おすすめ特集・コラムRPOとは？採用代行のメリットや導入事例をわかりやすく紹介

RPOには、採用業務に精通したスタッフが企業の採用リクルーターとして活動し、採用目標の達成を支援してくれるサービスも存在します。具体的な支援内容は、以下のとおりです。

RPOを導入することで、自社にはないスキルやノウハウを活かした採用ができ、採用力を強化できるというメリットがあります。

RPOを導入し、さまざまな採用業務を代行してもらうことによって、採用担当者の業務負担を軽減できるのは大きなメリットです。採用に関するすべての業務を代行してもらえるほか、ノンコア業務の代行を依頼し、浮いたリソースでコア業務に集中するという選択肢もあります。

採用業務では、書類の確認や面談の日程調整、電話対応など、事務的なノンコア業務に時間を取られがちです。こうした業務をアウトソーシングすることで、採用戦略の策定や内定者への入念なフォローなど、自社の社員だからこそできる重要な業務に専念することが可能な環境を構築できます。

RPOの導入には委託費用がかかります。しかし、自社ですべての採用活動を行う際にかかるコストを考えると、RPOを利用したほうが、結果的には採用コストの削減につながる可能性もあります。

また、自社ですべての採用活動を行った際の成果と、RPOの利用により期待できる成果を比較すると、RPOの費用対効果のほうが高い場合もあります。さらに、RPOのサービス事業者はレポートで採用活動に関するパフォーマンスを数値化し、より高い成果を追求して業務を改善してくれるため、さらなる費用対効果の向上が期待できます。

ここでは、パソナのBPO・アウトソーシングサービスにおける導入事例を2つご紹介します。

A社は、アプリ開発を手掛ける、従業員10名以下と小規模な企業です。もともと、人材紹介会社を経由して採用を実施していました。しかし、求める要件に合致しない人材の紹介が多く、採用まで進めない状態が続きます。さらに、社内に採用業務経験者がいなかったため、改善できないという課題を抱えていました。

A社はRPOの導入に踏み切り、実績のあるコンサルタントによる面接支援のほか、人材紹介会社の変更や選考プロセスの見直しといった施策を実施します。また、経営者や現場へのインタビュー記事を掲載した魅力的な求人票を作成し、採用手法をアップデートさせました。

その結果、1年間で約7名のエンジニア採用に成功しています。

B社は、全国のルートセールス職で年間採用目標100名を掲げ、採用コストの削減やリード期間の短縮、女性の採用比率向上などを目指し、RPOを導入しました。

B社が利用したのは、コンサルティングとオフサイト採用デスクでのオペレーション代行サービスです。具体的には、求人媒体を複数使い分けることや、ホームページ・求人媒体に掲載するコンテンツの刷新、女性向けコンテンツの充実など、即効性のあるさまざまな施策を実施しました。

また、人材紹介から紹介を受けた人材の採用率や女性比率などの分析、全面接官のリードタイムを記載したレポートの作成と面接官への配信など、採用活動に関するフィードバックも行いました。

その結果、採用単価を50％削減、リード期間を70日から40日に短縮、女性比率を16％から33％に向上と高い効果を発揮し、KGIの達成を実現したそうです。

採用力の強化や採用コストの削減など、RPO導入によるメリットを最大限に得るためには、サービス事業者の実績や得意分野を比較したうえで、自社にもっとも適したサービスを選ぶ必要があります。

パソナが提供する採用代行サービスでは、コンサルティングを中心に採用業務全般の支援を行っています。人材派遣や人材紹介を中心とする総合人材サービス企業としての組織力と専門性を活かし、効果的かつ即時性のある施策を提案する高いコンサルティング能力が強みです。

時代によって変化する採用課題の解決や、難易度の高い採用の成功もワンストップでサポートします。サービスの運用場所を自社内とリモートから選択でき、企業のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。

RPOの導入を検討している方は、ぜひパソナへお気軽にお問い合わせください。