INTERVIEW
採用事例インタビュー株式会社トリドールホールディングス
エグゼクティブ層の採用にはパソナを含めた人材紹介会社の協力が必要不可欠です。
「丸亀製麺」や「とりどーる」をはじめ、世界の国・地域に1,600店以上の外食ブランドを展開している株式会社トリドールホールティングス。世界を舞台に戦う、日本の外食産業のリーディングカンパニーとして、その名を知られる企業です。急成長の秘訣は、常に一歩先を見据えた採用計画の立て方にありました。その採用スタイルについて、人事担当者に伺いました。
採用前の課題と採用後の効果
採用前の課題
- エグゼクティブ層の採用が急務
- 企業の成長スピードに人員が追い付かない
- 飲食業界以外から人材を採用したい
採用後の効果
- 人材紹介会社を通じて、エグゼクティブ層を採用
- 事業フェーズを熟知したパソナの担当者が一歩先を提案
- パソナ内での認知度向上施策により、応募が増加
人材紹介会社を通じて、エグゼクティブ層を採用
BEFORE
パソナ利用前のお悩み…トリドールホールディングスは、わずか8坪の小さな焼鳥居酒屋からスタートしました。それが今や店舗数は全世界に1,600を数え、グループ全体の売り上げは1,100億円に上る企業へと成長。会社が大きくなるにつれて、これまで採用の検討をしたこともなかったエグゼクティブ層を採用する必要が出てきました。
AFTER
サービス導入でこんな効果が！これまでの中途採用では主に調理や接客、立地開発といった飲食にまつわるポジションの採用が中心でした。しかしここ数年、3カ月ごとに採用の難易度が上がってきているのを実感しています。たとえば2018年にオランダの大手外食チェーンを買収した際は、オランダの会社でCOOを務める人材を探すことを求められました。そのほか、弁護士や会計士なども採用。こうしたエグゼクティブ層の採用は、人材紹介会社から紹介していただくよう最初から予算を組んでいます。社内にいないポジションの方と出会うには、人材紹介会社が最も早く結果を出せると思っています。
事業フェーズを熟知したパソナの担当者が一歩先を提案
BEFORE
パソナ利用前のお悩み…トリドールホールディングスの売り上げは、2007年に約100億円程度だったのに対し、10年後の2017年には1,000億円を超えていました。つまり、毎年100億円以上増え続けている計算に。こうなると「優秀な人材がいたら採用したい」なんて悠長に構えた採用では、到底事業フェーズに人員が追い付きません。人事部に求められるのは、一歩先を見据えた採用活動でした。
AFTER
サービス導入でこんな効果が！先を見据えた採用活動において、頼りになったのがパソナでした。パソナの担当者は頻繁にトリドールホールディングス本社に訪問してくれ、企業理解を深めてくれています。さらには、自主的に代表取締役社長である粟田（貴也 ※敬称略）の講演会に参加したり、ビジネス誌の掲載記事を読んだりと、熱心に勉強してくれているようです。その上で、「こちらの方向に成長していくなら、将来はこういう人材が必要になりますよね」と、私同様、先を見た提案をしてくれるので、非常に信頼しています。採用基準の目線が合っているので、採用イメージが大きくずれることがほとんどなくなりました。その結果、採用にかける無駄な工数を減らすことができました。
パソナ内での認知度向上施策により、応募が増加
BEFORE
パソナ利用前のお悩み…これまで採用において競合になる企業は、同じ飲食業界の企業でした。しかしグローバル企業へと発展するにつれ、競合する企業が大手メーカーや外資系コンサルティング企業に。こうなると、他社と比べると認知度が低いトリドールホールディングスは不利にならざるを得ません。この状況の中で、どのようにトリドールホールディングスの魅力を伝えていくかが大きな課題でした。
AFTER
サービス導入でこんな効果が！こうした課題を受け、パソナの担当者は応募者の応募を促すべく、求職者に求人を紹介するキャリアアドバイザーに対して、トリドールホールディングスの認知度向上施策を実施してくれました。大手外資系コンサルティング企業や投資ファンド出身者がなぜ私たちの会社へ入社を決意し、社内でどのようなインパクトを残したのかを言語化して、「トリドールホールディングス＝うどんの会社」ではなく、「日本初のグローバル企業として活躍できる機会がある」ことを応募者の方に全面的にアピールしてくれました。また自由度が高く、挑戦者を応援する社風であることも併せて伝えてくださったようで、求めていた人材像に近い求職者からの反応が増えたように思います。
採用ご担当者様の声
- さまざまな人材紹介会社とお付き合いしていますが、パソナに特に期待しているのが、購買や商品開発、立地開発といった食の会社ならではの専門職の採用です。こうした職種は、他の人材紹介会社から応募者を紹介してもらえることが少ないですから、今後、より応募者を紹介していただければとても頼りになります。トリドールホールティングスがそうであるように、私は挑戦者が好きで、面白いことが好きなんです。パソナにはぜひ、その明るく粘り強い姿勢で、他の人材紹介会社の実績を圧倒するような存在になっていただけば、今以上に面白いことになるなとわくわくしています。
パソナ担当コンサルタント解説
- トリドールホールディングスの人事担当の方は人材紹介会社出身なので、人材紹介事業の内情を理解されており、求人に関する依頼に際しても応えることが出来ない不可能な要件を出されることはありません。しかし、私は「限界値」を超えていきたいと思っています。トリドールホールディングスの目標である、「2025年までに売上500億円、店舗数6,000」を実現するには、人材の補強はかならずクリアしなくてはならない課題。私もさまざまな企業を担当しておりますが、飲食業界で日本初のグローバルTOPクラスにランクインする会社と確信しております。今、サポートすることで子供や孫にまで自慢できる、そんな将来が見えますので、これからも採用の課題に対して全力で尽力いたします。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社トリドールホールディングス
- 創業年月日
- 平成2年6月11日
- 事業内容
- 飲食業を中心とする傘下子会社の経営管理
- 資本金
- 4,057,346千円（平成30年3月31日現在）
- 従業員数
- 社員数：3,811人 （平成30年3月31日現在）
- 所在地
- 東京都品川区大崎一丁目11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー22階
※記事の内容については掲載時点のものとなりますので予めご了承ください。
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