INTERVIEW

採用事例インタビューBIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)

PASONA

年間3桁のキャリア採用を実現しながら、新規事業・サービス開発を推進する即戦力採用も成功

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)

BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社) パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 担当マネージャー 熊須 五朗様、(写真左)パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 所長 鈴木 康史様(写真右)

1958年に創業されたBIPROGY株式会社(以下、BIPROGY)。これまでシステムインテグレーターとして顧客課題を解決し、社会の産業を支えるシステム構築に力を注いできたITの老舗企業です。そして今、あらゆる業種や業態の垣根をこえて、さまざまなパートナー企業をつなぎ、新たなビジネスを創出するための中核企業として、社会価値創出に寄与し、さらに持続可能な社会を支える存在になることを目指しています。

これまでの「For Customer(顧客のため)」に加えて、「For Society(社会のため)」と領域を広げて新たな価値創造をするにあたり、新規事業を企画できるような人財育成がより重要になっています。今回、BIPROGYを支えるキーパーソンに、新規事業・サービス開発を推進する人財採用に至った背景などについて話を伺いました。

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)

BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社) パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 担当マネージャー 熊須 五朗様、(写真左)パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 所長 鈴木 康史様(写真右)

変革を推進する人財育成が急務の今、経営課題を解決する人財の採用を実現

− 人事部・樋口さんにお伺いします。現在、御社が抱えている経営における課題を教えていただけますか。

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)人事部採用マネジメント室長兼キャリア採用課長 樋口隆俊様

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)人事部採用マネジメント室長兼キャリア採用課長 樋口隆俊様

樋口様:当社が掲げる中期経営方針 Vision2030では、新たなビジネスを生み出すための風土改革が重点施策の一つであり、改革を進めるためには優秀な人財の確保が必要不可欠です。私たち人事部には今後あらゆる形で事業を推進するための人財を獲得し、育成していくという重要なミッションがあります。

BIPROGYでは、これまで金融や製造、流通、医療、社会公共などの幅広い分野のビジネスを支えるシステムを提供してきました。既に各組織で重要な役割のある人財ばかりであったため、その中で新たなビジネスの種を見つけて推し進めるための人財が不足していました。

重点施策である風土改革を実行するにあたって、これまでの当社にある考え方だけではなく、同業他社のみならずあらゆる世界で経験を積んだ新しい視点を持つ人財に参画していただく事が、新たなビジネスを生み出す人財育成の体制を作れる、という結論に達し、外部人財の採用に動きだしています。 ※詳細記事はこちら

− 現在の御社の人財戦略・採用戦略について教えてください。

樋口様:当社の採用の歴史を振り返ると、過去は新卒採用に力を入れており、生え抜きの社員が多く活躍し、定着率も良く事業を牽引してもらっています。

ただ、当社は社会に変革を起こせるような自律性の高い企業組織・風土を目指していますので、その視座で考えた際に、良い意味で均一性がある現状の組織をアップデートしていく必要があり、数年前からキャリア採用に力を入れています。

キャリア採用の実績として、2021年度までは50名程度でしたが、22年度以降は100名を超える採用を実現しています。成功要因は、主に従来のオーダーメイド型採用ではなく、徹底して仕組み化を取り入れたことにあります。

例えば、複数ある求人票はテンプレート化し、その上で現場から依頼される採用ポジションを採用担当がヒヤリングしながら、求人票をブラシュアップさせ、書類選考~面接~入社まで併走することで、各採用ポジションの品質を向上させました。

また、母集団形成する上で、選考ミスマッチを軽減するために、定期的に転職エージェント向け説明会を開催したり、各転職エージェントと密にコミュニケーションを取り、目線合わせを行っています。そうしたことで、当社への関心を高めていただき、欲しい人財をご紹介いただける体制でき、効率的な採用活動につながっています。

更に、採用手法も多角化しており、転職エージェントを活用した採用だけではなく、現場責任者主導のダイレクトリクルーティングを取り入れたり、社員から知人や友人を紹介してもらうリファラル採用や、当社をご卒業された方に対してカムバック採用(アルムナイ採用)なども行うことで、社内外を巻き込みながら積極的に採用活動を行っています。

苦戦しながらも採用難易度の高い新規事業・サービス開発に携わる人材採用を実現

− 当時の募集背景について教えてください

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 所長 鈴木 康史様

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 所長 鈴木 康史様

鈴木様:当社グループでは、デジタル技術の活用による顧客課題の解決、社会課題の解決を加速化するため、従来のSIビジネス(システムインテグレーションビジネス)からサービス型ビジネスモデルへの転換を目指し、業界を越えて連携する新規事業の創造(ビジネスエコシステムの創造)を推進しています。
近年のEVシフトにより自動車会社を中心に「所有から利用」への動きが加速する中で、モビリティーサービスのニーズが急速に高まってきており、エネルギー関連サービスとの連携、海外ビジネスへの展開等々、「smart oasis」を中核とした新たなサービスビジネスの企画開発を積極的に進める中で人材強化が必要だと考え、キャリア採用を実施しました。

− 採用活動はかなり苦戦されたと聞いています。

鈴木様:サービス開始当初は、まだ目新しかったEV充電という分野だったということもあり、ターゲットに近い人財がなかなか集まらず、苦戦していました。社内からは公募制で募りつつ、社外では転職エージェントなどを活用していましたが、本領域に関する知見を持ち合わせつつ、新規商品企画・要件定義を行い、サービス実装後の顧客開拓や運営保守といった事業展開を一貫して担うことができる人財がなかなか見つかりませんでした。

