INTERVIEW

採用事例インタビューNECソリューションイノベータ株式会社

PASONA

新たな事業領域の開拓を目指し、経営の戦略立案を行える即戦力の管理部門人材を獲得!
企業文化の変革とタスクフォースの推進に期待

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

NECソリューションイノベータ株式会社 様
HR戦略室シニアマネージャー 加藤様(写真左)、HR戦略室 タレントアクイジショングループ主任 金井様(写真中央左)、経営企画部シニアマネージャー 上野様(写真中央右)、経営企画グループ主任 中尾様(写真右)
※写真撮影時のみ、マスクを外しております。

2014年4月、NECソフトウェアグループ7社が統合して誕生したNECソリューションイノベータ株式会社。官公庁をはじめ、製造や流通など国内の産業のほぼすべての事業領域を網羅し、エンタープライズの分野で第一線を走り続けています。

2021年4月には将来を見据えた「NECソリューションイノベータ2030年ビジョン」を発表。新たな事業領域として、AIなどを活用したヘルスケア・ライフサイエンス事業を強化し、2030年までに5,000億円の事業価値創出を目指しています。他にも新型コロナウイルス感染症で加速した働き方改革、地方に拠点がある強みを生かしたスマートシティーなど、コンセプトとして掲げる「いつかを、いまに、変えていく」を軸に、新たな仕掛けを続々と行っています。

今、新たな価値創出を目指すにあたり、AI、セキュリティなどのデジタル技術の活用に対する感度が高い人材の獲得が急務というNECソリューションイノベータ。今回、経営や採用に携わるキーパーソン4人に現状の課題や人材戦略について話を伺いました。

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

NECソリューションイノベータ株式会社 様
HR戦略室シニアマネージャー 加藤様(写真左)、HR戦略室 タレントアクイジショングループ主任 金井様(写真中央左)、経営企画部シニアマネージャー 上野様(写真中央右)、経営企画グループ主任 中尾様(写真右)
※写真撮影時のみ、マスクを外しております。

採用前の課題と採用後の効果

採用前の課題

  • 2030年に向けた中長期ビジョンを実現するためには、新たな事業領域に進出することが必要であり、企業文化の変革が重要な課題であった。

採用後の効果

  • 経営企画の実務経験がある即戦略人材の採用ができ、新たな事業領域に進出するためのプロジェクトが複数推進された。また企業文化の変革を担えるミドル層の採用体制を作り上げる一歩を踏み出す事ができた。

10年後に社員の定年退職を迎える。経営の課題は、組織構成と企業文化の変革

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

− 現在、御社が抱えている人材における課題を教えていただけますか。

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

世の中全体でみると、地球温暖化による自然災害の発生やパンデミック、少子高齢化、エネルギー・食糧・水などの資源問題、急加速するデジタル化など、社会の在り方が大きく変化しています。それに伴い、ビジネスも大きな転換期を迎えています。

そこで当社では2020年、10年後に目指す姿として「NECソリューションイノベータ 2030ビジョン」を掲げ、事業を大きく変革させる方針を打ち出しました。そして今、ビジョン実現に向けて、全社をあげて取り組んでいるところです。

人材に関して言えば、当社は新卒入社者が大半を占めており、考え方が似通ってしまうところがあります。そこで外部から新たな人材を獲得し、異なるマインドを取り入れて企業文化を刷新していこうとしています。私たち自身が変わり、事業を補強していかなければならない時期に差し掛かっているのです。

新たな事業領域への転換を図るためにも2020年から中途採用に大きく舵を切りました。その理由は2つあります。

一つめは、先程もお伝えしましたが、組織構成において、新卒入社組が大半を占めており、長年勤務頂いていると同時に、10年後には、定年を迎える社員が今以上に増える見込みです。今後のNECグループのビジネスを支えていくためにも、会社の中核となり得るミドル層を中心に採用を進めることが急務となっています。

