先輩スタッフに聞く!リアルお仕事インタビュー ~貿易事務編~

尼崎
2017年9月4日

※画像はイメージです

貿易事務について、就業のきっかけ、その魅力

今日は大阪市内の物流企業に派遣就業中、パソナスタッフのFさんを訪問してみました。
さっそく質問していきましょう。
まず、パソナにご登録されたきっかけは?

「友人からの紹介です。
それまでは別の派遣会社に登録していました」

Fさんはこれまで10年の貿易事務経験を積んでおられ、貿易のお仕事は一通りこなしておられる。
いわばベテランですよね。

「いえいえ、まだまだです(笑)」

ズバリ、貿易事務を始められたきっかけとは。

「30過ぎて、留学をしました。
戻ってから英語を使った事務がしたくて、小さな貿易会社に就職したのがきっかけです。
そこでは営業事務と経理事務、貿易事務などをしました。
貿易は一つ一つの仕事が完結するのが早い。
また、輸出入の手配や船の遅れなどを確認して、判断して。
自分の扱ったものがタイムリーに世の中の流通に反映されるスピード感とか、楽しいですね。
その後も短期の派遣で、貿易を主として事務をしてきました」

これまでご経験された事務の中でも、特に面白かった。

「そうですね。『不測の事態』しかない。
うまくいったらラッキー、みたいな(笑)
前に前に予測する」

そんなにトラブルがあるんですか!

「たとえば、悪天候で、船は着いたけど荷物が降ろせないこともある。
どの程度の雨なのか、続くのか。
それでももっていくかどうするか。
ヤードに留めてトラックを1日遅らせるか、その場合トラックの手配は可能なのか、
お客さんはキャンセル料払うより1日遅れた方がいいのか、
とか全部考えたうえで判断して提案します」

それをFさんが判断するんですか・・・責任重大ですね。

「ある程度分かるようになるまで10年かかりました。
それでも、企業や取り扱う商品、輸入・輸出といった要素によって変わるので、
覚えることはまだまだあります」

なるほど。
さすが専門事務の中でもスキルを問われる職種ですね!
今後、貿易事務をしたいと思う後輩スタッフさんにアドバイスをください。

「色んな人から幅広い知識を吸収できるようにしておいた方がいいと思います。
物事が思い通りに行かないことが多いので、トラブルなどを常に予測して、
考えながら仕事することが後々自分の力になると思います」

なるほど。常に不測の事態を予測して動くということですね。
仕事以外にも約に立ちそうなスキルですね。

Fさんは派遣先企業からも、
「必要な判断は勿論こちらに相談してくれるが、
それ以前の問題については自分で考えて動いてくれる。
社員でも、なかなかここまでできる方はいません。
本当に助かっています」
と、高い評価をいただいています。

今後の目標やビジョンなどはありますか?

「貿易事務は、一般事務よりスキルを活かして長く勤められるのが強みだと思います。
私は仕事は仕事、家庭は家庭として、将来的に目指すライフスタイルがあるので、
今後もプライベートと両立しながら派遣就業を続けていきたいと考えています」

ありがとうございました。
今後もご活躍をお祈りします!

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