おすすめ特集・コラム採用支援とは?具体的な支援内容と利用時に注意すべきポイントを紹介
公開日:2024.03.07 更新日:2024.09.27
- 人材紹介(中途採用支援)
採用支援は企業が抱える採用課題を解決し、採用活動を幅広くサポートするサービスです。具体的なサポート内容としては、求人掲載や人材紹介、アウトソーシングやコンサルティングなどがあります。企業が採用支援を受ける際は、採用活動の中で任せたい範囲や予算を決めたうえでサービスや支援会社 を選びましょう。
本記事では、企業が抱える採用課題や採用支援の内容、採用支援サービスを活用するメリットなどを紹介します。また、採用支援をうまく活用するために注意すべきポイントも解説します。採用活動で企業の力になる人材が採用できるようぜひ参考にしてください。
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企業が抱える採用課題と採用支援
採用支援とは企業の採用活動を第三者がサポートすることを指します。具体的には求人掲載やアウトソーシング (採用代行)、採用コンサルティング 、人材紹介などです。
採用活動は企業において不可欠な取り組みですが、様々な課題を抱えスムーズに進まないケースが見られます。なお、企業が抱える主な採用課題は以下のとおりです。
- 求人を出しても人材が集まらない
- 採用に時間をかけられない
- 入社後の定着率が低い
上記の採用課題を解決するために、採用支援が役立ちます。
次項では採用支援の具体的な内容を紹介します。
採用支援の具体的な内容
採用支援サービスは種類が豊富で様々な使い方があります。ここでは具体的なサポート内容を紹介します。採用支援の詳細を知ることで自社に必要なサービスや支援会社を選定できるようになるでしょう。
【求人掲載】企業の求人を掲載
求人サイトやエージェント、人材紹介サービスで求人を出 してもらうのも採用支援サービスの一つです。求人サイトに自社の求人を掲載すると、多くの求職者に見てもらえるため、母数が多い状態から人材を選べるメリットがあります。求人票の原案が自社にある場合はそちらを活用しましょう。求人票の準備がない場合は、自社内でヒアリングを行い求人票を作成します。
求人サイトや人材紹介の支援会社は得意分野や専門分野が分かれている場合もあるため、自社が採用したい人材の分野に特化したサービスを利用することが大切です。また、人材の登録数が多いサービスを利用すると多くの人に認知されます。このように自社の目的に適した求人サイトやエージェント、人材紹介サービスを扱う支援会社を選ぶことが重要です。
【アウトソーシング (採用代行)】採用の求人作成から面接までを一貫してサポート
採用に関する業務を外部へ委託できるサービスを利用すれば、採用にかかる工数を大幅に削減可能です。求人票の作成をおこなう時間がない場合や人材不足で採用担当者を立てられない場合は、採用活動を一貫して対応してくれるサービスを利用するのも一つの手段です。
まずはヒアリングをもとに求人票の文面を作成してもらい求人を公開しましょう。その後、面接の代行まで可能なサービスもあります。
しかし、面接まで任せると自社にマッチした人材を見極められないリスクがあります。そのため、面接まで対応する会社に一貫して依頼する場合は、細かにヒアリングして情報提供してくれる支援会社を選びましょう。
採用活動を委託する場合、その過程から採用フローを学び 、次回から自社で採用活動を行う際のシミュレーションができます。そのため、ただ任せるのではなく採用までの流れを一緒に確認することが大切です。
【採用コンサルティング】採用ノウハウの提供
採用活動の体制が整っていない場合や、効果的な採用活動を目指したい場合は、採用ノウハウそのものを提供してくれる採用支援を活用しましょう。企業が効果的に採用活動を行っていくためには、採用ノウハウを蓄積していくことが大切です。採用ノウハウは企業の大切な資産となりますが、自社で一 から蓄積していこうとすると、工数がかかるという課題があります。コンサルティングを利用すればその年の採用活動について支援を受けられるだけではなく、採用活動に必要なノウハウの提供も受けられます。
