おすすめ特集・コラム地方採用を成功させる!UIJターン採用で優秀な人材を確保する3つのポイント ​​​​​​進め方

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地方採用を成功させる!UIJターン採用で優秀な人材を確保する3つのポイント ​​​​​​進め方

​​労働力人口が年々減っていく見通しの中、若手人材の確保や、後継者不足の問題に直面している地方エリアを拠点とする人事担当者の方も多いのではないでしょうか。今回は、採用手法のひとつであるUターン採用/Iターン採用/Jターン採用をはじめとする地方採用の効果的な進め方について詳しく説明します。​

​​地方エリアにおける人材確保において、有効な採用戦略として注目を集めている地方採用。本記事では、都心部の採用との違いや、採用成功させるために押さえておくべきポイントなどを解説していきます。​

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~地方採用を成功させる!~ UIJターン採用の進め方

全国47都道府県全てに拠点を持ち、採用支援しているパソナでは、伴走型支援を行っております。労働人口の減少や後継者不足を含めた地方ならではの課題も、お気軽にご相談ください。

  • 地方採用の課題とは ~データから知る~
  • 採用課題から改善案を見つける
  • 採用活動のポイント①~③

地方におけるご採用活動の一手として、UIJターンの検討をして頂けたらと思います。

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​​地方採用とは​

​​地方採用とは、地域で募集・採用して勤務してもらう採用方法で、地域限定採用やエリア採用とも呼ばれます。地元密着型の企業や、その地域に支店や営業所を持っている全国展開している企業などが採用手法として用いています。​

​​一般的に下記を想定した移住転職者をターゲットに採用活動を行うケースが多く見受けられます。

  • ​Uターン:生まれ育った故郷から離れて、都会などで進学・就職していた人が、再び故郷に戻って働くこと
  • ​Iターン:生まれ育った故郷から離れて、別の地域に移住すること
  • ​Jターン:生まれ育った故郷から離れて暮らしていた人が、故郷に近い地方都市などに移住すること​

​​UIJターンの実情は?​

​​内閣官房が2020年1月に実施した調査によれば、東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に住む20代から50代の人たちの49.8%が「地方暮らし」に関心があると答えています。

​​​このうち、もともと地方出身で、進学や就職、転勤などで東京圏に住むようになった方々(Uターン該当者)について見ますと、61.7%もの方が「地方暮らし」を考えており、東京圏出身者よりも関心が高いことがわかりました。また、年代別では、中高年層よりも若い世代の方が地方暮らしに関心を持つ傾向があります。

​​​一方で、転職希望者が抱えている主な課題として、賃金収入や就職先など就労に関する不安が大きいといった調査結果もあり、UIJターン希望者に対する適切な情報提供の重要度の高さが伺えます。​

​​資料:内閣官房「東京在住者の今後の移住に関する意識調査」

​​(注)1. 複数回答のため、合計は必ずしも 100 にはならない。

​​2. 全体で回答の多かった上位 10 項目まで表示している。

​​都市部における採用活動との違いとは?​

​​令和5年度平均で、求職者1人に対する求人数の数を表す有効求人倍率は1.3ほどです。 ​​つまり、求職者1人に対して、平均して1.3社の求人があることを意味しており、企業にとっては人材確保が難しい「売り手市場」の状況を示しています。また、この数値は都市部と郊外によっても差があります。都市部では、求人数も求職者数も多く、多種多様なスキルセットを持つ候補者が集まりやすい一方で、優秀な人材の争奪戦は激化しています。一方郊外においては、求職者数が都市部に比べて少なく、特定のスキルを持つ人材が集まりにくい場合があります。​

​​そのため、企業はより多くの人材とタッチポイントを作り、まずは自社を知ってもらうために、さまざまな採用手法を取り入れることが有効になります。また、そこで得たタッチポイントを活かし、いかに自社に魅力を感じてもらえる訴求に繋げられるかが重要になります。​

​​参考情報転職市場・採用動向レポート一覧

​​地方採用を成功させるポイント​

​​地方採用を成功させるためには①自社を見つけてもらう②自社に魅力を感じてもらう③自社に入社したいと思ってもらうという3ステップが重要になります。​

​​​①自社を見つけてもらう – 採用活動の幅を広げる​​

​​求人媒体に加え、地方移住フェアや、スカウトサービス、人材紹介など複数手法を検討することで、遠方の優秀な人材を含む、転職希望者にアプローチしやすくなります。また、情報収集の手段も多岐に渡っているので、SNSでの情報発信やバーチャル会社見学、オンライン地域案内などのツールも用意しておくと、求職者からするとより安心感に繋がります。

​​​+αの工夫を通し、自社や地域の魅力を効果的にアピールすることも検討しましょう。​

​​​​②自社に魅力を感じてもらう – その土地を含む自社の魅力を丸ごと訴求する​

​​自社に魅力を感じてもらう為に、企業軸での魅力訴求に留まらず、勤務地・居住地エリアを含めた魅力の訴求を行うことがUIJターン採用に繋がる重要なポイントになります。​

​​求人票では、職務内容や労働条件の記載に留まらず、住環境や生活のメリットを打ち出しながら、応募者に不安が残らない工夫をすることが重要です。市区町村によっては医療や教育に力を入れていたり、助成金などの制度を整えているケースもあります。求職者がその土地で生活することをイメージ出来る様に、可能な限り多くの情報を提供し、応募者の不安を解消できる内容としましょう。​

​​③自社に入社したいと思ってもらう – 自社にマッチするターゲット設定に見直す​

​​自社に入社したいと思ってもらうには、企業側の採用基準と候補者側の企業選定基準のマッチングも必要になります。自社が採用したいと思う人材は、他社も同様に採用したいと感じる優秀な人材であることが多く、入社条件も好条件である可能性が高くなっています。そのため、まずは自社のターゲット人材の市場価値を理解する必要があります。そのうえで、自社で採用したい人物像をどのように設定し、どのような内容を訴求するかが重要になります。​

​​ターゲット設定する際には年齢層、経験、スキルセットを具体的に想定して 優先順位をつけます。そして、自社に興味を持つ求職者はどのような転職理由なのか推測する作業が必要になります。ターゲット設定が完了したら、採用したい人物像が欲しいと思われる情報をしっかりと求人票で訴求します。​

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まとめ:自社の魅力&勤務地エリアの魅力の双方をしっかりと訴求し、応募者不安の解消に繋げましょう

​​地方採用のポイントは、遠方からも優秀な人材を引き込めるように、採用活動の幅を広げ、求職者との接点チャンスを増やすこと。また、自社のみに留まらず、勤務地=居住地も含めて魅力を感じてもらえるような情報提供を行うことです。まずは数ある求人の中から自社を見つけてもらい、「この会社に入社したい」と思ってもらえる求人内容にすることが重要です。​

​​パソナでは、ダイレクトリクルーティングはもちろん、さまざまな採用手法を組み合わせた採用活動のサポートが可能です。47都道府県全てに全60拠点を持ち、そのエリア毎に異なる採用課題を熟知しているパソナが、貴社の魅力とその土地の魅力をご一緒に言語化します。採用活動のお悩みは、ぜひパソナにお任せください。​

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