MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.79

2019年春夏のトレンドメイク速報

2019年の春夏メイクはいったいどんな色やアイテムが流行するのでしょうか?各ブランドの春夏コレクションから見える最新のトレンドメイク情報をご紹介します。

2019年春夏のトレンドカラーは?

2019年、各ブランドの春夏イメージビジュアルを見比べてみると、そのほとんどがピンク、イエローグリーンといったパステルカラーが目立ちます。これらは1960年代に流行した「キャンディトーン」を彷彿とさせますが、今季のパステルカラーは大人にも似合うモードなパステル。
眉やアイラインをきちんと描きながらも、やわらかで肌なじみの良いパステルトーンを上手に使いこなすことがポイントです。ピンクやイエローに抵抗がある方も、肌質、肌色、年齢に関係なく誰でも使えるテクスチャーやカラーがたくさん登場しているのも今年の特徴です。

ファンデーション

主流は、程よいツヤを残すセミグロウタイプのファンデーション。バームからクリームに変化するファンデーションや、クリームなのに肌に馴染ませるとパウダーに変化するタイプなど、高機能でハイブリッドなファンデーションが登場しています。
付け心地だけでなく、仕上がりを左右させる専用のブラシも各メーカーから発売されており、ファンデーションの量や付け方、パウダーの重ね方など、これまでとは違った使い方が必要になることも。その分、仕上がりも今までとは格段に変わるでしょう!2019年はファンデーションからますます目が離せません。春は肌の衣替えの季節と思って、新しいファンデーションに変えてみてはいかがでしょうか。

目元

パステルカラーが特徴の2019年春夏ですが、なかでもピンクは大注目のカラーです。ピンクは、特にアイシャドーで使うと、「腫れぼったい感じになるから…」と敬遠する方も多いと思いますが、今年は日本人に多いイエローベースに合わせた暖色系のピンクも数多く登場しているので、ぜひ試してみては。
また、ピスタチオグリーン、イエロー、ミントブルーなど、一見使いにくそうなカラーも、今年はラメやパールといった繊細な輝きを加えて、透明感を高めたアイテムが多数登場しています。リキッドアイカラーを使えば、パウダーよりもシアーで密着した質感がでるため、テクニックいらずで使いやすく、オススメです。

リップ

リップは、唇のコンディションを整えながらカラーを楽しむことのできるタイプが主流で、ふっくらとハリのある唇を演出する「プランプリップ」がトレンドです。ヒアルロン酸やシアバターエキスなどの保湿成分を配合したものから、コラーゲン成分を促すペプチドなどの有効成分を配合したトリートメントタイプまでさまざま。中にはペパーミントやメンソールを配合して、すっとするクールな感触を与えるタイプも登場しています。
カラーは、やはりピンクが主流となりそうです。ブルーベースに似合うライトローズや、イエローベースに似合うコーラルピンクなど、2019年は各メーカーから多様なピンクのカラーバリエーションの商品が発売されているのが特徴です。

ネイルやアイラインにも

パステルカラーはいずれも淡くやわらかい発色が特徴ですが、定番カラー以外のブルーやグリーンなどは、普段、使い慣れていないとハードルが高い色かもしれません。そんなときには、アイライナーでトレンドカラーを取り入れてみるのがオススメです。肌映りを気にせず楽しめるのもアイライナーの良いところ。ペンシルタイプからリキッドタイプまでラインナップが揃っているため、自分の使いやすい方をセレクトしましょう。
また、メイク以外でトレンドカラーを取り入れやすい部分といえば、ネイル。最近ではアイカラーとタイアップしたネイルも各ブランドから発売されています。目元で挑戦しにくい場合は、指先でチャレンジするのも、さりげなくおしゃれを演出できますよね。

まとめ

いかがでしたか?明るくハッピーな気持ちで迎えたい春。メイクは気分を簡単に変えてくれます。ファッションに合わせて新しいメイクに挑戦するのも楽しいですね!

プロフィール

ヘアメイクアップアーティスト・髙木大輔さん

美容師を経験後、ヘアメイクアップアーティストとして(株)資生堂入社。撮影、宣伝広報活動、ファッションショー等のアーティスト活動を経て独立されました。現在は横浜元町のヘア&メイクアップサロン『Atelier Salon DD』でトータルコーディネーションの視点に立ったオリジナルの美容メソッドをもとに、ヘアおよびメイクアップを提供。サロンワークのほかに、日本のみならず上海、香港など海外でのデモンストレーション、美容技術教育、撮影と多岐にわたり活動中です。

  • 髙木大輔さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。