おすすめ特集・コラム【2025年10月版】業界別・職種別の求人倍率を解説

PASONA

  • 人材紹介(中途採用支援)

【2025年10月版】業界別・職種別の求人倍率を解説

株式会社パソナが運営するハイクラス採用支援・全国地方採用支援に強みを持つ人材紹介サービスにて、業種別・職種別の求人倍率を算出し、”パソナ転職市場レポート”を発表します。このデータは、最新の業種毎・職種毎の転職市場における需給トレンドを表すものです。 

今回2025年10月版の情報をまとめており、全体データだけではなく、”11業界・9エリア“のデータを一括ダウンロード出来る資料もご用意しています。 

業界別・エリア別で転職市場の動向を探る【転職市場レポート】

業界によって有効求人倍率や採用難易度は異なります。採用活動が激化している昨今、採用募集を開始される際には、業界内の動向も参考にしていただくことをお勧めします。

  • 転職市場動向(全体)
  • 市場全体/有効求人倍率・倍率
  • 職種別・業界別の求人動向
  • 業界毎×職種別の平均年齢・平均年収
  • 全国・地方エリアの動向

パソナよりお届けする最新情報をぜひお役立てください。

資料のダウンロードはこちら

2025年10月版 転職市場の概要 

全体求人倍率:1.91/全Q比-0.21/昨年対比-0.06 

ハイキャリア求人倍率:2.56/全Q比-0.25/昨年対比-0.12 

2025年10月時点の転職市場は、採用過熱期(2023〜2024年)からの明確な調整局面へと移行しています。求人倍率は全体・ハイキャリアともに前四半期比で低下したものの、前年比ではほぼ横ばいで推移しており、売り手市場は依然として強い状況にあります。 

(1)全体:1.91倍(前Q比 -0.21/前年同月比 -0.06) 

2025年10月版の全体求人倍率では、1.91倍と依然高いものの、前四半期から「-0.21p」と大きく低下しました。2024年は採用が活発化し、多くの企業が人材獲得強化に動かれた時期でしたが、その反動が2025年は落ち着きつつあります。特に景況感の不透明さ(円安長期化、世界的な金利高止まり、企業の投資判断の慎重化など)が複合的に作用し、採用意欲が「加熱状態から適正化」へと移行しているでしょう。 

(2)ハイキャリア:2.56倍(前Q比 -0.25/前年同月比 -0.12) 

ハイキャリア領域は2.56倍と依然高い需要を示しますが、減少幅は全体よりも大きい傾向です。“攻めの専門人材”の採用投資が2023〜2024年に大きく伸びたことで、企業側で採用要件を見直す動きが出ている。 

背景としては次の要素が大きいです。 

  • 企業の投資判断の慎重化 
  • 採用要件の厳格化(より即戦力性を重視) 
  • 採用→育成・定着へのシフト(社内人材の再活用) 

これらを踏まえると、ハイキャリア領域は「高水準だが厳選採用」に移行しており、量から質への本格的な転換期に差し掛かったと言えます。 

職種別の求人倍率の推移 

「二極化」が鮮明に表れている 

2024年10月版~2025年10月版の求人倍率の数位を見ると、職種によって“伸びている領域”と“落ち着いている領域”が明確に分かれています。 

 前四半期比で伸びている職種 

  • 営業系:1.66(+0.00/前年 +0.17) 
  • メディカル系専門職:1.51(+0.03/前年 +0.13) 
  • コンサル/士業:2.10(+0.06/前年 +0.45) 
  • 建築・土木系専門職:3.41(+0.50/前年 +1.47) 
  • アパレル・雑貨・日用品系:1.02(+0.07/前年 0.00) 

