今更聞けない?☆*・年末調整の事を知りましょう!!☆*・

尼崎
2017年12月1日

年末調整ってご存知ですか?

今年も残すところ、あと1ヶ月。
この時期、『年末調整』という言葉をよく耳にすると思います。
また、会社からは『年末調整』の申告書類の提出を求められると思います。
スタッフの皆様は もうお済ませですよね?

「実際のところ『年末調整』って何?」

と思われている方いらっしゃいませんか?
今回は、『年末調整』についてお伝えさせていただきます!

年末調整とは、一言で言うと
「毎月、給与所得から天引きで払っていた税金の過不足を、年末の給与で正確に調整すること」
です。
年末に雇用主が従業員(職員)の一年間の給与から税金を計算し、
すでに給与から天引きしている所得税額の合計額から精算することで納税が完結する仕組みです。
(年収2000万円以下のサラリーマンや公務員などの給与所得者の場合)

年末調整を行うのは、その年最後のお給料を支払う企業です。
その年の最後(12月)に支払われるお給料で1年分の給与所得を精算しますから、
途中転職の方は前職の源泉徴収票を現職の企業に提出する事で、合算して精算されます。

その他、
◆配偶者の収入によって決まる配偶者特別控除
◆生命保険や損害保険料控除
◆住宅ローンを返済されている方の住宅取得控除
など、個々の状況による控除額が年末調整時に算入されます。

毎月天引きされているのに、あらためて調整する必要ってあるの?

ほとんどの場合、天引きした所得税額の合計額は
その人が本来納付しなければならない所得税額と一致ません。

たとえば、年の途中で扶養家族が増減しても、それ以前の月に遡って修正しません。
また、個人で支払っている生命保険料や損害保険料などの控除額は
毎月の天引きの際に全く考慮されないのです。

毎月天引きされていた所得税額はあくまで”概算”にすぎず、
年末に計算をし直して精算をする必要があるのです。

年末調整をすると「お金が戻ってくる」というイメージのとおり
多くの場合 還付されるケースのほうが多いようです。

申告は確認の上、漏れなく行って下さいね。

でも万が一、申告が漏れていた~という方は、
2月から3月に行われる確定申告で修正できますのでご心配無く♪
国税庁のHPからWeb上で申告できますよ。

税金は5年前までなら遡れます。
知らないと損することも多々有ります。
賢く節税いたしましょう!!

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