アロマレシピ 6月号 ~短時間でできるセルフトリートメント☆スカルプケア編~

アロマセラピーブログ☆日常にアロマをとりいれてみませんか?


パソナ・千葉
2020年6月30日

パソナ・千葉で開催している人気講座☆アロマセラピー講座の担当講師の滝口先生より6月のアロマレシピが届きました♪
今月は、短時間でできるセルフトリートメント スカルプケア編をご紹介☆
植物油を使ってトリートメントオイルを作ってみませんか?

みなさま、こんにちは。
梅雨の季節に入り、あちらこちらで紫陽花が優しい色で咲いています。
雨が多く、鬱陶しく感じてしまうこの時期ですが、
紫陽花を始め優しい色の植物は見る者を穏やかにさせてくれますね。
春からの緊張と不安の日々を過ごしていて、心と体に疲れを感じ、生活習慣の変化により、
肩の凝りや目の疲れ、そして髪のパサつきなどを感じている方も多いと思います。
私もその一人。いつもならば直ぐにボディケアやスカルプケアをするのに、やる気が起きない…。
そんな時は、精油の香りと植物油の栄養を助けにセリフトリートメントをしています。

今月は、短時間でできるセルフトリートメント スカルプケア編をご紹介いたします。
先月もご紹介しましたが、精油を肌に使う場合は、必ず希釈(薄めて使用)します。希釈の為の材料は「基材」と呼びますが、今月は植物油を使ってトリートメントオイルを作ってみましょう。

「植物油って、お料理で使う油のことかしら」と思われる方もいらっしゃると思いますので、アロマセラピートリートメントで利用する「植物油」についてお話しましょう。

植物油(キャリオイル)

植物油は植物から作られた油で、ビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいます。精油の原液は肌に対して刺激が強いので、そのままでは肌に使うことはできません。植物油は精油となじみやすく、肌への浸透性が良く、精油の成分を皮膚の表面から真皮と呼ばれる層まで運び、毛細血管からの吸収を高めます。精油を体内に運ぶ(キャリア)という意味で、アロマセラピーではキャリアオイル・ベースオイルと呼んでいます。

※アロマセラピーで利用するキャリアオイルは、食品油を使用せず、アロマセラピー専門店で扱っているキャリアオイルを使用しましょう。

ヘアトリートメントオイル(スカルプケア)に利用されるキャリアオイル

●ホホバオイル

浸透性が高く、伸びの良い使用感からすべての肌タイプの方にお勧めのキャリアオイルの一つ。
成分的には、オイルではなく、液体ワックスですが、酸化しにくく長く品質を保つことから、基材としてよく使われます。

●アルガンオイル

ビタミンEやカロチンを始めとする栄養が含まれているので、傷んだ毛髪への栄養を与え、乾燥から守る働きがあります。特有の匂いがあります。

<保存方法>
冷暗所で保存します。開封したあとは、酸化が進むため、なるべく早く使い切りましょう。

ヘアケアについて

髪はミネラルとタンパク質の一種であるケラチンからできて、皮膚の一部なので、同じように人種によって色素や本数、太さなど様々なタイプに分かれます。
髪のトラブルは遺伝による先天性のものもありますが、ライフスタイルやストレス、疲労などが原因となる場合も。特に長期にわたるストレスは、髪にとっては大敵。長い間の緊張により頭皮の筋肉が硬くなると、頭髪の毛根に栄養が行き渡らなくなり、抜け毛や乾燥、ツヤが失われることなどトラブルが現れます。
健やかな食生活とストレスの軽減、そしてご自分にあったお手入れをすることで、髪が強くなりつややかさを取り戻すことができるでしょう。
美しい髪になるには頭皮から健康になることが大切。簡単なスキャルプケアを実践してみましょう。

スキャルプケア用オイルの作り方(10ml 約2回分)

≪材料≫
キャリアオイル 10ml
精油 1~2滴(濃度 0.5~1%)
*保存する場合は、遮光性のある瓶を利用してください。


≪作り方≫
1.香りが決まったら、キャリアオイルをビーカーに入れます。
2.1に精油を入れて、まめさじ等でかき混ぜます。
3.ビーカーから遮光瓶に移し替えます。
4.使った日付をシールなどに書いて貼っておきます。
5.使う前には、よく瓶を振りましょう。


≪使い方≫
1.オイルを手のひらになじませてから、髪につけ、頭全体を優しくほぐします。
  髪の中に指を入れて、指の腹を頭皮にぴったりとつけて、円を描くようにさすります。
  ※頭頂部に容器からオイルを直接つけないようにしましょう。
2.毛先に手に残ったオイルをなじませます。
3.オイルをつけた髪を水で濡らす前にシャンプーを手で泡立て髪にゆきわたらせてしっかりと洗います。
  残っているオイルを完全に取り除くためにもう一度シャンプーをします。その後に、髪を乾かします。

※パッチテストを行いましょう
作ったトリートメントオイルを二の腕の内側など皮膚の柔らかい部分に塗り、そのまま24~48時間程度放置して肌の状態をチェックします。赤くなったり、発疹、かゆみがでたら、使用は控えましょう。肌への刺激の強さは精油によって違うので、ご自分の肌にあった精油を使うようにしましょう。

※保管について
作ったオイルは冷暗所で保管して、1か月で使い切りましょう。つぎ足しは絶対にしないように。

おすすめの精油

髪のパサつきが気になるとき(頭皮への血行を意識して)

講師のご紹介

滝口 なつ子 先生(アロマセラピスト、講師)

IFA(国際アロマセラピスト連盟)認定アロマセラピスト
日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター、アロマブレンドデザイナー

会社員を経て、現在はアロマセラピスト・講師として様々なフィールドで活動。
2008年よりパソナ千葉でアロマ講座を行い、それ以降はパソナ木更津などでも講座開講。
ニールズヤードレメディーズでも専任講師を行っている。

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