導入事例

関東地方の某県庁

#DX人材 

関東地方の某県庁

業界
自治体
効果
DX人材育成

県庁内のDX推進に向け、
実践的な研修を通してDX人材を創出

課題

公的機関のDX推進が叫ばれている昨今、県庁内でもDX推進が大きな課題の1つでした。DXを進めるにあたり、まずは職員のITリテラシーを高めたいという担当者様のご意向があり、座学による研修だけではなく、実務で活かせるような研修を模索していました。元々、担当者様の部署ではMicrosoft製品のPower Platformを導入していたこともあり、Power Platformを活用したDX人材育成ができないか検討していました。

解決策

パソナテックからは、ITの基礎を固めるハンズオン(座学)研修を提案していました。しかし「実務で発揮できるスキルを身に付けられる研修にしたい」という担当者の希望があり、実際にアプリを開発するハッカソンをメインとする研修に変更しました。

座学研修で使っているテキストを事前課題として各々で行っていただき、1日目の研修では事前課題に対する質疑応答を行った後、ハッカソン研修に移りました。ハッカソン研修では業務フローを分析し課題を明確にしたうえで、課題解決に直結したアプリを開発していただきました。今回は、広報部における「掲載素材選定に関するアプリ」を作成することになりました。参加者が研修後も自力でアプリを開発できるように、Microsoft製品で完結できる範囲の内容とし、試作品完成に向けて作業をしていただきました。パソナテックの講師は必要に応じて逐一、QA対応、進捗確認を実施しました。

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「初心者にも易しく、手順通りに進めれば実現できる内容だったのでとてもわかりやすかったです。」
「通常業務のなかで効率化したい作業に対し、活用できる可能性を感じました。」
「今回参加した5名が、現業務を何とかしたいと思っている職員をサポートできる存在になれるように感じました。」
「他の職員にも『これくらいなら自分で実装できそう』という印象を持ってもらえるような展開を検討し、県庁内でMicrosoft製品の活用を普及していきたいです。」

パソナテック担当者の声

参加者皆さまがとても意欲的で、研修の時間以外に事前学習したり、アプリを開発する時間を確保したりされていたため、想定以上に実務で活用できるくらいの完成度の高いアプリを開発することができました。特に今回は、研修時間内で完了することは難しいと思っていましたが、全員が完成に近い形でアプリを開発されていたことに驚きました。
パソナテックからは研修後、参加者にリマインドとして学習状況やアウトプットできているのかなど、ヒアリングしていくことが大切であることを担当者様にアドバイスさせていただいています。
担当者様には、今回の研修で職員のITリテラシーを向上させることに成功したと感じていただいており、今後はPower BIを活用してデータを可視化していきたいという県庁としての目標もできたと伺っています。

期間

2022年7月20日、21日、28日の3日間
<内訳>
◇2022年7月20日:
 Power Platformハンズオン研修事前課題への質疑応答、
 業務フロー整理、目標設定、アプリデザイン

◇2022年7月22日:
 アプリ開発作業、QA対応

◇2022年7月28日:
 アプリ開発作業、開発内容発表

予算

1,000,000円/5名(2名と3名の2チーム)

※2022年10月1日、株式会社パソナテックは株式会社パソナを承継会社とする吸収分割を行いました。


関連サービス

今回ご紹介した事例に対してパソナでは以下のサービスで解決させていただいています。

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