また、人手不足から通常業務で手一杯の企業や、現在の採用フローで自社が求める人材確保ができていない企業にもおすすめで す。
コストはかかるものの、一度採用ノウハウを獲得すると、その後の採用活動を自社で行うことも可能になるでしょう。
【人材紹介】企業が求める人材をアサイン
自社の採用フローがない場合でも、ピンポイントで必要なスキルが定まっている場合は、人材紹介 がおすすめです。専門的な人材が欲しいと考えていても、求人を自社で出す場合、スキルを持った人材の目に留まらなければ、なかなか採用はできません。応募者が集まらない場合や、仮に応募者がいたとしても求める人材ではない可能性があります。
人材紹介は「〇〇の資格を持っており、〇〇の経験が一定数ある人」など、求める人材を伝えると、ピンポイントに人材をマッチングできるメリットがあります。特にプロフェッショナルな人材を見つけたい場合は、ハイキャリアや専門分野に特化した採用支援サービスや支援会社の利用がおすすめです。
採用業務をトータルサポート!パソナの採用代行サービス
「自社に適した採用方法が分からない」「新しい採用手法を導入したい」「マッチした人材が採用出来ない」など、各社さまざまな採用課題。パソナでは採用ブランディングの構築、採用リクルーターの派遣、採用オペレーションの実施など採用に関わる支援をトータルサポートしています。
採用支援サービスの活用による企業のメリット
ここからは採用支援サービスを使う企業のメリットを紹介します。採用支援サービスをうまく活用するためにも、自社の課題を解決できるメリットがあるか確認しましょう。
母集団形成
採用支援の求人掲載サービスを利用すると、多くの求職者に自社の求人を知ってもらえるため、応募者を増やすことが可能です。また、ターゲットを絞って自社に興味のある応募者を集められるため、企業は複数の応募者から自社に合った最適な人材を採用できます。
専門的な人材が欲しくても、認知度が低いため必要な人材からの応募が少ないといった課題を抱える企業は多くあります。採用支援のコンサルティングサービスを利用すると、応募を増やすためのアドバイスを受けることも可能です。
採用にかかる工数を大幅に削減
採用支援のアウトソーシングサービスを利用すると、採用工数の削減につながります。例えば、人事担当者が採用活動に1日3時間を費やして おり、採用期間中はほかの業務が滞り残業しているケースがあるとします。
求人の文面作成からエントリー者の確認、面接日程のスケジューリングまでアウトソーシングサービスに依頼できたとすると、工数を大幅に削減可能です。1日3時間使っていた業務を任せられるため、ほかの通常業務に時間を割けるようになるでしょう。
アウトソーシングサービスに採用を一貫して依頼すると、応募者に関する情報をまとめた状態で受け取れます。そのため、判断までの時間が短縮できる点もメリットの一つといえます。
自社を客観視する機会の獲得
外部に採用支援を依頼すると、自社を客観視して言語化する機会が得られます。そのため、自社の社員では気付けなかった課題や魅力が見つかるでしょう。求人の文面を作成する際に「会社の特徴は?」「ビジョンは?」と採用支援会社から質問を投げかけられることで自社について今一度考える機会を持てます。
ヒアリングを受けながら自社を客観視することで新たな課題発見にもつながります。また、今まで知りえなかった強みを見出すことも可能です。数々の新たな発見により自社の採用力向上につながる可能性もあるでしょう。
自社にマッチする人材の発見
採用支援会社の中でも、特定の分野に特化した支援を行っている支援会社では「〇〇の経験がある人」「〇〇の資格を持つ人」など、人材を厳選して探せたり募集をかけたりできる強みがあります。そのため、専門的なスキルを持つ人材を確保したい場合は、その専門分野に特化した支援会社に依頼するのがおすすめです。
また、専門分野で人材を確保するためには採用支援を依頼する会社に対して、自社が求める人物像を明確に伝える必要があります。必要なスキルや人物像を詳細に伝えることでミスマッチを防げます。ミスマッチを減らせれば採用の効率アップだけではなく、採用者の離職率低下にも効果的です。求職者と企業のどちらもが採用後に不満を抱えないよう、最初のターゲット決めが重要です。
要件にあった人材の応募を増やすには?
