【利用者インタビュー(Vol.2)】 東ビジ 卒業生に聞きました!

東京ビジネス留学制度 通信

2013/4/15

専門学校に通うために選んだ“派遣”という働き方。
「引越」と「転職」を同時に実現し、夢への一歩を踏み出すことができました!

卒業生のプロフィール

O.H. さん (36歳)

出身地 北海道
上京前のお仕事 一般事務
上京後のお仕事 OA事務

短大卒業後、空港のグランドスタッフ、他2社での事務を経験。当制度を利用して、2012年6月に上京し、リース会社の事務職として派遣スタート。
現在は、二級建築士の受験資格取得に向け、仕事と専門学校での勉強を両立中。

建築士の専門学校に通うために上京されたO.H.さん。小さい頃からの憧れのお仕事だったのですか?

実は興味を持ったのは2年ほど前です。
当時は札幌で契約社員として仕事をしていたのですが、契約満了が近づいていたため、今後に向けて好きな分野の勉強を始めようと考えました。もともとインテリアが好きだったこともあり、インテリアコーディネーター資格の勉強を始めたのですが、その中で触れた「建築」に興味をもち、「もっと本格的に勉強してみたい!」と思うようになりました。

「派遣」というお仕事のスタイルを選んだ理由は?

建築士の勉強と両立できる働き方だと思ったからです。
挑戦するなら資格を取るレベルまでしっかり勉強したかったので、二級建築士の受験資格を取得できる専門学校に通おうと考えました。ただ、本格的に勉強するとなると、かなりの時間も期間も要する分野。そこで、「仕事は、あらかじめ残業時間や休日出勤など勤務時間の目処をたてやすい“派遣”で」と考えたんです。
最初は、札幌で仕事をしながら通える夜間の学校を探していたのですが、札幌には条件に合う学校やコースが限られている・・・。そこで、「学校の選択肢も仕事の可能性も広がる東京で、仕事をしながら、専門学校に通う」という選択肢にたどり着きました。

<事務局>

「派遣」という働き方も、「東京」という場所も、「建築の勉強がしたい!」という強いお気持ちから出てきた選択肢だったのですね。

この制度のことはご存じだったのですか?

最初は知りませんでした。
なので、最初は「まずは東京に引っ越して、それから仕事を探して…」と考え、自力であれこれリサーチし、東京の物件を探したり、求人情報を見たりしていました。それが、色々と調べるうちに、「仕事をしていないと、部屋が借りられない」「住所が決まらないと、転職活動ができない」という現実に直面。引越と転職の同時進行がこれほど難しいとは想定外でした。
そんな状況を偶然パソナに勤める友人に話したときに、教えてもらったのがこの制度です。この運命的な出会いにはただただ感動! 「そんな制度があるの!?」と目からうろこの想いで、すぐに応募を決意。パソナ・札幌に登録に行きました。

応募時や選考のWeb面談では、どのような想いを伝えられたのでしょうか?

学校に通うためには、「確実に仕事に就き、東京に生活の基盤をつくることが第一優先」と考えていたので、仕事は「自分のこれまでの経験を活かせるのであれば、積極的に引き受けよう、挑戦しよう」という気持ちで応募しました。また、Web面談の中で「上京後の自分なりの方向性やプラン」を具体的にお話できたのも、あらかじめ自分で東京の物件や求人情報、学校情報をリサーチしていたからだと思います。

どのように書くべきか悩んだ「応募書類」

実は、応募書類を記入する際、どのように書くべきか悩みました。この制度は「東京でのお仕事を通してのキャリアアップをサポートする制度」という主旨だと理解していたので、私の「学校へ通いたい」という動機は主旨から外れてしまうのでは・・・と思いました。ですが、進学の話を抜きにしてしまうと、東京へ行きたい理由がないので、そのまま正直に記入することにしたのです。「これは選考に落ちても仕方ないな」と半ばあきらめていたので、書類選考を通していただいたときには「えっ、進学目的なのにいいんですか!?」ととても驚きました。

<事務局>

ありがとうございます。そのように思ってくださったのですね。パソナでは、お仕事だけでなく、皆さんの「自己実現」をサポートしたいという願いから、様々なサービスを提供しています。「東京で活躍いただけるご経験と意欲がある皆さんに、“引越”と“転職活動”のサポートをご提供することによって、自己実現への第一歩を踏み出していただきたい!」というのが、この制度に込めるパソナの想いなんですよ。

上京にあたって、戸惑いや不安はありませんでしたか?

沢山ありました(笑)。
実は昔から「東京は遊びに行く場所で、自分が住む場所ではないな」と思っていました。魅力的だけど、道は狭いし、人は多いし、夏は暑いし、家も狭そうだし…。そんな裏腹な気持ちを抱えつつ応募した…というのが正直なところです。「合格通知」を受け取った時点では戸惑いのほうが大きかったかもしれません。でもこの「合格」によって背中を強く押され、上京の覚悟を決めました。

気になっていた引越先のお部屋は・・・

覚悟はしていましたが、送られてきた物件の間取り図を見て、どれも札幌と比べてあまりに狭いことにびっくりしてしまいました。地元でもずっと一人暮らしをしていたのですが、もともとインテリアが好きで、持っていた家具はこだわりをもって買いそろえてきた愛着あるものばかり。「どれだけ東京に持って行けるか…?」と悩みましたが、最終的には、「東京に行くためには、何かをあきらめるしかない」と、結構な数の家具を手放して上京しました。東京の間取りは思ったよりも狭く、最初のうちは休日を家で過ごすことを避けるほど(笑)。それでも、最初に住むには充分。「少ない初期費用で東京に住まいを持ち、仕事ができて、夢に挑戦できる」ということが本当にありがたく、嬉しかったです。

<事務局>

O.H.さんにとって東京に来ることはとても大きな決断だったのですね。上京にあたっては、職場だけでなく住環境自体が大きく変わるので、相応のシミュレーションや覚悟が求められるのではないかと思います。やはり、当制度を利用して上京された多くの方が、東京のお部屋の狭さと通勤時の満員電車には大変驚かれるようです。

上京して約10ヶ月。東京の生活はいかがですか?

