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コア業務・ノンコア業務の違いと仕分け方|具体例でわかる業務効率化のポイント 

コア業務とは、企業活動の中心的な役割を担い、直接的に価値創出や競争力の強化につながる中核的な業務を指します。一方で、事業運営を支える定型的・補助的な業務はノンコア業務に分類されます。近年、人材不足が深刻化するなか、ノンコア業務にリソースがとられ、コア業務へ十分な時間と人材を投入できない企業も少なくありません。 

限られた経営資源を有効に活用するためには、ノンコア業務を効率化し、社員がコア業務に集中できる環境を整えることが重要です。業務プロセスの見直しや外部リソースの活用(アウトソーシング)は、その有効な手段といえるでしょう。 

この記事では、コア業務の具体例やノンコア業務との違いをはじめ、定型業務を効率化すべき理由やその手法について詳しく解説します。 

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4ステップで進める業務効率化

業務効率化を進めるにあたっては、まず現状を整理しそのうえで問題把握、業務分析を行います。その上で解決難易度の整理を行い検討・実行するのが基本です。

  • STEP1 現状整理
  • STEP2 業務分析/問題把握
  • STEP3 解決難易度の整理
  • STEP4 解決策の検討と実行

業務効率化施策の実行は、状況に応じて複数の施策を組み合わせることが大切です。課題に適した戦略的アプローチのための、具体的な進め方をご紹介します。

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コア業務とノンコア業務 

業務には大きく「コア業務」と「ノンコア業務」の2つに分けられます。 

コア業務とは、企業の競争力や利益創出に直結する中核的な業務を指します。これに対し、ノンコア業務は事業運営に欠かせないものの、直接的な収益にはつながりにくいサポート的・定型的な業務のことです。 

人材不足の影響により、ルーティン化されたノンコア業務が増え、コア業務に十分なリソースを割けない企業も増えています。こうした課題を解決するには、まず自社の業務をコア業務とノンコア業務を分類し、重要度に応じてリソースを再配分することが必要です。そのうえで、ノンコア業務の効率化やBPOの活用を進めることが、全体の生産性向上につながります。 

コア業務とノンコア業務の特徴 

コア業務は、臨機応変な判断を必要とし、利益を生み出す戦略や新たな価値を創出するための業務です。企業独自の業務で責任を伴うため、外部に任せづらいという特徴があります。業務の定型化がしにくく再現性が低いため、経験や能力、ノウハウのある社員が直接業務に集中できる環境をつくることが企業を成長させる鍵となるでしょう。 

一方、ノンコア業務は定型的・補助的な業務が多く、BPOなどの外部委託を活用することで業務効率化やコスト削減を比較的容易に実現できます。 

近年、管理部門は単なる管理業務にとどまらず、企業成長を支える重要な位置づけを担っています。その流れのなかで、より戦略的な業務に移行すべきという考えが広まり、「戦略人事」や「戦略総務」といったキーワードがトレンドとなっています。 

関連記事戦略総務とは?~縁の下の力持ちから、攻める総務へ~

コア業務とノンコア業務の具体例 

コア業務とノンコア業務の具体例を下表にまとめました。 

このように、各部門の業務にはコア業務とノンコア業務が混在しています。外部委託を検討する場合は、どの業務がコア業務・ノンコア業務に該当するかを整理し、自社で担うべき業務と外部に任せられる業務を明確に区別することが重要です。 

関連記事:人事業務の負担を減らすための効率化とは?まず初めに取り組むべき業務の細分化

コア業務集中がもたらすメリット 

コア業務へ集中することで、生産性の向上や新たなアイデアの創出など、多くのメリットが得られます。限られた人材や時間をコア業務へ優先的に配分することで、戦略立案や意思決定の精度が高まり、企業の競争力強化やイノベーションの促進につながります。 

さらに、コア業務に十分なリソースを確保できるようになると、ワークフローや人員配置の最適化を進めやすくなり、業務プロセス全体の効率化も期待できます。結果として、より付加価値の高い業務へ注力できる環境が整い、中長期的な企業価値の向上や新たなビジネス機会の創出にも寄与するでしょう。 

コア業務とノンコア業務の仕分け方 

コア業務とノンコア業務を適切に仕分けるには、一定の基準に沿って業務を整理することが欠かせません。ここでは、仕分けを行う際のプロセスと判断のポイントを解説します。 

既存の業務の洗い出し 

まずは現状を正確に把握するために、業務プロセスを細分化し、既存の業務をすべて洗い出します。その際は、ワークフローや一覧表を作成し、現場の社員にも確認してもらうなど、可能な限り漏れのない形で業務を可視化することが重要です。洗い出した業務については、発生頻度・難易度・必要なスキル・担当部署などの項目を整理します。 

BPOを活用する場合でも、業務の全体像や委託範囲が不明確では適切に切り出すことができません。事前に自社業務の棚卸しと可視化を行い、外部活用の前提を整理しておきましょう。 

標準化しやすい業務か 

洗い出した業務内容が「標準化・マニュアル化できるかどうか」は、コア業務とノンコア業務を区分する大きな判断軸になります。手順が明確で、一定のルールやフォーマットに沿って進めれば誰でも対応可能な業務は「ノンコア業務」に分類されます。こうした業務ほど外部委託やツール導入との相性がよく、効率化や自動化による効果を発揮しやすいのが特徴です。 