優秀な候補者を採用するには、求人開始~内定まで「市況感の情報収集・自社情報の開示 」「スピード」を意識して採用活動を行う必要があります。これらのポイントをおさえて、採用活動の効率化を図り、求める人材を確実に採用しましょう。採用活動におけるノウハウをご紹介しています。
採用支援サービス活用で注意すべきポイントは3つ
ここからは採用支援サービスを活用する際に注意すべきポイントを3つ紹介します。サポート内容が充実していても、自社が何を求めているかはっきりしていないと的確な支援を受けられません。自社にあった支援会社を選定するためにも、まずは自社の課題の洗い出しや目的を明確にし、支援してもらいたい内容を決めておくことが大切です。
採用において何を支援してもらいたいか
支援会社から的確なサポートを受けるためには、まず自社が採用関連の何に困っているかを洗い出しましょう。課題の発見に手間がかかってしまっても「何を求めるか」は必ず明確にする必要があります。課題がわからなければ適切な解決策も提示できません。「求人を多くの人の目に触れさせたい」「採用活動を任せたい」など、具体的に目的や依頼内容を決めると採用支援サービスや支援会社選びが容易になります。
また、何を支援してもらいたいかに加えて、これまで採用活動を行ってきた中で見えてきた課題も整理しておくと適切な支援を受けられるでしょう。自社で採用活動を行ってきた経験があり、困ったことがあったら書き出して採用支援会社に伝えることをおすすめします。
「どのくらいの期間」を支援してもらいたいか
期間をどのくらいに設定して採用を行うのか明確にしましょう。数人の採用だけを支援してもらいたいのか、毎年新卒採用を依頼したいのかなど、スポット依頼もしくは継続的 な依頼なのかを明確にすることが大切です。
今年度の採用活動だけではなく、採用フローを新たに作成したい場合は長めに期間を想定する必要があります。採用フローの作成から依頼するとなると、紹介料だけではなくコンサルティング料も発生する領域に広がるため、選ぶ支援会社も変わってくるでしょう。どのくらいの期間かつどのフローを依頼したいかを明確にすることは、支援会社を選択するうえで重要です。
どれくらいの予算をかけられるか
支援内容はもちろん、採用活動にどれくらいの予算をかけられるかもあらかじめ決めておきます。自社が求める支援内容が充実していることも大切ですが、予算内に収めることも依頼する際には重要な項目です。採用活動がどれだけ効率化したとしても、予算を大幅にオーバーして企業の財政状況を圧迫してしまえば本末転倒です。予算内で依頼できるサービス・支援会社の選定はもちろん、採用代行の場合は予算とアウトソーシングのバランスもあわせて支援会社に相談しましょう。
【ケースごとに紹介】自社の求める人材を見つける方法
最後に、ここでは自社にマッチする人材を見つける方法を具体的なケースごとに紹介します。自社にマッチする人材を確保するためにも具体的なシチュエーションにおける採用活動をチェックしましょう。
新卒採用を目指す場合
新卒者の採用活動をスムーズに行い、自社が求める人材を確保したい場合は、各エージェントが運営する新卒求人サイトや、新卒採用支援会社のダイレクトリクルーティングサービスの活用がおすすめです。ただし、企業PRの文面や採用フローは自社で準備する必要があります。
自社で文面や採用フローの準備が難しい場合は、採用コンサルティングや採用代行サービスなどの活用も一つの手段です。これらの支援を利用し、採用活動を進めるとともにノウハウを得て今後の採用活動に活かせるようにしましょう。
ハイクラス人材を探す場合
即戦力かつ企業の未来を担うようなハイクラス人材を採用したい場合は、専門の人材紹介会社や転職エージェントを利用するのがおすすめです。スキルの高い人材を採用したい場合、自社の採用活動だけでは応募者が集まらない可能性があります。具体的にどのようなスキルが必要か、どのような働きぶりを求めているかなどのイメージを明確にしたうえで、支援会社に伝えるとミスマッチが防げるでしょう。
専門分野に特化した人材を探す場合
専門分野に特化した人材を採用したい場合も自社のみの採用活動だけではなく、外部に依頼すると採用活動がスムーズに進みます。自社が求める専門分野に特化したエージェントや人材紹介サービスを扱う支援会社の場合、登録している人材のレベルがそもそも高い特徴があります。専門分野かつ高いスキルを持った人材を探すのは難しいため、その分野を得意とする採用支援会社に依頼するのがおすすめです。
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まとめ
採用支援と一口にいっても、求人掲載や人材紹介、アウトソーシング、コンサルティングなど様々なサービスがあります。効果的な採用活動を行うためには、自社の困りごとにマッチしたサービス・支援会社の選定が大切です。特に、ハイクラス人材や専門性の高い人材を確保したい場合は、その分野に特化した採用支援を受ける方法がおすすめです。
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