 上記の5領域は 前年・前四半期ともに上昇しており、 今後も、人材不足の影響は続きそうです。 

 前四半期比で落ち着いている職種 

  • 管理/企画/事務:2.12(-0.08) 
  • 製造系専門職:4.19(-0.12) 
  • IT/通信/インターネット:4.00(-0.16) 
  • 金融・不動産系:1.32(-0.01) 
  • サービス:1.20(-0.01) 
  • クリエイティブ:1.20(-0.11) 

特に低下が大きいのは 「①IT・通信・インターネット ②製造系専門職種 ③クリエイティブ」でした。なおIT・通信・インターネットと製造系専門職は引き続き求人倍率が4倍と非常に高く、各社での採用競争が続いています。 

市場全体の需給バランスは落ち着いている一方、「伸びる領域」と「選抜化される領域」の差が拡大中。2025年の特徴は“全体低下ではなく構造変化による部分的な伸び”が見られました。 

業界別の求人倍率の推移 

2024年10月版~2025年10月版の求人倍率の数位を見ると、前Q比では殆どの業界で数値の低下がみられますが、前年比でみると、コンサルティング・監査法人・各種事務所以外は、求人倍率は上昇しています。コンサルティング業界が減少傾向にある背景は、 

  • ・生成AI(特にGPT系)の活用による業務効率化で、調査、資料作成、分析の一部が大幅に短縮 
  • ・案件単価の見直しや企業側の外部投資抑制 
  • ・採用要件の高度化による採用人数の抑制 

といった構造変化があると考えられます。 

知的業務の領域は「量の採用」から「ハイクオリティ人材の厳選」へと移る過渡期にあるでしょう。 

まとめ:2025年転職市場は“過熱の落ち着き”と“質への転換”へ 

2025年10月時点の転職市場は、「採用過熱の正常化」と「質重視への転換」が同時に進む局面にあります。 

  • 市場全体・ハイキャリアともに前Q比で減速 
  • 一方で前年比では高水準を維持 
  • 専門職は構造的な人手不足が継続 

これらの要素を総合すると、採用市場は“適正化”した状態へ移行しており、企業の採用力の差がより顕在化するフェーズに入っているといえます。 

2026年に向けては、企業の人材投資と求職者のスキル変革がどれだけ進むかが、市場回復の鍵となります。 

次回は、2026年1月版の発行を予定しています。

▶転職市場レポートの一覧はこちら

日本全国 人材紹介のことならパソナにお任せ!

全国47都道府県全てに拠点をもつパソナでは、地方ならではの課題にも応じた採用手法をとっています。管理部門の採用実績、パソナの特長についてまとめました。

資料のダウンロードはこちら

日本全国 人材紹介のことならパソナにお任せ!

【転職市場レポート】最新版

業界によって有効求人倍率や採用難易度は異なります。採用活動が激化している昨今、採用募集を開始される際には、業界内の動向も参考にしていただくことをお勧めします。

資料のダウンロードはこちら

【転職市場レポート】最新版

パソナの人材紹介サービスの強み

パソナでは、各業界に精通したコンサルタントが採用成功までサポートします。特にハイクラス人材、管理部門人材の採用支援を強みとしており、実績数は年々増加中。 また、法人/転職希望者双方を一人のコンサルタントが担当し、精度の高いご紹介を実現することが出来ます。

サービス詳細はこちら

この記事を書いた人

斉藤史朗

斉藤史朗

株式会社パソナ マーケティング統括部
法人マーケティングチーム ユニット長 斉藤史朗

2015年に中途入社後、キャリアアドバンテージ事業本部(人材紹介部門)にて約7年間、IT/Web業界担当として法人営業・キャリアアドバイザーに従事。現在は法人マーケティングに携わる。主にコンテンツマーケティングの主担当として、ウェビナー・資料・コラム・サービスページなどの企画・制作を統括。また、中途採用、市場動向、健康経営、キャリア自律、人材育成、女性活躍など幅広い領域に精通し、その知見をもとに記事の内容を監修している。

Webからのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

資料ダウンロードはこちら

資料ダウンロード