MYPAGEコミュニティ『WeShare Beauty』vol.02

汗ジミにサヨナラする真夏の服選び

汗をかくのは自然なことだけど、汗ジミが気になる季節は、汗問題がストレスになりますよね。そこで、汗ジミ対策になる洋服の選び方のポイントを5つ紹介します!

汗ジミが目立つ色・目立たない色

夏場は汗をかきやすく、汗のせいで洋服が濡れて汗ジミができることがあります。汗ジミが目立つのは、汗で色が変わった時に、元の色と差がつきやすい色の服。最も汗ジミが目立つ色は、グレー。
逆に目立ちにくいのは、汗をかいても元の色と変わらない色の服。白や黒、ネイビーなどのダークカラーです。
白い服は光を反射するので汗ジミは目立ちませんが、汗が付いたまま放っておくと黄ばみになるので、お手入れにも気を付けましょう。

真夏の赤い服は避けて!

私達の身体が感じる温度感覚のことを「体感温度」と言います。
目隠しをして、赤い部屋と青い部屋、それぞれに入って統計を取ると赤い部屋を暑く感じる人が多く、赤い部屋と青い部屋それぞれの体感温度には約3度の差があると言われています。
赤色の波長は、脳を刺激しアドレナリンを分泌させるので、血圧・脈拍・体温が上昇します。つまり、真夏の汗対策には逆効果。
赤い服より青い服の方が、着ている本人も周りの人も涼しく感じ、快適に過ごすことができますね。

汗を気にせずコーディネートの幅を広げるためには

汗ジミを気にしないでおしゃれを楽しみたい方におすすめなのが、トップスに柄を取り入れること。単色や無地の洋服よりも、柄の洋服の方が、汗ジミは目立たなくなります。
ギンガムチェックや、今年流行のドット柄など、汗ジミが目立ちやすい色と目立ちにくい色が混ざっているため、汗で変色した部分が認識されにくくなり、汗ジミが目立ちません。コーディネートの幅も広がり、一石二鳥です。

今年注目の夏を涼しく過ごす素材

夏を涼しく過ごす素材といえば、コットンや麻などの天然素材。
ただし、麻は、シワになりやすくお手入れが少々面倒に感じることもありますよね。
今年の注目なのは、リネンのような風合いのあるポリエステルの素材"リネンライク"。ポリエステル100%の生地ですが、天然の麻のような素材感で清涼感があり、軽くてさらりとした肌触りです。お手入れも麻より楽チンです。

服選びとセットのひと工夫

汗に強いインナーは汗ジミを防ぐ効果があります。
脇の部分に汗とりパッドが付いているインナーや、脇をしっかり覆うTシャツタイプのもの、速乾性のあるインナーなど、様々なタイプを洋服に合わせて使い分けましょう。
インナーを着る前には、市販の制汗剤を上手に活用するのもおすすめです。汗拭きシートや直塗りのロールオン、スプレーなど様々な制汗剤があるので、肌に合うものを選んでくださいね。汗の出口にフタをして、汗ジミを気にせずに過ごしましょう。

今回は、汗ジミにサヨナラする服選びの5つのポイントをご紹介しましたが、お仕事のシーンや環境に合わせて、涼しく感じる工夫と予防が大切です。
汗ジミの悩みから解放されて、仕事に集中できるように、出来ることから取り入れてくださいね。そして、夏を爽やかに乗り切りましょう。

プロフィール

イメージコンサルタント・工藤亮子さん

パーソナルカラー診断や骨格分析、ショッピングの同行などを行っている工藤さん。これまでに9000人を超える方々と接してきた経験をベースに、経営者、起業家、政治家、芸能人、文化人、男女エグゼクティブのイメージ戦略、自分らしく生きたい女性の魅せ方まで、幅広く支援。また、協会、NPO法人などのブランディング、省庁、行政のHPコーディネート、スタイリスト向けの教材開発なども手がけています。

  • 工藤亮子さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。