二つめは、新たな事業領域にチャレンジするにあたり、企業文化を変えていこうとしている点です。100年続いてきた歴史の中で培われたDNAがあり、その中で守るべきもの、変えていくべきものがありますし、1、2年で企業文化の変革が達成できるとは思っていません。今後の中途採用においては、従来の人事部門からの人員配置だけでなく、現場の社員たちが必要な人材を自分たちで定義し、獲得していけるようにする。そうすることで、社員の意識により良い変化が生まれるきっかけになるのでは、と期待しています。

− 管理部門での人材の課題についてもお伺いできますか。

管理部門においても、従来のように数値管理だけでなく、世の中のトレンドに対して感度を高く持つことが重要です。事業の転換期を迎えている今だからこそ既存の進め方にとらわれず、より良い方法を考え、積極的にチャレンジできる人材が求められています。

− ちなみに今回パソナから採用いただいた、経営企画部で求める人物像についても教えていただけますか。

経営企画部は、現場を見ながら、会社がどうすれば成長するのか中長期のスパンで考えます。特に今回、重要な局面に際して経営の戦略立案ができる人材に参画していただきたかったので、中途採用を行いました。

正直、当初は「必要としている人材からの応募があるのか」心配していました。経営企画といっても、企業ごとに業務範囲が違っていたり、企業独自の文化が色濃く反映されていたりして、業務の進め方が大きく異なることがあります。前職で経営企画の実務経験を積まれていたとしても、そのまま即戦力人材として活躍いただけるかどうか懸念していました。

面接では履歴書、職務経歴書に記載されている内容だけではなく、「コミュニケーション能力」と「マインド」を重視して確認しました。なぜなら経営企画部の業務は、役員や経営層と直接会話し、意図や思考を具体的なメッセージ、文言へ落とし込む必要があります。
また、全社の経営課題から経営戦略を具体的なToDoに落とし込み、関係各所を巻き込んで、形にしていくという難易度の高い仕事が多くありますので、自分で試行錯誤をしながら形にできるのかを、過去のご経験をお聞きして判断しました。

パソナは常に親身にサポート。定まりきっていなかった要望を整理する助けにもなってくれた

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

− 今回、採用された中尾さんにお伺いします。他のエージェントにも登録されていたそうですが、最終的にパソナを選んでいただいた理由をお聞かせください。

転職活動を始めたころは、自分でも転職に対する要望が定まらず、当初は事業会社以外のコンサルティング会社にも応募していました。しかし、パソナのキャリアアドバイザーと面談する中で自分の希望を改めて整理し、事業会社の経営企画や事業企画へ携われる仕事に的を絞ることができました。パソナのキャリアアドバイザーの方は、レスポンスが早いことはもちろん、常に親身に話を聞いて下さり、自身の要望を整理する際にも助けていただきました。

− なぜ、NECソリューションイノベータ様に入社を決められたのでしょう。

転職先を選ぶにあたり、私にはいくつかの条件がありました。一つめは長期的に就労できる環境であること。二つめは、経営の企画立案に携わることができること。この2点を最優先事項として検討していました。

実は当社も含めて数社から内定をいただき、2020年12月末には当社と別の1社で迷っていました。給与などの条件はもう1社の方が良かったのですが、当社は長期的に就労できるのではないかという点と、面接でお会いした方から、なぜ一緒に働きたいかという内容のメッセージを直接いただき、入社の後押しになりました。

− メッセージを受け取ったということについて、もう少し詳しくお聞かせください。

当社の想いを中尾さんに伝えるにはどうすればいいだろうかと、パソナへ相談しました。そこで「私たち採用企業から直接メッセージを中尾さんに送ろう」という話になり、面接の中で中尾さんと話をしていた経営企画部の上野に、メッセージの作成依頼を人事部門から依頼しました。
パソナからは常に的確かつ迅速なレスポンスをいただけるので、安心して相談することができます。必要なタイミングで中尾さんへ適切な情報を伝えられたのも、中尾さんの本音を知るパソナとうまく連携できているおかげだと感謝しています。

