MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.72

冬の冷え対策

寒くなると気になる“身体の冷え”。「冷えは万病の元」と言われていて、様々な身体の不調にも繋がります。
今回は身体が冷える原因や、冷えない身体を作るためのポイントをご紹介します。

様々なトラブルを引き起こす“冷え”

女性の悩みで多く挙げられる“冷え”。筆者自身も極度の冷え性で毎年、冬は足が冷たくなり、感覚がなくなってしまう程でした。身体が冷えて血流が悪くなると、身体中に酸素や栄養を運びにくくなるので、「手足が冷えすぎて寝つきが悪い」「生理痛が酷くなる」「便秘を引き起こす」「肌のトラブルが起こる」など、様々な身体の不調が現れてくるのです。

なぜ身体は冷えてしまうのか?

ではなぜ女性は身体が冷えやすいのでしょうか?一般的に、女性は男性に比べて筋肉より脂肪が多いので、熱を作りにくく、冷えやすいと言われています。食事制限や運動不足も冷えにつながります。また睡眠、食生活、ストレスなど、生活習慣の乱れが血流を悪くし、上手く全身に血が回らない状態を引き起こすので、より冷えを悪化させてしまいます。

筋力アップで冷え解消!

身体の熱を作り出すのに必要不可欠なのが“筋肉”です。筋肉量が少ないと、十分な熱を生み出せずに、冷え性になりがちです。特に、太ももは身体の中でも大きな筋肉なので、効率よく筋肉量をアップすることができ、冷え性改善につながります。また、ふくらはぎは“第二の心臓”と言われ、下半身の血液を心臓に戻すポンプの働きをしているので、ふくらはぎを鍛えるのもオススメです。
身体を鍛えるのに向いているのが、「つま先立ちスクワット」!やり方は簡単。通常のスクワットをつま先立ちで行うだけです。やってみると下半身全体に効くのを実感できると思うので、ぜひ試してみてください。

身体をしっかり温める

身体を温めるには、お風呂にゆっくり入るのが効果的!冬だけでなく、毎日お風呂に入って、体を芯から温めましょう。夏だと38度前後、冬だと40度前後のお湯で、じわっと汗が出てくるまで湯船に浸かるのがポイントです。最近はシャワーでさっと済ませてしまう方も多いですが、湯船に浸かるだけでも、夜の寝つきは大きく改善されますよ。また、日中はカイロを活用するのもオススメです。特にオススメなのが、「はさみ貼り」!おへそから指4本分の位置にある「丹田」と、おへその真裏にある「命門」という場所を両サイドから温められるよう、お腹と背中の両方にカイロを貼ると、内臓と下半身を同時に温めることができます。

冷え改善にオススメの飲み物

冷え改善には、身体を内側から温めるのも重要です。内臓を冷やさないために、普段から、氷の入った冷たい飲み物は控えめにしましょう。特に、冷え改善にオススメしたい飲み物が、「生姜ココア」です。砂糖は身体を冷やすので、砂糖が入っていない「純ココア」と「すりおろした生姜(チューブの生姜でも代用可)」をお湯で割るだけで、簡単にできます。
飲みづらい場合は、ハチミツを少量加えると、甘くて飲みやすくなります。特に、朝に飲むと身体が温まった状態で1日をスタートできるので、とてもオススメです。

冷え改善の保温アイテム!

いかがでしたでしょうか?自分で熱を作り出す力をアップさせて、身体の内と外から温めると、冷えは大きく改善されます。そして、熱を逃がさないことも重要なので、レッグウォーマや腹巻などで保温することも忘れずに。冷えは美の大敵です。冷え改善に努めて、健康的に美しくなりましょう。

プロフィール

イメージコンサルタント・村田藍さん

国内航空会社に入社し、客室乗務員として乗務していた村田さん。多くの方と接する中で見た目が与える力の重要性を身をもって実感すると同時に、魅せたい印象は自分で作れるということを確信。印象作りにおいて、理論を学ぶため、プロ養成アカデミーに入学し、パーソナルカラーや骨格診断、メイクなどの専門知識を得る。顔のパーツや全体のバランスを分析し、なりたいイメージに近づける顔分析メイクや、美肌になれるノーファンデメイク法など、メイクに特化したイメージコンサルタントとして活動中。

  • 村田藍さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。