私の場合、仕事については、学校と両立しやすい「勤務地」や「残業時間数」を優先に、職種はあまり絞り込まずに幅広く探していました。そのため、東京に来て2週間後には仕事がスタート。ホームシックやカルチャーショックを感じている暇もなく、突然、日常生活が始まってしまったようなかんじです。最初は新しい職場で慣れないことも沢山ありましたが、「学校に通うため!」ととにかく一生懸命に取り組んでいます。
そんな慌ただしいスタートでしたが、ある朝、通勤中の電車のホームから遠くに富士山が見えたときは本当にびっくり! 北海道では、富士山は日常の風景にあるものではなかったので、とても感動しました。今でも毎日楽しみで、見えた日は嬉しい気分になり、「東京に住んでいるんだな」と実感します。

休みの日の過ごし方

この制度の懇親会で知り合ったメンバーと一緒に、東京観光をしています。自分一人では話題のスポットに行くこともないのですが、このメンバーからの誘いのおかげで興味を持つようになり、先日は、皆でスカイツリーに登ってきました。限られた期間なので「せっかくの東京生活を最大限楽しもう! 行けるところには行こう!」と思っています。皆それぞれ目的を持って上京しているメンバーなので、刺激を受けますし、不安や孤独な気持ちは皆一緒。同じ想いでいるメンバーとのつながりはとても心強いです。

<事務局>

懇親会で出会ったメンバーと一緒に東京観光を満喫されているとのこと、事務局としてもとても嬉しいです。当制度では、年に数回、制度の利用者・卒業生向けの懇親会やイベントを開催しています。皆さんが東京で心身ともに健康で、安心して長くご就業いただけるよう、今後も様々な「つながりの場」を企画してまいりますので、ぜひご参加くださいね!

今後の目標は?

上京から10ヶ月かけて東京での生活のペースができあがりました。そしていよいよこの4月から、2年間の本格的な勉強がスタートします。念願の勉強ができるのがとにかく楽しみですが、平日はフルタイムで就業後、毎日21時半まで学校なので、どのように時間を作るかが課題です。実は先日新しい家に引っ越したのをきっかけに家計を見直そうと思い、最近はお弁当を作り、家計簿をつけるようになりました。仕事と勉強をきちんと両立させるためにも、お金も時間も上手にやりくりしていきたいと思います。
パソナさんにサポートしていただいて実現した夢への第一歩ですので、まずは卒業することを目標に、しっかり勉強して、頑張りたいと思います!

応募を検討中の方へメッセージをお願いいたします。

「やりたいことがあるなら、思いきってやってみては?」ということをお伝えしたいです。新しいことを始めるのに遅すぎることはないと思います。
私の場合、「派遣」というスタイルで本格的に働くのは今回が初めてでしたが、学校との両立を目指す私にはぴったり。この制度に出会い、地元で培った経験をもとに東京で仕事に就き、夢に挑戦するチャンスを得ることができました。今、東京で生活して感じるのは、時間が過ぎるのがとても速く、具体的な目標や目的をしっかり持っていないと流されてしまいそうな怖さもある、ということ。地元で生活していた頃と比べ、より強い自覚と意欲が試される環境です。私も夢の実現に向けて、「仕事も勉強も自分軸でコントロールしていく」ということを意識して頑張っていきたいと思います。

<事務局>

夢に向けての具体的な計画を、ご自身でしっかりとプランニングしていたからこそ、O.H.さんは自信と確信をもって挑戦できたのでしょうね。いよいよ始まる念願の勉強。二級建築士の受験資格の取得に向けて、仕事と勉強、充実した毎日になりそうですね。体調に気をつけて、ますますのご活躍を期待しています! 本日はありがとうございました。

事務局より

東京ビジネス留学制度は、「東京でチャレンジしたいことがある!」という方に、広くご応募いただける制度です。
まずはこれまでのお仕事経験を活かして東京に生活の基盤をつくり、そのうえで

  • 仕事をしながら専門学校で資格取得の勉強がしたい!
  • 将来的に趣味の音楽活動に挑戦していきたい!

など、「仕事+α」の新しいステップに挑戦していきたい方からのご応募も大歓迎です。

  • 当制度利用の場合、上京後6ヶ月間はフルタイムでご就業いただくことが前提となります

あなたも経験を活かして、東京でチャレンジしてみませんか?
東京ビジネス留学制度事務局では、ご応募前のご質問やご相談をはじめ、上京にあたっての住まい選びやお引越のお手伝い、上京後の生活サポートや利用者同士がつながる懇親の場の企画・運営を行っています。制度にご興味のある方、応募に際してご不安やご質問がある方、ぜひお気軽に事務局までご相談ください! 
私たちが、本気でチャレンジする皆さまの夢実現をお手伝いします。

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(関東営業本部 関東スタッフィンググループ 内)

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