットしたスタイルのこと。ボディコンとは、体にフィットしたボディコンシャスなラインの洋服の略語です。バブル時代は、とにかく日本中が華やかな時代だったこともあり、ファッションも華やかで煌びやかな傾向がありました。当時のオフィスファッションも1980年代半ばのバブル期に流行したスタイルの流れから、肩が大きくルーズなシルエットのソフトスーツやボディコンシャスなシルエットのワンピースが主流でした。DCブランド(デザイナーズ・アンド・キャラクターの略)のファッションに、金のチェーンのショルダーバッグを合わせる、そんな時代でした。

ファッションリーダーが出現した平成初期

内閣府景気基準日付でのバブル崩壊期間とされる平成3年3月から平成5年10月までの景気後退期には、バブル時代のファッションに代わり、カジュアルファッションが広まっていきます。オフィスの装いにも、カジュアル化が少しずつ波及。1980年代末に登場した、渋谷に集う高校・大学生の着こなしを表現する"渋カジ(渋谷カジュアル)"の流れから、"紺ブレ"が大人気となり、オフィスファッションにも取り入れられるようになりました。
当時学生だった私も紺ブレにチノパンを合わせた写真が残っていますが、その頃の紺ブレには大きめの肩パッドが入っていて、時代を感じさせてくれます。
そして、女性の茶髪の流行、男性のロン毛ブームなども特徴的な時代。ファッションのカジュアル化とともに、"裏原系"、"ストリート系"など、さまざまなファッションスタイルが現れ、"アムラー"、"シノラー"、"キムタクブーム"など、芸能人がファッションリーダーを担っていた時代でもありました。

憧れを求めた平成中期!

平成の半ば頃は、失業率の上昇や就職氷河期など、不景気が色濃くなっていた時期。渋谷109ブームにみられるカリスマ販売員やカリスマ美容師などが登場し、より身近に憧れを求める時代へと変化していきます。CanCamやJJなど、赤文字系雑誌が人気となり、オフィスファッションもそれまでのカジュアルからコンサバ・上品な方向に少しずつシフトしていきます。
そして、携帯やインターネットなど新しい情報ツールが身近な存在となり、タレント本、モデル本などをファッションの参考にしたり、読者モデル、ブロガーなど、ファッションアイコンが多様化し始めます。オフィスファッションでは、カジュアルフライデーやクールビズの促進など、働きやすい服装で勤務することが推奨されるようになっていきました。

ビジネスカジュアルスタイルが進んだ平成中期~後期

男女雇用機会均等法が平成19年に改正され、女性社員の制服を廃止する企業が相次いだのはこの頃です。その結果、アンサンブル、ツインニットと言われる、セットアップのカーディガンにスカートなど、きれいめなオフィスファッションスタイルへシフトしていきました。
男性では、"スーツにネクタイ"以外の、"ジャケットとパンツの組み合わせ"というビジネスカジュアルスタイルの一般化が進み、オフィスファッションのスタイルも細身のシルエットになっていきました。当時のオーダースーツの型紙は細身が主流。襟も身幅もパンツも「もっと細くしてください!」と細めのタイプが好まれたことを覚えています。

機能的な流れが生まれた平成後期

平成20年のリーマン・ショック、世界同時不況を背景に、ファストファッションが全盛となっていきます。SNSの普及に伴って、テレビや雑誌から情報を得ていた時代から、オンラインで買い物をする、インスタグラムでお気に入りのインフルエンサーのファッションを参考にするなど、個人の価値観で着るものを選ぶ時代になりました。
終身雇用の崩壊、ノマド、パラレルキャリアの登場など、働き方が多様化する中で、オフィスファッションは、”楽で”、”機能的”な方向に向かっています。ジャケットにパンツやスカートを合わせるスタイルが定着し、"ラフなカジュアル路線”が主流となりつつあります。スーツにスニーカーやリュックを合わせる姿にも違和感を感じなくなり、平成最後の今年の新作スーツやビジネスファッションのトレンドは、"皺にならない”、”着ていないように軽い”、”真夏でも涼しい”、”お家で洗える”、"リバーシブルで使える"など、機能性重視です。

これからのトレンド

2020年に向けて、スポーツMIXがビジネスファッションにも取り入れられると考えられます。また、好景気に相応しい”ネオンカラー”など、目を惹く華やかな色が今年のトレンドです。ただ、銀座の海外ファストファッション店舗は閉店が相次ぎ、地価の高騰、景気の天井なども垣間見える今日この頃。ファッションは、社会の動向と強く結びついています。新しい元号とともに、オフィスファッションもどのような変化を見せるのか、私たちも注意深く見守りたいですね。

プロフィール

イメージコンサルタント・工藤亮子さん

パーソナルカラー診断や骨格分析、ショッピングの同行などを行っている工藤さん。これまでに9000人を超える方々と接してきた経験をベースに、経営者、起業家、政治家、芸能人、文化人、男女エグゼクティブのイメージ戦略、自分らしく生きたい女性の魅せ方まで、幅広く支援。また、協会、NPO法人などのブランディング、省庁、行政のHPコーディネート、スタイリスト向けの教材開発なども手がけています。

  • 工藤亮子さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。

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