アロマレシピ 5月号 ~身近な材料で☆楽しいアロマバスタイム~

アロマセラピーブログ☆日常にアロマをとりいれてみませんか?


パソナ・千葉
2020年5月13日

パソナ・千葉で開催している人気講座☆アロマセラピー講座の担当講師の滝口先生より5月のアロマレシピが届きました♪
今月は、手に入れやすい材料で楽しむアロマセラピーのレシピをご紹介☆
シンプルにアロマセラピーを取り入れて、リフレッシュしませんか?

みなさま、こんにちは。
風薫る5月に入り、木々の緑の鮮やかさや色とりどりの花に癒され、例年ならば気持ちよく過ごせる季節なのですが、先行きが見通せない状況の中、不安な気持ちの方も多いかと思います。
5月の講座は夏に向けての香りのご紹介でしたが、今回も中止となり、お申し込みを頂きました皆様には感謝とお詫びを申し上げます。

今月も、ご自宅でできるアロマセラピーを少しご紹介いたします。
精油を肌に使う場合は、必ず希釈(薄めて使用)します。
希釈の為の材料のことを「基材」と呼び、肌質や用途に合わせて選んで利用します。
例えば、植物油、エタノール、水、ハチミツ、ミツロウなど・・・・。
身近な物ではありますが、今は手に入りにくい材料も多く、外出自粛の時。
5月は、皆様が手に入れやすい材料で、アロマセラピーを楽しんで頂けるレシピをご紹介いたします。

楽しいアロマバスタイム♪

アロマバス(沐浴法)とは・・・
精油を天然塩やバスオイルに混ぜてお湯に入れ、香りを楽しみ、肌からも成分を吸収する方法。シンプルですがアロマセラピーを十分に楽しめる活用法です。

※妊娠中のアロマバスは控えましょう。

【全身浴】
肩までお湯につかる入浴方法。
精油を原液のままお湯に入れるのではなく、基材に希釈してからお湯に混ぜるようにしましょう。

アロマバスソルトの作り方(1回分)

≪材料≫
天然塩 大さじ2杯、精油 1~5滴

≪作り方≫
1.天然塩に精油を1~5滴加えて、よくかき混ぜて、できあがり!
*天然塩…精製されていない自然の塩。血流を促し、発汗作用が期待できるので、バスソルトに向いています。

≪使い方≫
お湯のはった浴槽に、作ったアロマバスソルトを入れたら、お湯をよくかき混ぜてから入浴します。

バスポムの作り方(1回分)

≪材料≫
重曹 大さじ3杯、クエン酸 小さじ5杯、ハチミツ 小さじ1杯、精油 1~5滴

*重曹(炭酸水素ナトリウム/重炭酸ナトリウム)・・・・・無臭・白色の粉末で弱アルカリ性。医薬品・食用・工業用のグレードに分かれますが、アロマセラピーでは医薬品グレードのものを使用します。
肌を滑らかに、お湯の感触をやわらかくする作用があります。
*クエン酸・・・‥柑橘系の果実などに含まれる有機酸。重曹と組み合わせると発泡入浴剤ができます。

≪作り方≫
1.重曹、クエン酸をビニール袋に入れて、袋をよく振って混ぜ合わせます
2.1にハチミツをくわえ、好みの精油を加えて軽く混ぜ合わせます。
3.2のビニール袋の口を閉じて、手で揉むように練り、形よく丸めます(おにぎりを作る要領で、袋を破かないように)。
4.形よく丸められたら、ビニール袋から出し、乾かします。

※約1時間程度で固まりますが、湿度や温度によって多少違いがあります。
※水分にふれると発泡してしまうので、濡れた手で触れないようにしましょう。

≪使い方≫
浴槽にお湯をはり、入浴時にバスボムをいれます。
浴槽から出る時は、シャワーなどで体を軽く洗い流してください。

バスソルトとバスボムの使用上の注意

※肌に合わない場合は、流水で洗い流して使用を止めましょう。
※香りは揮発するので、早めに使いましょう。
※浴槽によっては変質の原因になることから使用できない場合もあります。
※残り湯を洗濯には使用しないで下さい。

もし重曹が余ってしまったら、こんな活用法もあります♪

アロマ消臭剤として、容器に重曹と精油を入れてよく混ぜて、
部屋やクローゼット、靴箱において香りを楽しみます。
倒しやすいので、容器に通気性の良い布をかぶせると良いでしょう

ゼラニウムとベチバー
リラックスと虫よけに☆

アロマバスにおすすめの精油

■リラックスしたいときのおすすめ精油■
 イランイラン、オレンジ、カモミールローマン、ゼラニウム、マジョラムスィート、ラベンダーなど

■気分をひきしめたいときのおすすめ精油■
 サイプレス、ジュニパーベリー、ベルガモット、ローズマリーなど

■冷えやむくみが気になるときのおすすめ精油■
 グレープフルーツ、ジュニパーベリ、ゼラニウム、フランキンセンス、ローズマリーなど

沐浴法には、全身浴の他に部分浴があります☆

【手浴】
洗面器のお湯に手首から指先をつける方法。体を温めるので、肩こりやストレスケアにおすすめです。
洗面器に少し熱めのお湯を入れて、精油(1~3滴)を入れてよく混ぜます。
その中に両手を開いて手を浸します。

【足浴】
洗面器やバケツなどのお湯にくるぶしの上あたりまで足をつける方法です。
体を温め、足のむくみやしもやけなどのトラブルにもおすすめです。
洗面器やバケツなどに足首まで浸かる位のお湯を入れて、精油(1~3滴)を入れてよく混ぜます。
その中に足を浸します。下半身を膝掛けやバスタオルなどで包むと温めの効果がアップします。

アロマバスを行う時の注意

安全に楽しく利用するために、ご自身の体調に配慮して精油や活用法を選びましょう。

※肌に合わない場合は、流水で洗い流し使用を中止してください。
※精油の香りや強さによって、滴数を調整してください。
※精油は水に溶けないために、お湯に入れる時はよく混ぜましょう。
 手浴や足浴でも天然塩などに混ぜて使用してもよいでしょう。
※柑橘系やスパイス系は皮膚刺激を感じることがありますので気を付けましょう。
※やけどに注意して下さい。

精油を取り扱う時の注意

※原液を直接肌につけないでください。精油が肌についた場合は、流水で洗い流しましょう。
※芳香浴をして気分が悪くなったら、換気をして使用を中止してください。
※飲用しないでください。
※精油を目に入れないで下さい。
※火気の近くで使用しないでください。
※高齢者や既往歴のある方、病気やアレルギーのある方、皮膚の弱い方、妊産婦、子どもやペットは、精油の種類や滴数など十分注意して下さい。

講師のご紹介

滝口 なつ子 先生(アロマセラピスト、講師)

IFA(国際アロマセラピスト連盟)認定アロマセラピスト
日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター、アロマブレンドデザイナー

会社員を経て、現在はアロマセラピスト・講師として様々なフィールドで活動。
2008年よりパソナ千葉でアロマ講座を行い、それ以降はパソナ木更津などでも講座開講。
ニールズヤードレメディーズでも専任講師を行っている。

ご登録のご予約は、ご来社不要の『Web面談』で受付中!

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
現在、千葉を含む首都圏登録拠点では、ご来社による登録受付を見合わせております。
ご登録は、ぜひWeb面談にてご予約ください。

パソナ・千葉 おすすめのお仕事情報!