転職活動中に応募している企業からの熱心なメッセージをいただくのは初めてでしたので、新鮮かつ気持ちが伝わってきました。ちなみに当社を選び、入社したばかりのころは金融業界からの転職ということでなじめるかどうか心配でしたが、皆さんに温かく迎えていただけたので、今は自分の選択に間違いはなかったと自信を持って言えます。

グループ内での役割、今後の方向性の検討など、やりがいのある業務にアサイン

− 現在、中尾さんは経営企画部でどんな仕事をされていますか。

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

採用成功事例インタビュー 日本ユニシス株式会社

全社に関わる重要な課題を担当させてもらっています。例えば、NECグループにおける当社が目指す姿と果たすべき役割を定義する、新たな事業領域を探し創造していく、など、経営に直結する責任ある案件を任せてもらっています。

前職では大人数に向けてファシリテーションをする機会はありませんでしたが、現在、タスクフォース推進事務局の役目として、進行を任せてもらっています。当社に転職したからこそ、このような新たな経験ができています。

− 今後、経営企画部が中尾さんに期待することについて教えてください。

中尾さんには、既に責任のある重要な業務を依頼しており、情報のキャッチアップだけでもかなり大変なはずです。今後中尾さんには、経営の戦略立案をお任せしたいと思っていますので、是非引き続き難易度の高い業務にもチャレンジしていただきたいです。

− 今後の人材採用における展望を教えてください。

中途採用の採用計画人数は、2020年度に50名、21年度に100名、そして数年先には200名以上と増える予定です。全従業員数が12,344名(2021年3月31日 現在)の規模からすると、割合から考えて直近の採用目標は、決して大規模な人数計画ではないかもしれませんが、人事部門としては、この採用計画は重要な達成目標であり、一方で簡単な目標ではないと考えています。

今後、中途採用を進める中で、ポテンシャル層の採用も増やしていくことも検討しています。また、社員経由で紹介を受けるリファラル採用や再雇用をするカムバック採用など、あらゆる施策を講じながら人材獲得に向けて歩んでいきます。

パソナ担当コンサルタントからのコメント

株式会社パソナ 中島 至聖
株式会社パソナ
金田 彩音

同社は日頃から、一人ひとりの候補者様に対して一緒に戦略を練ってくださるなどメッセージ性を重視したサポート体制を敷いてくださっています。採用成功の秘訣は、このように「ひとつの採用チーム」としての意識のもとで動きが叶っている点にあると捉えています。私自身、お客様の問い合わせに対してクイック&シンプルなレスポンスを心掛けながら、今後も採用チームの一員としてお役に立てるよう併走して参ります。

同社は日頃から、一人ひとりの候補者様に対して一緒に戦略を練ってくださるなどメッセージ性を重視したサポート体制を敷いてくださっています。採用成功の秘訣は、このように「ひとつの採用チーム」としての意識のもとで動きが叶っている点にあると捉えています。私自身、お客様の問い合わせに対してクイック&シンプルなレスポンスを心掛けながら、今後も採用チームの一員としてお役に立てるよう併走して参ります。

企業プロフィール

2014年にNECグループの7社が統合されて、生まれたNECソリューションイノベータ。各社の強みを生かし、連携することで事業領域をこえ、高付加価値を提供できる体制に生まれ変わっています。2030年に向けたビジョンを掲げ、その実現を目指して2020年から中途採用を強化。今後、新たな価値創出に向けて力強く前進しているIT業界でも注目の企業です。

採用成功事例インタビュー NECソリューションイノベータ株式会社

会社名
NECソリューションイノベータ株式会社(NEC Solution Innovators, Ltd.)
所在地
東京都江東区新木場一丁目18番7号
創業
1975年9月9日
※2014年4月1日 NECソリューションイノベータ発足
代表者
代表取締役 執行役員社長 杉山 清
従業員数
12,344名(2021年3月31日 現在)

※記事の内容については掲載時点のものとなりますので予めご了承ください。

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