MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.58

綺麗なデコルテをキープするには

“年齢は首でバレる”と言われるほど年齢を隠せないパーツが“首”です。スキンケアやスタイルアップには気をつけていても、首やデコルテのケアを毎日しっかりしているという方はそう多くはないのではないでしょうか?
そこで今回は、年齢を左右する重要なパーツである首元のケア方法をお伝えします。

潤い不足がシワの元!?

首のシワが気になる方も少なくないのではないでしょうか?首は顔に比べて皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすいパーツなので、お手入れをしないと潤い不足になってしまいます。潤いが不足して肌のバリア機能が低下しているところに紫外線などの影響が蓄積していくと、肌の弾力を保つ成分であるコラーゲンの働きが低下し、年齢を重ねるごとに、たるみやしわが目立つようになっていってしまいます。反対に、スキンケアと同じように毎日ケアをしていると、美しい首元をキープすることができますので、しっかり紫外線対策やケアを実践していきましょう。

首は顔の延長

首やデコルテも実は、顔の一部なのです。顔に化粧水や乳液、クリームをつけるタイミングで、首やデコルテにも塗り込むだけで、保湿が保たれてお肌のハリが戻ってきます。専用のネッククリームもありますが、それらを使わなくても、普段使いのスキンケア用品でも十分です。とにかく継続することで効果を実感できるので、いつものスキンケアに、首とデコルテの1ステップを加えて、習慣化してみましょう。

マッサージでハリのある首元に

マッサージでリンパの流れや血流を良くし、老廃物を排出することで、肌のハリや明るさがアップするので、ぜひ取り入れてみてください。

  1. 耳の後ろのくぼみを人差し指と中指で優しく押す。
  2. 手のひら全体を使って耳の付け根から鎖骨まで撫で下ろす。反対側も同様に。
  3. 鎖骨を人差し指と中指で挟み、鎖骨の中心から外側に向かって滑らせる。各5回。
  4. 最後に脇を痛気持ちいいと感じる強さで3回握る。

摩擦はシワの原因にもなるので、マッサージの際はクリームやオイルを必ず使用して、擦らないようにしてください。

枕を見直す

首のシワの原因の一つに、枕の高さが合っていないというのも挙げられます。特に高い枕だと、首にシワができた状態で寝ていることになります。人は、1日の約3分の1の時間を睡眠としてあてているので、長期間使用すると徐々に深いシワになってしまいます。理想的な寝姿勢は、立っている時の姿勢のまま、横になっている状態です。眠りの質も上がるので、首にストレスのかからない高さの枕を見つけてみましょう!

スマホ老けに注意

最近はスマホやタブレットの普及が進み、顔を下に向けた状態の時間が長くなっています。うつむいた状態でいると首にシワが寄ってしまい、枕と同様、シワの原因を作っていることになります。出来る限りスマホを見る時間を少なくする、または、見る際は首がシワにならない姿勢で、出来るだけ高い位置でスマホを見るように心掛けましょう。長期的に見ると、大きな差が生まれるはずです。

年齢が出るパーツこそ美しく

いかがでしたでしょうか?顔はファンデーションでなんとか隠せても、首やデコルテラインはなかなか隠しにくい場所です。タートルネックやスカーフなどで隠すのではなく、何歳になっても綺麗に胸元の開いたお洋服などを自信を持って着られるように、小さなケアをコツコツ重ねていきましょう!

プロフィール

イメージコンサルタント・村田藍さん

国内航空会社に入社し、客室乗務員として乗務していた村田さん。多くの方と接する中で見た目が与える力の重要性を身をもって実感すると同時に、魅せたい印象は自分で作れるということを確信。印象作りにおいて、理論を学ぶため、プロ養成アカデミーに入学し、パーソナルカラーや骨格診断、メイクなどの専門知識を得る。顔のパーツや全体のバランスを分析し、なりたいイメージに近づける顔分析メイクや、美肌になれるノーファンデメイク法など、メイクに特化したイメージコンサルタントとして活動中。

  • 村田藍さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。