乳がんに関する病院・医師選び
Hospital and doctor
乳がんが気になったり、疑いがある場合は、どのような病院に行けば良いのでしょうか?
また、どのような先生に診てもらえば良いのでしょうか?
乳がんの治療法は、個人の症状によって差異が生じることはもちろんですが、それに加え、医師や病院の設備等によっても違いがでてしまうことが現状です。そのため、主治医が違えば、治療法も異なってくる場合があります。
今回は、乳がん治療に基本的に良いと考えられている病院選び、また主治医選びの方法について考えてみましょう。
Point1 : 病院は必ず“乳腺外科”または“乳腺科”“専門外科”のあるところに行きましょう。
病院について
乳がんは、“乳腺外科”乳がん専門医が診察する病気です。最近は、乳腺外科という名称ではなくても、乳がんの専門医がいるところも多くなっていますので、病院に聞いてみましょう。また、よく「良い病院」=「手術例の多い病院」または「温存率の良い病院」と思われがちですが、それだけで一概に病院側に過度な期待を抱くことは良いこととは思えません。たとえば、公表していないだけで相当数の手術例のある病院もあり、どれだけ乳房の形が変わろうと、全摘出をしなければ「温存例」としてカウントする場合もあります。乳がん治療に関するこうした数字はもちろん、ご自身で収集した情報やまわりの方の意見なども参考にしましょう。
医師について
乳がんを専門に診察する医師として、日本乳癌学会が“乳腺専門医”を認定しています。乳腺専門医とは、まず乳腺認定医の資格を有し、一定数の診療経験と、論文や口頭試問に合格して資格が与えられます。
このことからも、乳腺専門医は知識も経験も豊富な医師といえます。
Point2 : 不安を受けとめ、親身になってくれるか?"
病気のこと、治療のこと、費用のこと、今後の生活のこと・・患者にとって、主治医の方に聞きたいことは山のようにあります。また、自分の病気を知るためにも、質問をすることはとても大切です。このとき、主治医の方が私たちの不安をきちんと受け止め、どれだけ親身になってくれるかということも、大切なポイントと言えるでしょう。 大病院だから、最初の診断医だったから、または診断医に紹介された医師だから・・などという理由のみで主治医を決めるのではなく、最終的に、自分が生涯つきあっていけるかどうかという目線で、ご自身できちんと主治医を選ぶようにしましょう。
医師選びチェックポイント
- 患者にとって、わかりやすく症状を説明してくれるか?
- どんなにしつこく質問しても、いやがらずにきちんと答えてくれるか?
- 患者を見下すような態度がないか?
- セカンドオピニオンを受けたい場合、資料(検査したデータ等)を貸してくれたり、協力的な態度があるか?
乳がんは、定期検診を続けていれば早期発見の可能性も高くなります。
「まだ大丈夫」「私は大丈夫」などと過信することなく、必ず年に一度は健康診断とあわせ、乳がん検診を受診するようにしましょう。
- 参考文献:リスミンの乳がん日誌・乳がんのここカラダ
乳がん検診の受診を推進します
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