何名か面接もしていましたが、決定打に欠けていた所に、パソナさんより熊須さんを紹介いただきました。ご経験とスキルが求める人財要件と合致していて、かつ面接を通じて、社風への相性も良いと分かり、採用に至りました。当社の事業フェーズに合う人財をご紹介頂けたと思います。

− 熊須さんのお仕事の様子・ご活躍状況について教えてください。

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)

鈴木様:現在、熊須さんには、モビリティシェアリングサービスを実現する「smart oasis for Carsharing」のリーダーを任せています。新規事業の部署は7名体制になっていて、その中で熊須さんは、課題を設定して解決していく推進力をチーム内で発揮いただいています。
その他にも、自律と責任感を持ち合わせていらっしゃるので、安心して業務を任せています。
今後については、組織を拡大すべく、熊須さんを中心にチームで成果を出していただき、新たに一緒に働く仲間を募りたいと考えています。

今までの経験を活かしながら、挑戦できる環境を探していた

− 今度は、入社された熊須さんにお伺いします。最初、パソナから紹介を受けたときのBIPROGY様の印象はいかがでしたか。

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 担当マネージャー 熊須 五朗様

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)パブリックサービス第一事業部 公共ビジネス部 第四営業所 担当マネージャー 熊須 五朗様

熊須様:パソナさんから求人をご紹介いただいた際に、旧社名の日本ユニシスは知っていましたし、当時私は自動車業界に勤務しており、異業界ではありますが、モビリティサービスにおけるデジタル分野で経験を活かして働くことができそうだなという印象はありました。

合わせて、当社のホームページもチェックしましたが、事業や組織・採用に関する情報量も多く、真面目で誠実な会社だなと思っていました。

実際に面接に案内され、鈴木さんともお話させて頂きましたが、面接前の期待通り印象が良く終始リラックスして選考に臨むことができました。
他の会社も選考に進んでいましたが、迷うことなく、当社に入社を決めました。

入社の決め手は、当時、国内初でEV領域に挑戦し、サービス提供している実行力と継続力であり、業務範囲も企画~運用まで全般に携われそうだという複数の魅力がありました。

なお、選考中はパソナさんや中島さんが親身にサポートしてくださり、履歴書、職務経歴書の添削や面接対策などを実施いただけました。
当時は2回目の転職活動でしたが、前回経験しなかった手厚いサービスがパソナさんにあり、大変有難かったと記憶しています。

− 現在、熊須様が取り組まれているお仕事について教えてください。

熊須様:私は今、多様な移動ニーズに合わせてモビリティシェアリングサービスを実現する「smart oasis for Carsharing」を開発~販売しています。主に、日産自動車株式会社様や、出光興産株式会社様にシステムをご利用いただいてます。

− 熊須様の今後の展望について教えてください。

熊須様:2023年11月に、キーロッカー機能を提供開始しました。
今後も、新たな機能開発や他社との提携、データの利活用に取り組みます。
利用者の利便性を高めるためではなく、温室効果ガス排出削減や脱炭素社会の実現に向けて貢献したいですね。

− 御社の今後の人財採用における展望を教えてください。

樋口様:今、社会全体が変革すべき時に直面しており、経営側も意識して社内にも次第に浸透してきています。その1つの表れとして、会社の商号を2022年に「日本ユニシス」から「BIPROGY(ビプロジー)」に変えました。会社として変革のメッセージを社外に向け発信し、新たな領域に取り組んで変革に向かっていく大転換期を迎えています。

そこに向けた我々の最大の資産は人です。
女性、外国人、障がい者などの多様性を持った人財が増えている中で、イノベーションを生み出していくための施策を積極的に推進しています。
パソナ様にはぜひ、これからも必要不可欠な人財の採用について今回のようにご支援いただき、我々が目指す企業理念の実現へご協力いただくことを引き続き期待しています。

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パソナ担当コンサルタントからのコメント

株式会社パソナ 中島 至聖
株式会社パソナ
中島 至聖

同社が異業界からの採用を積極的に推進する背景の一つに人月仕事に頼らない「オファリングビジネス(業種をまたがる企業に提供するプラットフォームサービス)」の推進がございます。熊須様が携わる「smart oasis」はまさしく同社のオファリングビジネスの代表例であり、ビジネスモデルの変革により同社の営業利益率は10年で大きく向上しました。
今後も同社の変革を推進できるよう、パートナーとして共にご支援をさせていただきたく存じます。

同社が異業界からの採用を積極的に推進する背景の一つに人月仕事に頼らない「オファリングビジネス(業種をまたがる企業に提供するプラットフォームサービス)」の推進がございます。熊須様が携わる「smart oasis」はまさしく同社のオファリングビジネスの代表例であり、ビジネスモデルの変革により同社の営業利益率は10年で大きく向上しました。
今後も同社の変革を推進できるよう、パートナーとして共にご支援をさせていただきたく存じます。

企業プロフィール

1958年に創業されたBIPROGY株式会社(以下、BIPROGY)。これまでシステムインテグレーターとして顧客課題を解決し、社会の産業を支えるシステム構築に力を注いできた。社会全体が変革すべき時期に直目しており、世界でボーダレスに社会課題の解決を目指す企業へ生まれ変わるためにユニシスからBIPROGYへ社名を変更した。

採用成功事例インタビュー BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)

会社名
BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)
所在地
東京都江東区豊洲1丁目1−1
創業
1958年3月29日
代表者
代表取締役社長 齊藤 昇
売上高
3,701億42百万円(2024年3月期 連結)
従業員数
8,218名(2024年3月31日現在 連結)


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