経験・スキルが必要な業務か 

「専門的な知識や経験、スキルが必要かどうか」も、仕分けの際に重要な判断基準となります。業高度な専門知識や経験に基づく判断が必要になる業務は「コア業務」に該当します。特定の担当者やチームでなければ対応できない業務は、外部委託が難しく、むしろ企業価値を支える重要な領域として内製化を維持すべき業務です。 

4ステップで進める業務効率化

バックオフィス業務のムダや非効率を整理。業務をスムーズに進めるための改善ポイントをステップ別にまとめました。

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ノンコア業務の効率化が必要な理由 

労働人口の減少により採用難が続くなか、十分な人員を確保できず、少人数での運営を余儀なくされる企業も増えています。限られたリソースで成果を最大化するためには、業務の生産性を高め、効率的に進めることが欠かせません。 

ここでは、企業がノンコア業務を効率化すべき理由について解説します。 

関連記事人手不足な業界や職種は?背景と企業が取るべき対策とは?

コスト削減につながる 

ノンコア業務を非効率なまま放置すると、直接利益を生まない業務に時間と人手を費やし、人件費や設備費などのコストが増加します。これに対し、ノンコア業務を効率化すれば、作業時間を短縮できるうえ、経営資源をより生産性の高い領域に再配分できます。さらに、業務負荷が軽減されることで社員の働きやすさやモチベーションが向上し、結果的に全体の業績改善にもつながります。 

業務品質の向上が期待できる 

ノンコア業務の標準化・マニュアル化を進めることで、誰が担当しても一定の品質を保てる業務フローを構築できます。その結果、人的ミスが減り、社内全体の業務品質向上につながります。 

また、BPOを活用して専門スキルをもつ外部のプロフェッショナルに委託すれば、より高品質かつスピーディー対応が可能です。法改正や制度変更への対応も迅速に行えるため、少人数運営の企業にとって大きな安心材料となります。 

人材不足解消につながる 

人材不足が深刻化するなか、担当者が定型的なノンコア業務に追われ、コア業務に集中できないケースは少なくありません。BPOを活用してノンコア業務を効率化すれば、限られた人員でも安定した業務遂行が可能になります。 

また、ノンコア業務のために新たな人材を採用するよりも、外部リソースを活用したほうが、低コストで高品質な業務運営を実現できます。 

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ノンコア業務効率化の方法 

ノンコア業務を効率化するには、まず現状の業務内容を整理し、その特性に応じて最適な手法を選択することが重要です。以下では、代表的な3つの方法を紹介します。 

業務の標準化 

同じ業務を複数の部署が異なる方法で対応している場合、作業手順を統一しマニュアル化することで、作業のばらつきを抑え、ミス防止や工数削減を実現できます。業務の標準化を進めることで、複数の事業部やグループ会社に分散していた業務を集約する「シェアードサービス化」も検討しやすくなり、全社レベルでの効率化につながります。 

関連記事シェアードサービスとは?対象業務やメリット、注意点、導入ステップなどを解説

システム・ツールによる自動化 

一定のルールに沿って進められ、担当者の判断をあまり必要としないノンコア業務は、システムやツールによる自動化が効果的です。例えば、社内外からの定型的な問い合わせ対応にはチャットボット、データ入力や帳票作成などのパソコン作業にはRPA(RoboticProcessAutomation/ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が有効です。これにより、業務時間・工数・人的ミスを大幅に削減し、より戦略的なコア業務に時間を振り向けることができます。 

関連記事人事DXの正しい進め方とは?具体的な成功事例をもとにした導入マニュアルを公開

BPOなど外部リソースの活用 

BPOなどの外部リソースを活用し、ノンコア業務を専門会社に委託する方法も効果的です。BPOを導入することで、これまでノンコア業務に費やしていた人材・時間・コストを高付加価値なコア業務へ再配分できます。 

BPOの事業者には得意分野があるため、委託する業務内容に応じて最適な委託先を選定することが重要です。 

【BPOの対象部署と業務例】 

  • 人事部:給与計算、海外駐在員管理、年末調整、RPO(採用) 
  • 総務部:受付対応、メール室運営、株主総会運営、文書管理、社内問い合わせ対応 
  • 経理部:経費精算、売掛・買掛管理 
  • 営業部:受発注処理、営業代行 
  • 情報システム部:社内ヘルプデスク、アカウント管理 
  • その他:コールセンター、データ入力など 

BPOの対象業務は、主に定型的で間接的なノンコア業務です。こうした業務を外部委託することで、単なる工数削減にとどまらず、業務品質の改善やサービスの付加価値向上、さらには収益拡大といった戦略的効果も期待できます。 

関連記事BPOとは?アウトソーシングとの違いやメリット・デメリット、会社選びのポイントを簡単に解説 

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まとめ 

ノンコア業務の効率化は、人材不足やコスト増加といった課題を解消し、企業が限られた経営資源を有効に活用するための重要な取り組みです。業務の標準化やシステム・ツールによる自動化、さらにはBPOなどのアウトソーシングを活用することで、より付加価値の高いコア業務に注力できる環境が整い、企業競争力の強化や持続的な成長につながります。 

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