沖縄に台風は上陸しないってホント??

パソナ・那覇
2018年8月28日

今年は台風の当たり年??と思うくらい日本各地に台風が来ている気がします。
さて、皆様は沖縄には毎年何回くらい台風が上陸しているかご存知ですか??
5回以上、10回くらい??

答えは0(ゼロ)回です(驚)

実は沖縄の場合、台風は「上陸」という言葉は使用せず、「通過」という言葉が使われるそうです。

気象庁のHPにも記載がありますが、『台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を「日本に上陸した台風」としています。ただし、小さい島や半島を横切って短時間で再び海に出る場合は「通過」としています。』と定義されているようです。よって沖縄では台風は上陸ではなく、通過という言葉が使われるようです。

ところで、沖縄の県花ってなんだかご存知ですか?ハイビスカスではないですよ(笑)
沖縄の県花はデイゴです。最近みかけなくなったデイゴの花ですが、デイゴの花がいっぱい咲くと台風の当たり年だと聞いたことがあります。THEBOOMの島歌の歌詞でも「でいごの花が咲き風を呼び嵐が来た」とあるくらい昔からの言い伝えであるそうです。

台風はいったいどのような仕組みで出来ているのでしょうか?
私たち沖縄住民からすると沖縄の海上で発生して段々大きくなって沖縄にくるイメージないですか?しかもだいだいたい夏ですよね。観光シーズン直撃やマンゴー大打撃などニュースのタイトルが目に浮びます。

そんな台風ですが、一年中暑い熱帯地方である北緯5度から20度くらいの海上でもっとも多く発生しているようです。沖縄に来るのは沖縄の南側マリアナ諸島近海辺りで、台風の卵ができている気がしますね。太陽の熱で海水温度が上がり、大量の水蒸気が上昇するときに渦ができ、渦の中心に向かって、多く水蒸気を含んだ空気がまわりから流れ込み、さらに上昇気流が生まれます。そのうち雲が作られ、積乱雲となり、上昇気流を強め、小さな渦は大きな渦にまで発達しいきます。これが熱帯低気圧の発生です。熱帯低気圧が発達し、風速17.2m/sを超えると台風となるという仕組みです。

ここでポイントとなるのは沢山の水が必要である為、水のある海の上でしか発達しないということと、熱い空気が必要だということです。
聞くところによると海面温度が27℃くらい無いとできにくいそうです。だから、夏の時期に海の上で発生して、沖縄にやってくるんですね。

台風は自然災害の中でも、地震などと違って予想がしやすい災害です。
みんなで気をつけてしっかりと対策をしましょう!

******************************************************

パソナ・那覇は、皆様が、いきいきと働けるお仕事に巡り合えるよう
ご登録からお仕事案内まで精一杯フォローさせて頂きます!

◆フリーダイヤル:0120-707-707 及び 098-869-4478
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-1-1日本生命那覇ビル5F

対応時間:平日(月~金)9:00~18:30
上記以外の時間に承りましたご連絡に関しましては、パソナからのご返信が翌営業日となります。

******************************************************

パソナ・那覇のお仕事