MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.66

冬こそ角質ケアを!

冬になると、乾燥でかかとが硬くなったり、ガサガサする・・・という方も多いのではないでしょうか?今回はかかとがガサガサになってしまう原因やケア方法についてご紹介します。冬こそケアはマストです!

なぜかかとは硬くなりやすいの?

足の裏は、人の全体重を支えている部分で、立ったり、歩いたりする中で、摩擦や圧迫などの外部刺激を受け続けています。刺激を受け続けると、角質層が分厚くなり、かかとが硬くなってしまいます。また、かかとには皮脂腺がなく、天然の保湿クリームである“皮脂”が出ないため、乾燥しやすい性質を持っています。乾燥が進むと、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が乱れ、古い角質が固まり、分厚くなってしまう「角質肥厚」という状態になってしまいます。

不要な角質除去と保湿が大事

かかとは、ケアをしないと、硬くなったり、ガサガサになりやすいパーツです。予防・改善するには、“角質オフ”と“保湿”が重要です!分厚くなってしまった角質層に保湿剤をつけても、奥まで浸透しにくく、効果も半減してしまうので、まずは不要な角質を除去してから、たっぷり保湿をするというのが効果的です。また、角質を取りすぎて角質層が薄くなると、より乾燥が進み、かかとが分厚くなってしまいますので、注意しましょう。

即効性を狙うなら“削る”

固くなった角質の状態がひどい場合は、ヤスリや電動リムーバーで“削る”のが、柔らかなかかとへの一番の近道です。
しかし、角質を削りすぎると逆効果なので、削りすぎには要注意です。一度に角質を削るのではなく、数回に分けて除去していくことをオススメします。また肌がふやけた状態での使用も、角質を削りすぎてしまい、肌に負担をかけてしまうので、控えましょう。

肌に優しい“スクラブ”もオススメ

症状が軽い場合や、肌に負担をかけたくない方は、スクラブがオススメです!スクラブは家庭にあるもので簡単に作れます。私のオススメは重曹スクラブ。簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
材料は
・重曹 大さじ1
・水 小さじ1
を混ぜ合わせて、ペースト状にするだけで簡単に作れます。かかとに塗布して、優しくマッサージしながら、数分おいて洗い流します。手で直接マッサージすると、手のひらも研磨してしまうので、手袋を着用しましょう。

角質ケア後はしっかり“保湿”

ヤスリやスクラブで角質を除去した後は、しっかり保湿することが大切です。角質ケアした後のかかとは、より乾燥しやすくなっていますので、高保湿のクリームを塗りましょう。クリームを塗った後に、かかとケア用の靴下を履くとより効果的です。朝起きた時に、かかとがしっとりしていることを感じられますよ。

毎日のケアが重要

高いヒールや足に合っていない靴を履くと、刺激によって角質が分厚くなってしまいます。そうならないようにしたいですが、やっぱりおしゃれは楽しみたいですよね。なので、足やかかとに負担がかかっていることを知った上で、日々スキンケアと同じように、かかとケアを行いましょう。肌は生きているので、しっかりケアすれば応えてくれますよ。

プロフィール

イメージコンサルタント・村田藍さん

国内航空会社に入社し、客室乗務員として乗務していた村田さん。多くの方と接する中で見た目が与える力の重要性を身をもって実感すると同時に、魅せたい印象は自分で作れるということを確信。印象作りにおいて、理論を学ぶため、プロ養成アカデミーに入学し、パーソナルカラーや骨格診断、メイクなどの専門知識を得る。顔のパーツや全体のバランスを分析し、なりたいイメージに近づける顔分析メイクや、美肌になれるノーファンデメイク法など、メイクに特化したイメージコンサルタントとして活動中。

  • 村田藍さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。