営業事務のお仕事インタビュー
スタッフインタビュー
営業の補佐を行う営業事務。スタッフインタビューと現場の声を2本まとめてご紹介。
営業事務に関わるお仕事の現場を2本ご紹介します。迅速な対応を心がける通信機器メーカーのスタッフ2名のインタビューと、前職の経験を活かし営業へのレベルの高いサポートを行う食肉総合商社スタッフのレポート、様々な仕事の現場の声をご覧ください。
お仕事の現場から 1
オーダーは、とにかく迅速に正確に手配し、
すぐに納期日を伝えることを心がけています。
スタッフ:森石 さん
約6年、営業事務として化学品メーカーに正社員勤務。その後パソナに派遣登録し、現在は通信機器メーカーに勤務しています。
納期は分単位で変わることもあるので注意しないと。自分の信頼を損ねることにもなりかねませんから。
スタッフ:猪原 さん
正社員勤務を経験した後、派遣勤務。現在は森石さんと同じ企業に勤務し、営業事務のお仕事をしています。
森石さん:私たちは現在、通信機器メーカーに勤務しています。同じ会社ですが担当グループは違い、私は、民間企業向けに業務用のパソコンやシステム周辺機器等を販売する営業の支援業務をしています。
猪原さん:私が所属しているのは公共団体に向けて販売業務をしている部署です。
森石さん:具体的には、発注依頼のFAXやメールを受け、その処理をするデリバリー業務を中心に、見積書・請求書作成・予算管理・セミナーのDM発送やセミナーの受付などが主な仕事内容です。企業との窓口となる業務が多いですね。
猪原さん:仕事の内容はだいたい同じですが、私のいる部署では、お客様の対応はすべて営業の方がしているので、営業の方がお客さまと仕事をしやすいようにアシスタントをするという感じです。
森石さん:デリバリー業務は、間違いがあるとお客様にご迷惑をおかけするので緊張しますね。オーダーは、とにかく迅速で正確な手配をし、すぐに納期日をお客様に伝えることを心がけています。営業の方は外出していることが多いので、営業の方宛てに送られてくる注文依頼書には気をつけておかないと。それが遅延の原因にもなりかねませんので。
猪原さん:納期は分単位で変わることもありますからね。たとえば営業の方に納期日を伝えた翌日、「昨日の納期で発注お願いします」といわれても、昨日と今日とでは、注意しないと納期が違ってしまっていることがあります。あくまでも現時点の納期であることをきちんとお伝えしないと、後から自分で調整することになるだけでなく、何より信頼を損ねることにもなりかねません。
森石さん:ただ、先方のご希望にできるだけお応えしたいので、受注システム上で納期が間に合わない場合でも、電話で現場の方にご相談すると意外とスムーズにことが運ぶこともあるんですよ。だから受発注業務には他部門との折衝など、臨機応変な対応も求められると思います。私は直接的、間接的にかかわらず、お客様と接する仕事をしたいと思っているので、そういう意味でも希望に見合ったお仕事をさせていただき、楽しさにつながっています。派遣のお仕事のいいところは、自分に合った環境を見つけて働けるということですね。
猪原さん:私は仕事をするうえで、働きやすい環境であることを最も重要視しているのですが、現在の会社はとても雰囲気がよく、居心地もよいので仕事もしやすい。その面でも今の会社に満足しています。
お仕事の現場から 2
実際に商品を売るのは営業の方。
ですが、営業のサポートとして「営業事務」は、欠かすことのできない存在だと思っています。
スタッフ:畠山 さん
大学を卒業後、食肉総合商社にて、営業・営業事務のお仕事に勤務。
パソナに登録してから現在まで、香料メーカーにて営業の事務をしています。
インタビューの声
現在、香料メーカーで営業事務の仕事をしています。何千種類もある香料の受発注業務が主な仕事ですが、勤務して1年になりますので、今では納品書のチェックなど、仕事をより任せていただけるようになりました。
私は以前、営業の仕事をしていたことがあるので、物流をある程度理解していたのも役に立っていますね。受注した商品をただそのまま発注するのではなく、商品が受け渡されるまでの間の時間的な流れや、目に見えないところでの動きがわかるので、スムーズに受発注ができると思います。たとえば受注の際に、この時間では倉庫が閉まっているので明日の納期は難しいかも…と納品期日の相談をすることもできますし。そのために、過去の発注状況や現在の在庫数といったデータも把握しています。
最初はほとんど香料に対する知識はなかったのですが、やっていくうちに香料にも興味がわいてきたし、コンビニやスーパーで私が手配した香料が活用され、商品というカタチになっているのを見るとウレシイですね。実際に商品を売るのは営業の方。ですが、営業のサポートとして「営業事務」は、欠かすことのできない存在だと思ってるので、そういう意味でもやりがいはあります。今後も、きめ細かく商品や状況を把握して、もっといろいろな業務を覚えて、営業の方に頼りにされるような存在になりたいと思います。