派遣勤務 / フリーイラストレーター インタビュー

派遣スタッフインタビュー 森本さん

Side A / Side B

森本さん

デザイン学校卒業後グラフィックデザイナーとして勤務。その後フリーのイラストレーターと事務や制作の仕事を兼務。2002年9月パソナ登録。その後数社で派遣勤務。

Side A on time

目標があるから派遣の仕事も頑張れる!
いろいろと経験を積んで、身につけていきたい。
派遣はそれができるんです!

森本さんはパソナに登録後、量販店での販促業務、メーカーでの商品開発のための補助、クレジットの申込受付など複数の業種と業務を経て、現在、公的金融機関に勤務をしています。債権に関わる書類のファイリング、資料作成、入力などが主な仕事内容です。デザイン学校卒業後にデザイン会社で勤務していましたが、組織の中で決められた作品に取り組むことに限界を感じ、フリーの道へ。「絵は描きたい。でも、生活をしていくには仕事が必要。それで、自分の時間に合わせて勤務できる派遣を選びました」。という森本さんですが、今ではすっかり派遣の働き方が気に入っているとのこと。「フリーの時は仕事中に他の人と話をすることもなかったのに、今は周りにたくさんの方がいて、コミュニケーションをとれることが嬉しいです。知らない情報もたくさん入ってきますし。いろいろな経験をすればそれだけ身になりますから、仕事内容はあまり選ばないようにしています。ワードとエクセルも使いこなせるようになりました!」と、とても前向きな森本さん。「絵で生計を立てることが目標ですが、そのためにも派遣のお仕事を頑張ります! 今、勤務先の環境も良く、皆さんとも仲良くやっているのでとっても楽しいです!」

Side B off time

絵で生計を立てていけるようになりたい!
そのために、“自分の絵のタッチ”を探しています。

仕事で舞台衣装の制作やお芝居のチラシ、子供服のキャラクターやハングル語教材のカット絵などを描いてきたという森本さんは、お仕事帰りに改めて絵を習っているそうです。時にはデッサンだけ、時には水彩用紙にアクリルガッシュという絵の具で、短時間で最後まで描きあげるのだとか。「習っているというよりは、いつも違うモデルさんを描くことで、自分の絵のタッチを探し求めているんです」。と言う森本さん。デザイナーや出版社に絵を持ち込んでは、助言をもらうこともあるようです。「MACを使用しての作品作りも経験はありますが、手描きが好きです。特に、コラムや文章横のカット絵を描いていきたいですね」4月には、東京原宿のギャラリーで6人のお仲間と個展を開催。森本さんはA4サイズのイラストを13点出展したそうです。「派遣先の皆さんも協力的で、展示会にも来てくれたのでとても嬉しかったです」。静かな中にも強い意志と優しさが出ている森本さんの絵は、まるでご本人そのもののよう。これから、たくさんの誌面イラストの横に森本さんのお名前を見つけるのも、そう遠くはないような気がしました。

森本さんの作品はこちらからご覧いただけます。

画像上:「クネ(ブランコ)」/画像下:「西表島の陸ガメ」