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大量のExcelデータの「見える化」を実現!
分散した書類を集約する
課題
外資系不動産会社様は書類が多く、特にバックオフィスでは煩雑な紙の書類が整理しきれないために、契約書の発行に課題を感じていました。また、営業部からも書類をデジタル化させ、業務効率化を進めていきたいという要望が以前からあり、営業とバックオフィスの情報共有を双方からできるようにしていきたいという考えもお持ちでした。しかし、デジタル化実現に向けて動き出したいと思ってはいたものの、社内のIT人材のリソースが足りずなかなか実現できない状況でした。
解決策
社内で既に導入していたPower Platformを活用したいという思いがあり、Microsoft社のパートナー企業であるパソナテックにご依頼いただきました。ご担当者様は可視化されたいデータのイメージはお持ちだったので、パソナテックは、情報をまとめて分析することを得意とするPower BIを用いた一元管理のソリューションをご提案しました。
Power BIは、Microsoftが提供するクラウドサービス「Power Platform」の機能の1つで、各種データをまとめて分析することができるプログラミング不要なツールです。手始めに、Excelで管理していた「予算管理」「社員管理」「物流管理」の3つを対象に開発を開始しました。Power BIはアジャイル開発手法が適しているため、早めのリリースを目標にして、要件定義を兼ねたヒアリングを行ったあとに開発を進めていきました。リリース後、浮上する課題に対し、定期的に打ち合わせを実施し、カスタマイズを行いました。その結果、より実務で活用しやすい状態でデータの可視化ができるようになりました。お客さまのご要望は叶えたうえで、運用に関してはお客さま自身でPower BIを使用できるよう「最低限に」「わかりやすく」「簡単に」開発することに努めました。
お客さまの声
今まで社内で課題であった「デジタル化」に向けてようやく動き出すことができて、大変満足しております。今後は、データ可視化に最適なPower BIだけではなく、アプリを開発するPower Appsや業務を自動化するPower Automateの開発もお願いしようと思っています。
また、これまで時間を割くことができなかった業務に取り組むことができるようになり、とても助かっています。想定していた以上の成果を感じることができ、今後もMicrosoft製品をさらに活用していきたいと考えています。今回「デジタル化」に向けた一歩を踏み出せたと思うので、今後DXも視野に入れてAI導入なども検討していきたいと思います。
パソナテック担当の声
当初バラバラに管理されていたExcelにとても苦労されている様子が見て伺えました。今回は「Power Platformを活用したい」というお客さまのデータイメージが明確だったので、デジタル化実現までスムーズに進めることができました。引き続き社内のデジタル化だけではなく、DX推進を考えるお客さまのご要望に応えるべく、今後も的確なご提案をさせていただきたいと思っています。
期間
約3カ月
体制
1人
予算
600,000円/月
※2022年10月1日、株式会社パソナテックは株式会社パソナを承継会社とする吸収分割を行いました。
関連サービス
今回ご紹介した事例に対してパソナでは以下のサービスで解決させていただいています。