ソーサー(ダイレクト・ソーシング)
~SNSを使った新しい採用のお仕事~
ソーサー(Sourcer)とは
今注目の新しい採用スタイルである「ダイレクト・ソーシング」に必要な必要な専門知識やスキルを持ち、これからの採用活動のキーパーソンとなるのが「ソーサー」です。
ソーサーは、SNSやデータベースなどを含むITツールを駆使し、企業が求める優秀な人材を発見、スカウトすることで、企業の採用活用に貢献します。人事・採用業務の経験が無い人でも挑戦できる、”新しい採用のお仕事”です。
こんな資質/スキルを活かせます
ソーサーの活動 | 活かせる資質/スキル |
---|---|
人材パイプラインの構築 対人コミュニケーション |
営業のセンス |
会社・ポジションの魅力を伝える |
PRのセンス |
SNS/データを駆使する |
SNS/データ活用スキル |
国籍に縛られないターゲッティング |
英語コミュニケーションスキル |
ソーサーが市場で求められている背景
人材獲得競争の激化
人材を採用するにあたり、重要となるのは「応募者を集めること」です。
現在、転職活動している優秀な人材(転職顕在層)を求める企業間競争は激化しており、十分な応募者を集めることは簡単ではありません。
ダイレクト・ソーシング
転職活動中の人を「転職顕在層」、そうではない人を「転職潜在層」と区別すると、二つの比率は大体2:8であると言われています。
今までの採用活動のターゲットは転職顕在層でした。
例えば、転職サイトに募集情報掲載する、という活動が一般的によく知られていると思いますが、これは、転職サイトを見る人=転職顕在層を意識しています。
しかしながら、「転職顕在層」をめぐる競争の激化から、募集活動のターゲットを「転職潜在層」まで拡大する必要性が高まっています。
ただ、転職サイトに募集広告を出しても、転職しようと思っていない人=転職潜在層が自ら見に来ることはありません。
「転職潜在層」にいる優秀な人材にアプローチするためには、今までとは異なった方法が必要です。
その有効な方法が「ダイレクト・ソーシング」と呼ばれるもので、欧米ではスタンダードですが日本ではまだ新しい採用方法です。
ダイレクト・ソーシングの代表的手法
代表的手法としては、「SNS(LinkedIn、Facebook 等)の活用」が挙げられます。
例)SNSを活用したダイレクト・ソーシング

これらに共通しているのは、「企業が自らが行動を起こして応募する気にさせる」ということです。
ダイレクト・ソーシング企業自らが候補者を探してアプローチし、入社動機を形成して採用につなげる手法のため、今までの採用とは異なった知識、スキルが求められます。

ソーサーの役割
「ダイレクト・ソーシング」に必要な専門知識やスキルを持ち、これからの採用活動の
キーパーソンとなるのが「ソーサー」です。
■企業が求めている人材を「転職潜在層」から探し出し、採用に結びつける仕事となります。
■該当する候補者が存在するターゲット市場(企業/コミュニティー)をITツールを駆使しながら特定し、
希望される条件(能力、経験等)に合致した人材を探ることが求められます。
■候補人材に企業そのものや募集ポジションのPRを行い、リレーションを構築しながら、
直近の採用はもとより将来の採用につなげていきます。
採用業務におけるソーサーの役割例

日本におけるダイレクト・ソーシングの課題
ダイレクト・ソーシングの概念は浸透し、その効果に注目している企業は多いものの、ソーサーの役割を担う人材の確保が課題となっています。
既存の採用担当者は、SNSと向き合う実施時間の捻出が困難か、今までの採用業務とは求められる知識・スキルが異なるために、十分な成果を出せずにいるケースも多いようです。解決策を求める声が、パソナのお客様企業からも挙がっています。
ソーサーの魅力
業界の先駆者になれる
従来の採用担当者とは違う感性と能力を活用して、新しいやり方を切り開いていくことになります。ソーサーとしてのあなたの取り組みが、今後の業界のスタンダードとなってゆく可能性もあります。
まだまだ希少価値があることも、さらなる魅力です。
汎用性が高い技術・知識が身につく
「採用」は、全ての組織/企業において重要なミッションです。ソーサーとして働く中で身につける技術・知識は、多くの組織/企業で役立てることができます。
人と企業両方を幸せにできる
ソーサーの最終ゴールは、人と仕事のベストマッチングです。企業だけでなく、個人の充実した生活の実現にも貢献できる、やりがいのある仕事です。
こんな人におススメ
こんなことを考えている方、ぜひソーサー業務にチャレンジしてみませんか?
- 違う仕事も経験してみたいな。営業で身に着けたことを活かせる、営業以外の仕事って何だろうか?
- 英語力を活かしたいんだけど、今の仕事だとそういう機会がない。。。
- 人事の仕事って興味があるんだけど、ハードルが高そうだなあ。
- 他の人がやっていない、新しいことにチャレンジしたい!