【利用者インタビュー(Vol.1)】 東ビジ 卒業生に聞きました!

東京ビジネス留学制度 通信

2012/12/20

「頑張った分だけ前進できる」
東京にはそんなチャンスがあふれていると思います。

卒業生のプロフィール

野々村ゆかり さん

出身地 愛知県
上京前のお仕事 貿易事務
現在のお仕事 貿易事務

大学卒業後、アクセサリーや化粧品の接客業などを経験。
「事務職」へのキャリアチェンジを志したのをきっかけに、パソナに登録。地元・名古屋ではワーキングホリデー経験で培った英語力を活かして、未経験から輸出関連業務に3年間従事。
その後、当制度を利用して2010年6月に上京。
現在は「貿易事務」のスペシャリストを目指して仕事にプライベートに日々邁進中。

東京での就職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

少し恥ずかしいのですが…実家の父親とのちょっとした喧嘩がきっかけです。
父に対して生意気なことを言ってしまったのですが、そのとき「自活して、一人前になってからものを言いなさい」という言葉を突きつけられました。最初は売り言葉に買い言葉のような状況だったのですが、冷静になって考えてみると父の言っていることは正しい。それを機に「それならば一回家を出て、自分で何かやってみよう」という気持ちになり、一人暮らしを決意しました。最初は名古屋や大阪でと考えたんですが、「どうせなら一度は日本の情報発信地・東京で働いてみたい!」と思い上京することにしました。

制度に合格後、上京するまでの心境は?

東京には何度か来たことがあったのですが、観光地しか知らなかったので、自分がどういう場所に住むことになるのか、雰囲気や環境がイメージできない点は不安でした。
パソナの東京ビジネス留学制度では、住宅サポートとして一人暮らし用の物件を紹介いただけるのですが、いろんな選択肢がある一方で、土地勘がない中で住まいを決めなくてはならず、また、内覧ができないのでどんな部屋かわからない点が心配でした。実際に入居したときにわりときれいでとてもほっとしたのを覚えています。また、東京での一人暮らしのスタートにはやはり色々な経費がかかるので、そんな中、住宅サポートとして、半年間の月1万円の家賃補助はありがたかったです。

そしてスタートした東京暮らし。「東京に住み、働く」という印象は?

会社の本社勤務になったので、「会社の中枢に近いところで仕事ができる」ということがとても嬉しかったです。
「自分がいるこの場所で会社としての方針が決められて、支社に配信されて行く」というイメージ。名古屋にいたときは「まずは本社に確認をして」というスタンスでしたが、今は「自分がいるところが発信元なんだ」と感じる機会も多く、自分自身の仕事の仕方もより主体的になったように感じます。
また、生活面では、東京は物価がすごく高いのかなと思っていたのですが、スーパーでの買い物などの値段は名古屋とさほど変わらないような気がします。逆に東京は交通網が発達している分、名古屋に比べて交通費が安いと思いました。
家賃はやはり高いです。同じ家賃だったら、名古屋であればもっと広い部屋に住めます(笑)。
ただ、家賃は確かに高いですが、お給料も高いので、一人暮らしの生活も無理はなく「きちんと成り立つな」という印象です。

東京に出てきてご自身の中で変わったことはありますか?

自分の今後の長期的なキャリアについて考えるようになりました。
キャリアアップしていきたいと考える中で、自分のキャリアの可能性を広げ、専門性を高めていくための「ブリリアントキャリアプログラム」に出会えたのが嬉しかったです。これをきっかけに「“貿易事務”という専門職種を極め、この道でがんばろう!」と思うようになりました。
パソナでは、担当のキャリアカウンセラーと一緒に目標をたてて、その振り返りをして…という機会があります。「自分の実績を見てくださっている方、方向性に関してアドバイスくださる方がいる」ということがすごく励みになりますし、「目標を設定したからには、そこまで絶対に頑張ろう」というモチベーションにもなります。いずれは自分一人でもきちんとキャリアマネジメントができるようになりたいです。
また、東京に来てからは、「パソナカレッジ」や「パソナクラブ」を活用するようになりました。貿易実務に役立つ講座や、TOEICなどの資格講座、フラワーアレンジメントなどの趣味のクラブなど、「自己啓発もできて、新しいことにもチャレンジできる」という環境が気に入っています。同時に、東京で同じ目標や趣味をもつ友人ができるきっかけにもなりました。

東京でご苦労されたことは?

経験職種での就業ではありましたが、やはり新しい職場環境や仕事に慣れるまでは大変でした。
職場のデスクは一人ひとり間仕切りされていて、仕事の仕方も自分の担当業務をコツコツ進めていくようなスタイル。最初は同じオフィスにいても業務上の接点がない方とは顔を合わせることも少なく、一日中誰ともしゃべらずに家に帰る日がありました。そして家に帰っても一人…という状況。上京してしばらくはちょっとストレスと戦っていたかもしれません。
でも今は自分の仕事をしながら、自分からも積極的に声をかけたりコミュニケーションを取るように心がけるようになり、うまくバランスを取りながら楽しく仕事ができるようになってきました。もともと東京にいた友人や、パソナクラブなどへの参加を通してできた新しい人とのつながりも、大きな支えになっています。

今後チャレンジしていきたいこと

「貿易事務」の分野では、誰に何を聞かれても答えられる、教えられるくらいになっていきたいです。
今の職場は、決められたことを決められたとおりにやるのではなく、自分で考えたり、調べたり、勉強したりしながら進める業務が多く、主体性や臨機応変な対応が求められる環境。最初はそれを負担に感じることもありましたが、今では、自然と「自分から習おう、調べよう」という姿勢に変わってきました。そのおかげでこの2年間で貿易事務の知識が以前より伸びたように思います。
仕事以外には、英語を使って、東京観光案内のようなボランティアに挑戦したいと考えています。私も海外にいたときに、色々な人に助けられることが多かったので、いつか私もそんなことができたらいいなと思っています。そのためにも、東京をもっとよく知るために色々なところに出かけ、同時に英語の勉強も頑張りたいと思います。

野々村さんにとって「東京」とはどんなところでしょうか?

「チャンスが多くて、頑張りがいがある環境」だと思います。頑張ろうという気持ちがあれば、チャンスも選択肢も多いので、どんどん挑戦してステップアップできる気がします。
制度利用を検討中の方へは、「思いきって、来てみてください」と言いたいです。もし迷っていても、思いきって来たら、道が拓けるような気がします。私も上京前は仕事面等どうなるか想像がつきませんでしたが、パソナの担当マイコーチの方がとても丁寧にヒアリングしてくださって、東京での生活とお仕事のスタートを大きな力で後押ししてくださいました。
「頑張った分だけ前進できる」 パソナの東京ビジネス留学制度には、そんなチャンスがあふれていると思います。

野々村さん、これからも東京での生活を存分に満喫しながら、お仕事頑張ってくださいね!
本日はどうもありがとうございました。

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株式会社パソナ「東京ビジネス留学制度」事務局

(関東営業本部 関東スタッフィンググループ 内)

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