営業派遣から正社員体験談

スタッフインタビュー

紹介予定派遣を利用して正社員を視野に入れた営業。

派遣として2、3年働き正社員としての道を選んだK. M さん。パソナの紹介予定派遣制度を利用して、情報通信会社のネットワーク営業部に勤務し正社員を目指すO. Y さん。2人のスタッフにお話を伺いました。

お仕事の現場から 1

結婚後も働き続けたい、納得した仕事を責任もって。

スタッフ K. M さん

Kさんは紹介予定派遣制度を通じて、大手通信メーカー系列のシステム会社に正社員として入社し、活躍されています。

パソナに登録されるまでは、どんな仕事をされていたのですか?

大学卒業後、外資系総合広告代理店に入社し、決まった企業をまわるルート営業を中心に、予算管理まで含めた幅広い業務に携わっていました。バブルの最中だったこともあり、仕事は多忙を極めていましたね。その後、大手総合商社に転職し、米資本のプロバイダサービス会社の立ち上げや自社ウェブサイトの運営管理など、情報通信系の新規事業に関わる仕事を片っ端からこなしてきました。

結婚を機に、仕事中心の生活を少し変えてみようと考えられたとか?

そうですね。ただ仕事は続けたいという思いがあり、正社員より余裕を持って働ける派遣を選びました。早速パソナに登録し、外資系の宅配サービス会社で輸出税関の処理にかかわる事務として働き始めました。
でも、営業歴が長く、外に飛び出して働いてきた私には、事務職は性に合わないことにすぐ気付いてしまいました。そこで、この仕事の派遣期間満了時に、素直に「営業がやりたい」とパソナに希望を伝えてみたんです。我侭だし、ダメ元と思っていましたけど(笑)。
その後、念願かなって営業職に就くことができました。職種の希望をすぐに反映させて貰えたのも派遣ならではでしょうか。 現在の会社は、携帯ウェブサイトの環境整備を請け負っていて、企画運営・メンテナンスはもちろん、有料サイトに対応した情報料回収システムや各情報提供会社のサポート等を行っています。これらのサービスを、得意先企業に売り込むのが私の仕事です。

紹介予定派遣を考えられたのはどうしてですか?

ある日、たまたま紹介予定派遣という制度ができたことを聞き、そのとき派遣されている会社も既にこの制度を活用していることを知ったんです。 そこでパソナを通じて、通常の派遣から紹介予定派遣の契約で更新してもらいました。
派遣社員として2、3年働いている間に、「やはり正社員として、仕事を全て自分の責任でやり遂げたい」という思いになったんですね。途中で紹介予定派遣に切り替えてから、仕事内容だけでなく、企業理念など会社全体を意識するようになりました。「紹介予定派遣でなければ再び正社員になるのは難しかっただろうな」と思っています。
現在は、営業部の副責任者もまかされ、「将来は今の会社で大きなプロジェクトを一から手がけ成功させたい」と考えるまでになりました。根っから営業が好きなんでしょうね。

お仕事の現場から 2

結婚して夢を追いつづける。~もうすぐ正社員~

スタッフ ネットワーク営業 O. Y さん

夢は「公認会計士資格を持ち、企業のトップと直談判できる営業マン」と語るOさんは、現在パソナの紹介予定派遣制度を利用して、情報通信会社のネットワーク営業部に勤務中。3ヶ月間派遣で勤務し、同社との合意が成立すれば正社員になる予定。まだ日が浅いが、手ごたえは上々と、Oさんの目は輝いている。

これまでの人生、平坦な道ではなかったそうですが。

大学受験で三浪したんです(笑)。今もでしょうけど、当時は三浪したら就職は無理とされていたので、これは資格を取るしかないと考え、学生時代から公認会計士の勉強を始めました。卒業後は、なんとか会計事務所向けコンサルティング会社に営業職として入社し、仕事しながら公認会計士の勉強も続けていました。しかしバブル崩壊で会社の雲行きが怪しくなり、退職。その年の資格試験も失敗でした。
それでも次に入社した教育研修会社では、独力で営業スキルに磨きをかけ、3年以上続けて前年比の約1.3倍の個人売上を達成し自信がついてきました。少し落ち着いた頃、また公認会計士への夢が蘇り、悶々としていました。 そんな私の気持ちを察して「2年だけ勉強に集中してもいいよ。私が働くから」と結婚して間もない妻が温かいOKサインを出してくれました。妻の期待に応えるべく、それまでの会社を辞め、勉強に集中し一心不乱に取組んだのですが、その年の資格試験で残念ながらまた撃沈してしまいました(笑)。

紹介予定派遣を考えられたのはどうしてですか?

気を取り直して仕事探しを始め、ベンチャー企業へ面接に行き、内定をもらいましたが、売上がまだない会社のようで実態がつかめませんでした。そんなとき、求人誌で紹介予定派遣という制度を知りました。特異な経歴の自分でも、実際に働いて入社を合意する紹介予定派遣なら、いわゆる一流会社にも挑戦できると思い、パソナを尋ねたのです。
法人対象の営業を希望し、ほぼ希望どおりの仕事にも就くことができました。人間関係を重視する自分にとって、紹介予定派遣は入社前に会社の雰囲気を感じることができるので有り難い制度ですね。
派遣期間である現在は、仕事量に応じて残業をする時もあれば、大好きなプロレスを見に行くときなどは気兼ねなく帰宅しています。もうすぐ正社員、数ヵ月後の自分の姿が目に浮かぶ、バリバリ活躍し、もちろん時間をつくってプロレスも見に行く姿が。「人生、我慢は絶対必要!でも無理をして倒れては何もならない。カメのように歩む人間の方が人生充実する。楽に生きましょう!」と自分自身にも周囲にもエールを送る。